被災地の企業ボランティアで注目のブリヂストン
こんなに気持ちのある人が大勢いることに、びっくりした。 東日本大震災の発生から3カ月以上が過ぎ、被災地では企業ボランティアへの注目が高まっている。5月の大型連休中には全国から大勢集まったボランティアの人たちが、その後急速に減少して全く手が足りない現状だという。このため、企業によるボランティア活動に対する期待が増しているというわけだ。 そこで目を引くのがブリヂストン。現在では名立たる企業が企業…
こんなに気持ちのある人が大勢いることに、びっくりした。 東日本大震災の発生から3カ月以上が過ぎ、被災地では企業ボランティアへの注目が高まっている。5月の大型連休中には全国から大勢集まったボランティアの人たちが、その後急速に減少して全く手が足りない現状だという。このため、企業によるボランティア活動に対する期待が増しているというわけだ。 そこで目を引くのがブリヂストン。現在では名立たる企業が企業…
「復興の一助に」、思い込めて 全国タイヤ商工協同組合連合会(五味光雄会長)が全国の加盟組合等から募った義援金が、東日本大震災で被災した岩手・宮城・福島・茨城各県の4組合に手渡された。五味会長、中村事務局長などが6月初旬以降、被災地に足を運び各県の理事長(副理事長)に贈呈したもの。同時に、タイヤ公正取引協議会からの見舞金も届けた。4県では地震による大きな揺れと大津波、原発事故といった具合に被害状…
被災地で車の6割が「不具合」――JAFの点検活動で判明 東日本大震災の被災地では、車両に不具合が認められるケースが多いことがJAF(一般社団法人日本自動車連盟)の点検活動で分かった。同連盟が5月13~28日、宮城県内の計7カ所で「マイカー無料点検サービス」を実施した結果、応急(補充)および要整備(補充の必要)と認められた車両は全体の6割以上を占め、その中でタイヤの「空気圧」と「摩耗・ひび割れ」…
被災地復興を願い、ハーレー1000台がパレード 全国のハーレーオーナーが集う国内最大級のオートバイイベント「第13回ブルースカイヘブン」が5月21日、22日に富士スピードウェイで開催され、2日間で約10000人が来場した。 このイベントは、ハーレーダビットソンジャパンが主催する公式イベントとして1998年にスタートした。ハーレー愛好家の交流の場となるだけでなく、新モデルの試乗会やトークショー、…
「宮城県組合は存続の瀬戸際」マイナスから再出発の組合員も 震災から2カ月が経った。「宮城県のタイヤ組合は組合自体が存続できるかの瀬戸際」――同組合の三川浩理事長は語る。震災で組合員43社のほとんどが被災し甚大な被害を受けたことが、次々にわかった。とくに石巻、気仙沼、多賀城などでは津波被害に遭い、店や自宅が流された人が大勢いる。何人か死亡者、行方不明者も出ている。「こんな時に理事長を務めているの…
震災から2週間、住友ゴム白河工場と東洋ゴム仙台工場から出荷再開 東日本の太平洋側を中心に甚大な被害をもたらした大地震と大津波の発生から2週間余りが経過した。いまだ避難所生活を強いられている人が大勢いる一方で、復旧作業が急ピッチで進められつつある。3月22日に福島県白河市の住友ゴム工業白河工場が生産を再開したのに続き、23日には宮城県岩沼市の東洋ゴム工業仙台工場が生産を再開、翌24日に無事、震災後…
東洋ゴム工業仙台工場~仙台港間を走行 タイヤの輸送に欠かせないコンテナ。現在、国内では長さ約12.2mの40ft(フィート)背高コンテナが主流だが、輸送コスト削減による国際競争力向上のため、新たな取り組みが始まった。 東北の産学官でつくる東北国際物流戦略チームは11月16日から20日の5日間、仙台塩釜港から東洋ゴム仙台工場(岩沼市)間で「45ft国際海上コンテナ輸送実験」を実施した。公道を使用…
装着車への適切な対応を啓発 車両総重量がおおよそ12トン以上の大型車のホイール規格が、日本特有の「JIS方式」から国際規格である「新・ISO方式」に切り替わった。大型車メーカーが昨年7月に合意し、今年春以降に発売された対象車両のすべてが、この新・ISO方式ホイールを装着している。貨物用普通車の平均車齢からみて、少なくとも今後10年以上はJIS方式とISO方式、新・ISO方式の車両が市場に混在する…