横浜ゴム

国内4社の2021年業績 高性能タイヤの販売増が収益牽引
ニュース 2,144
2,144

国内4社の2021年業績 高性能タイヤの販売増が収益牽引

 国内タイヤメーカー4社の2021年12月期決算と2022年の業績予想が出揃った。一昨年は新型コロナの影響を大きく受けたが、その後、需要は着実に回復。特に収益性が高い高性能タイヤの販売がグローバルで拡大する中、21年は売上高や利益面で過去最高が相次いだ。一方、今期は旺盛なタイヤ需要は続くものの、記録的な高騰が続く海上輸送コストや原材料高が利益を押し下げる。各社は主要市場で価格改定を進めつつ、ミック…

タグ: , , , ,
タイヤの“生産財化”に向けて――横浜ゴム「TPRS」の展望
事業戦略 3,106
3,106

タイヤの“生産財化”に向けて――横浜ゴム「TPRS」の展望

 横浜ゴムは、今年8月にタイヤ空気圧遠隔監視システム(TPRS=Tire air Pressure Remote access System)の実証実験を開始するなど、タイヤ市場や関連サービスの変化に対する取り組みを積極化している。その目的や今後の市場動向について、タイヤ国内リプレイス消費財第一営業部の上井清部長、タイヤ国内リプレイス営業企画部の野村賢弘部長、タイヤ国内リプレイス消費財第一営業部営…

タグ: , , , ,
タイヤメーカー各社値上げへ 原材料価格の高騰受けて
ニュース 11,268
11,268

タイヤメーカー各社値上げへ 原材料価格の高騰受けて

 天然ゴムなど原材料価格の高騰を受け、タイヤメーカー各社が値上げを実施する。TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は既に1月から価格を改定しており、2月以降は順次、複数のメーカーが市販用タイヤのほぼ全てのカテゴリーで5~10%程度の値上げを行う。  国内メーカー各社が日本市場で価格改定を行うのは2019年8月以来。当時、物流費が高騰しており、生産性の向上や企業努力のみで吸収することが困難なことから決…

タグ: , , , , , , ,
「オートサロン」2年ぶりにリアル開催 タイヤ各社が魅力発信
レポート 1,510
1,510

「オートサロン」2年ぶりにリアル開催 タイヤ各社が魅力発信

 カスタムカーの展示会「東京オートサロン2022」が14日から16日まで千葉市の幕張メッセで開催された。昨年は新型コロナウイルスの影響によりオンラインのみとなったが、今回は2年ぶりに対面でも行われ、366社・団体がブースを出展。タイヤメーカーからは国内4社が参加して最新モデルやフラッグシップタイヤを展示したほか、走りの楽しさを前面に押し出した演出で魅力を発信した。  ブリヂストンのブースのテーマは…

タグ: , , , , ,
横浜ゴム、ミニバン専用低燃費タイヤ 2月から発売
ニュース 2,668
2,668

横浜ゴム、ミニバン専用低燃費タイヤ 2月から発売

 横浜ゴムはミニバン専用低燃費タイヤ「BluEarth-RV RV03」を2月から国内とアジアで順次発売する。また、2月からコンパクトミニバン・軽ハイトワゴン専用タイヤ「BluEarth-RV RV03CK」を国内市場で発売する。発売サイズはそれぞれ15~20インチの29サイズと、13~16インチの11サイズで、両商品ともに価格はオープン。  「BluEarth-RV RV03」は同社のミニバン専…

タグ: ,
横浜ゴム、フラッグシップブランド「ADVAN」から2商品を発売
ニュース 1,803
1,803

横浜ゴム、フラッグシップブランド「ADVAN」から2商品を発売

 横浜ゴムは、グローバルフラッグシップタイヤの新商品としてウルトラハイパフォーマンス(UHP)タイヤ「ADVAN(アドバン)スポーツV107」を3月から順次発売すると発表した。発売サイズは18~23インチの30サイズで、価格はオープン。なお、順次サイズ拡大を行い、2022年末には新車装着用を含めて約80サイズとなる計画。  「アドバン」はプレミアムカーへの新車装着や卓越した高性能商品ラインアップ、…

タグ: ,
AIでタイヤ特性値を予測 横浜ゴムがシステムを独自開発
ニュース 1,428
1,428

AIでタイヤ特性値を予測 横浜ゴムがシステムを独自開発

 横浜ゴムは、AI(人工知能)を活用したタイヤの特性値予測システムを独自に開発し、タイヤ設計で実用を開始したと12月2日に発表した。同社では、「膨大な仮想実験が可能となるため、開発のスピードアップやコスト削減、より高性能な商品の開発に加え、経験の浅い技術者によるタイヤ設計が容易になる」としている。  今回のシステムは、同社が昨年10月に策定したAI利活用構想「HAICoLab」(ハイコラボ)に基づ…

タグ: ,
強み活かし事業拡大へ 住友ゴム、横浜ゴムのトップが会見
ニュース 1,942
1,942

強み活かし事業拡大へ 住友ゴム、横浜ゴムのトップが会見

 住友ゴム工業の山本悟社長と横浜ゴムの山石昌孝社長がこのほど記者会見を行い、2021年の取り組みを振り返るとともに、来年以降への展望を語った。原料高や海上運賃の高騰など不安定材料も少なくない中、独自のソリューション事業や高付加価値タイヤの拡販など、強みを発揮して収益力を高めていく方針だ。  住友ゴム工業の山本悟社長は、12月13日に開催した会見で2021年を振り返り、「世界の製販拠点の効果最大化を…

タグ: , , ,
「日本EVフェスティバル」開催 超軽量タイヤ、最新EVも
レポート 1,549
1,549

「日本EVフェスティバル」開催 超軽量タイヤ、最新EVも

 日本EVクラブは11月20日、東京国際交流館 プラザ平成(江東区)で第27回日本EVフェスティバルを開催した。  展示エリアでは、横浜ゴムがブースを展開。約10年前に社内プロジェクトで開発したEVコンセプトカー「AERO-Y」(エアロ・ワイ)と、超軽量コンセプトタイヤを出品した。  「AERO-Y」は、同社のタイヤや航空部品、接着剤の開発技術を結集して製作したもの。消費財製品企画部の伊藤邦彦氏に…

タグ: ,
国内4社の1~9月期業績 市販用タイヤが業績を牽引
ニュース 1,616
1,616

国内4社の1~9月期業績 市販用タイヤが業績を牽引

 国内タイヤメーカー4社の第3四半期(1~9月)決算が出揃った。新型コロナウイルスの影響が大きかった前年同期から需要が回復し、全社が大幅な収益の伸びを示した。新車用は自動車減産の影響が続いているものの、市販用は高性能タイヤの販売が好調だった。引き続きコロナの影響、原材料価格や輸送コストの高騰といった懸念材料はあるが、ミックスの改善効果も確実に高まっており、更なる収益向上が期待される。 ◇ブリヂスト…

タグ: , , , ,
横浜ゴム、タイヤセンサーの実証実験開始
ニュース 1,233
1,233

横浜ゴム、タイヤセンサーの実証実験開始

 横浜ゴムは10月6日、ゼンリンの協力を得て開発中のタイヤ内面貼り付け型タイヤセンサーの実証実験を開始したと発表した。実証実験用の車両を用意し、日本全国で実施していく。  今回の実証実験は、横浜ゴムが開発中のタイヤセンサーとアルプスアルパインが開発した車載器を、ゼンリンの協力のもと実証実験用車両に取り付ける。その上で、タイヤ内面貼り付け型センサーの市場耐久性の確認、車両に搭載する車載器によるタイヤ…

タグ: , ,
横浜ゴム、スタンダードエコタイヤ「BluEarth-Es ES32」発売
ニュース 645
645

横浜ゴム、スタンダードエコタイヤ「BluEarth-Es ES32」発売

 横浜ゴムは9月15日、スタンダードタイヤ「BluEarth-Es ES32」を10月1日より順次発売すると発表した。発売サイズは12~19インチの全92サイズで、軽自動車からセダン、ミニバンまで幅広い車種に対応する。価格はオープン。  新商品は従来品「エコスES31」の後継モデルとして8年ぶりに発売するスタンダードクラスのタイヤ。従来品で定評のあった基本性能は維持し、低燃費性能やウェット性能に配…

タグ: ,
スタッドレス商戦へ向けて各社が需要喚起
ニュース 2,000
2,000

スタッドレス商戦へ向けて各社が需要喚起

 9月に入り北日本からスタッドレスタイヤの宣伝が始まるなど、冬タイヤ商戦が本格的にスタートする。昨シーズンは新型コロナウイルス感染拡大による消費マインドの落ち込みという大きな懸念材料があった中でも例年に比べて降雪が多く、販売を下支えする要因となった。一方で、今シーズンは複数のメーカーから消費財タイヤの大型商品が発売され、さらに店頭の賑わいが増していきそうだ。各社は様々な施策を打ち出して需要喚起に注…

タグ: , , , , , , ,
横浜ゴムのタイヤセンサー中長期技術開発ビジョン “センサータイヤ”が生み出す価値
事業戦略 2,564
2,564

横浜ゴムのタイヤセンサー中長期技術開発ビジョン “センサータイヤ”が生み出す価値

 横浜ゴムは2月、乗用車用タイヤセンサーの中長期的な技術開発ビジョン「SensorTire Technology Vision」(センサータイヤ・テクノロジー・ビジョン)を発表した。現在、タイヤメーカー各社がCASEやMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)など将来のモビリティ社会を見据え、タイヤのセンシング技術の開発を進めている。IoT(モノのインターネット)化推進の波がタイヤ業界にも迫る中、…

タグ: , , ,
将来の成長へ向けて布石 国内4社のトップが方針示す
ニュース 1,078
1,078

将来の成長へ向けて布石 国内4社のトップが方針示す

 8月11日までに行われた国内4社の決算説明会で、各社のトップが今後の施策や上期の取り組みを語った。  ブリヂストンは2023年までの中期事業計画の進捗を発表した。会見では、経費・コスト構造改革やプレミアムビジネスの強化といった「稼ぐ力の再構築」などにより、2021年通期の売上収益や調整後営業利益、当期利益が2022年計画水準に達する見込みだと明らかにした。  タイヤ事業に関して石橋秀一グローバル…

タグ: , , , ,