値上げ、事業拡大、法令遵守の取り組み――2017年を振り返る
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値上げ、事業拡大、法令遵守の取り組み――2017年を振り返る

 国内外で様々な出来事があった2017年も残すところ僅か。今年は海外では景気の回復が見られた一方、国内に目を向けると、日本を代表するような企業で不祥事が相次いで発覚したほか、多くの産業で人手不足に拍車がかかるなど不安定な要素は増している。こうした状況下、タイヤ業界にとっては、どのような1年だったのか――。 ■値上げに揺れた国内市販タイヤ市場  日本自動車タイヤ協会の統計によると、2017年の市販用…

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技能スキルの高さが身上 大阪市の丸中産業
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技能スキルの高さが身上 大阪市の丸中産業

 丸中産業の創業は1946年6月。創業者の中田秋雄氏の個人商店、丸中商店として設立。1955年に株式会社丸中商店に改組し、1957年に現在の商号に変更した。  創業当初も大阪市東成区だったが、1972年に本社を同じ区内で移転。その後、2010年3月に、現在地の大阪市東成区東小橋に移転した。  この地は府道26号線に面している。JRの大阪環状線と大阪市営地下鉄の長堀鶴見緑地線の玉造駅から徒歩圏内の住…

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【東洋精器工業】ターゲットを小型化し簡単装着 3Dアライナー新発売
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【東洋精器工業】ターゲットを小型化し簡単装着 3Dアライナー新発売

 自動ブレーキシステムをはじめとする先進の安全技術が開発され、多くのクルマに搭載され始めている。だがタイヤなど足廻りの整備が整っていなければその機能はフルに発揮されない。言い方を変えると、足廻りの整備がきちんと果たされてこそ先進の安全技術が有効になるのだ。  例えば、前を走るクルマに追従するクルーズコントロールシステムや、レーンをキープするアシストシステム――これらはホイールアライメントが正しく調…

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【横浜ゴム】ヨコハマモールド タイヤ金型生産の現場
レポート 11,931
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【横浜ゴム】ヨコハマモールド タイヤ金型生産の現場

 タイヤを生産する過程で必ず必要となる加硫。その工程で使用されるのが、様々な模様が刻まれた金型(モールド)だ。タイヤの性能に大きな影響を与えるこの部材にはモノづくりのあらゆる技術が詰め込まれている。横浜ゴムグループでタイヤモールドの生産を手がけるヨコハマモールド(茨城県小美玉市)は、業界トップクラスの高い技術で高品質なタイヤ生産を支え、さらに培ったノウハウを発信する重要な役割を担う。 グループのコ…

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【JAF】ノーマルタイヤやスタッドレスタイヤの登坂性能を検証
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【JAF】ノーマルタイヤやスタッドレスタイヤの登坂性能を検証

 JAF(日本自動車連盟)は雪道におけるノーマルタイヤやスタッドレスタイヤなどの「登坂テスト」と「旋回テスト」について検証を行い、12月15日にその結果を公表した。雪の坂道でノーマルタイヤでは立ち往生の原因になる可能性があるほか、降雪時にカーブを曲がれきれず、対向車線にはみ出したりする恐れがあるため、安全な冬道走行にはスタッドレスタイヤやチェーンの装着が求められる。  登坂テストの実験では、前輪駆…

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【ブリヂストン】トラックタイヤのデジタルソリューション刷新し国内導入
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【ブリヂストン】トラックタイヤのデジタルソリューション刷新し国内導入

 ブリヂストンは11月28日、トラック・バス用タイヤのデジタルソリューションツール「Toolbox」(ツールボックス)を刷新し、12月から日本にも導入すると発表した。同社の直営店から順次運用を開始し、今後販売代理店への展開も予定している。  「ツールボックス」は、同社のスタッフが運送事業者を訪問した際に取得する装着タイヤの情報やタイヤ点検結果などを管理するもので、既にアジアや中近東・アフリカ、欧州…

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ブリヂストンの津谷CEO「曖昧な商習慣が変わる時期」
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ブリヂストンの津谷CEO「曖昧な商習慣が変わる時期」

 ブリヂストンの津谷正明CEOは12月1日に東京本社で開いた会見の中で、神戸製鋼所や東レ子会社など国内の製造業で品質データの改ざんといった不祥事が続いて発覚したことについて、「日本式の曖昧な部分が変わる時期に来ている。契約社会、訴訟社会に徐々に移行していくのではないか」と見解を示した。  その上で「米国では厳しい契約があり、違反したら損害賠償になる。日本的な曖昧な状態は時間をかけても変えていかない…

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三光産業の勇払リサイクル工場 更なる生産性向上へ
レポート 1,793
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三光産業の勇払リサイクル工場 更なる生産性向上へ

 北海道を中心に、タイヤのリサイクル事業に取り組む三光産業(北海道帯広市、髙橋勝也社長)。北海道苫小牧市内と宮城県仙台市内にリサイクル工場を稼働させている。その同社がこのほど、勇払リサイクル工場(苫小牧市)にマテリアルリサイクル専用の新処理施設を開所し、生産性のさらなる向上を実現した。現場からレポートする。 新処理施設の稼働開始 マテリアルリサイクルの更なる生産性向上へ  タイヤを活かし 未来を生…

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変革するかタイヤの未来 求められる新たな価値
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変革するかタイヤの未来 求められる新たな価値

 クルマの電動化が今後急速に進むと見込まれる中、タイヤはどのような形でモビリティへ貢献できるのか――。電気自動車(EV)ならではの構造、あるいは航続距離といった課題に対して、これまで以上に燃費性能に優れ高いライフ性能を実現したタイヤが必要になることは容易に想像できるが、その先に到来する自動運転時代に備え、大手メーカーを中心にセンシング技術やエアレスタイヤなどの開発も加速している。車両の急速な変革に…

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嘉門タイヤサービス 技術力がアイデンティティ
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嘉門タイヤサービス 技術力がアイデンティティ

 タイヤ専門店にとって、拠り所となるのがタイヤ整備の技術だ。顧客への最大のアピールポイントであり、他店との差別化を図る手段ともなる。石川県白山市の嘉門タイヤサービスもそう。整備技術の“腕”を店のアイデンティティとし、さらなるスキルアップに取り組んでいる。  嘉門タイヤサービスの所在地は石川県白山市橋爪町337番1。同社の代表を務めるのは橋本健司さん。1993年、自宅を拠点に個人商店としてこの仕事を…

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大型車のタイヤ脱落事故 2016年度は56件発生
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大型車のタイヤ脱落事故 2016年度は56件発生

 ホイール・ボルト折損による大型車(車両総重量8トン以上のトラックまたは乗車定員30人以上のバス)のタイヤ脱落事故が2016年度に56件発生したことが国土交通省のまとめで分かった。前年度より15件増加し、過去10年間で最も事故が多かった。脱落事故はタイヤ交換の機会が増える冬期に多く起きており、国交省では関係団体を通じて確実な点検・整備を呼びかけている。  56件の事故のうち人身事故は3件あり、前年…

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【小野谷機工】乗用車用タイヤチェンジャー「エクシード X/MX」発売
レポート 4,649
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【小野谷機工】乗用車用タイヤチェンジャー「エクシード X/MX」発売

 小野谷機工(福井県越前市、三村健二社長)は1971年、現在社主である三村義雄氏が創業した。その前身となる小野谷屋の設立はさらに10年前の1961年のことである。  その小野谷機工を核とするONODANIグループとしては、歴史をさらに遡ることができる。実は今年10月、グループ創業70周年の節目の年を迎えたのだ。  また2017年は隔年開催されるオートサービスショーの開催年でもあった。6月に東京ビッ…

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【東京モーターショー】自動運転、AI、スポーツ――未来のクルマ
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【東京モーターショー】自動運転、AI、スポーツ――未来のクルマ

 「東京モーターショー2017」には世界10カ国から153の企業・団体が出展し、カーメーカー各社は自動運転やAI(人工知能)など最新のテクノロジーを搭載したEV(電気自動車)を多数発表しました。その一方で、市販化が近いと思われるSUVやスポーツカーのコンセプトモデルにも注目が集まっていました。各社の主要モデルを写真で紹介します。

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【東京モーターショー】横浜ゴム「軽量タイヤ」「光るタイヤ」を展示
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【東京モーターショー】横浜ゴム「軽量タイヤ」「光るタイヤ」を展示

 「東京モーターショー」で横浜ゴムは、最新の軽量設計技術を採用したコンセプトタイヤ「BluEarth-air EF21」(ブルーアース・エアー・イーエフ・ニーイチ)を展示した。開発サイズは205/55R16 91Vの1サイズ。国内で年内に限定発売を予定している。  同商品は、軽量で薄くかつ高剛性な構造を実現し、一般的な質量の「ADVAN dB V551」(アドバン・デシベル・ブイゴーゴーイチ)と比…

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【東京モーターショー】住友ゴム ダンロップとファルケンの技術訴求
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【東京モーターショー】住友ゴム ダンロップとファルケンの技術訴求

 住友ゴム工業は「東京モーターショー2017」でダンロップとファルケンの2大ブランドを訴求した。  ダンロップブースでは、タイヤの新品時の性能を維持する「性能持続技術」を採用したコンセプトタイヤを披露した。摩耗や経年劣化による性能の低下を抑え、5年が経過しても新品時の性能と変わらないことを可能にする技術で、2020年の量産化を目指す。  この技術では性能持続を実現するため、摩耗による性能変化を予測…

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