横浜ゴム

国内4社の1~9月期業績 市販用タイヤが業績を牽引
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国内4社の1~9月期業績 市販用タイヤが業績を牽引

 国内タイヤメーカー4社の第3四半期(1~9月)決算が出揃った。新型コロナウイルスの影響が大きかった前年同期から需要が回復し、全社が大幅な収益の伸びを示した。新車用は自動車減産の影響が続いているものの、市販用は高性能タイヤの販売が好調だった。引き続きコロナの影響、原材料価格や輸送コストの高騰といった懸念材料はあるが、ミックスの改善効果も確実に高まっており、更なる収益向上が期待される。 ◇ブリヂスト…

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横浜ゴム、タイヤセンサーの実証実験開始
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横浜ゴム、タイヤセンサーの実証実験開始

 横浜ゴムは10月6日、ゼンリンの協力を得て開発中のタイヤ内面貼り付け型タイヤセンサーの実証実験を開始したと発表した。実証実験用の車両を用意し、日本全国で実施していく。  今回の実証実験は、横浜ゴムが開発中のタイヤセンサーとアルプスアルパインが開発した車載器を、ゼンリンの協力のもと実証実験用車両に取り付ける。その上で、タイヤ内面貼り付け型センサーの市場耐久性の確認、車両に搭載する車載器によるタイヤ…

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横浜ゴム、スタンダードエコタイヤ「BluEarth-Es ES32」発売
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横浜ゴム、スタンダードエコタイヤ「BluEarth-Es ES32」発売

 横浜ゴムは9月15日、スタンダードタイヤ「BluEarth-Es ES32」を10月1日より順次発売すると発表した。発売サイズは12~19インチの全92サイズで、軽自動車からセダン、ミニバンまで幅広い車種に対応する。価格はオープン。  新商品は従来品「エコスES31」の後継モデルとして8年ぶりに発売するスタンダードクラスのタイヤ。従来品で定評のあった基本性能は維持し、低燃費性能やウェット性能に配…

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スタッドレス商戦へ向けて各社が需要喚起
ニュース 1,985
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スタッドレス商戦へ向けて各社が需要喚起

 9月に入り北日本からスタッドレスタイヤの宣伝が始まるなど、冬タイヤ商戦が本格的にスタートする。昨シーズンは新型コロナウイルス感染拡大による消費マインドの落ち込みという大きな懸念材料があった中でも例年に比べて降雪が多く、販売を下支えする要因となった。一方で、今シーズンは複数のメーカーから消費財タイヤの大型商品が発売され、さらに店頭の賑わいが増していきそうだ。各社は様々な施策を打ち出して需要喚起に注…

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横浜ゴムのタイヤセンサー中長期技術開発ビジョン “センサータイヤ”が生み出す価値
事業戦略 2,541
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横浜ゴムのタイヤセンサー中長期技術開発ビジョン “センサータイヤ”が生み出す価値

 横浜ゴムは2月、乗用車用タイヤセンサーの中長期的な技術開発ビジョン「SensorTire Technology Vision」(センサータイヤ・テクノロジー・ビジョン)を発表した。現在、タイヤメーカー各社がCASEやMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)など将来のモビリティ社会を見据え、タイヤのセンシング技術の開発を進めている。IoT(モノのインターネット)化推進の波がタイヤ業界にも迫る中、…

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将来の成長へ向けて布石 国内4社のトップが方針示す
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将来の成長へ向けて布石 国内4社のトップが方針示す

 8月11日までに行われた国内4社の決算説明会で、各社のトップが今後の施策や上期の取り組みを語った。  ブリヂストンは2023年までの中期事業計画の進捗を発表した。会見では、経費・コスト構造改革やプレミアムビジネスの強化といった「稼ぐ力の再構築」などにより、2021年通期の売上収益や調整後営業利益、当期利益が2022年計画水準に達する見込みだと明らかにした。  タイヤ事業に関して石橋秀一グローバル…

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横浜ゴム、インド新工場の生産能力を増強 OHTの需要増に対応
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横浜ゴム、インド新工場の生産能力を増強 OHTの需要増に対応

 横浜ゴムは8月11日、農業機械用などオフハイウェイタイヤ(OHT)の生産能力増強のため、インドに建設中のヴィシャカパトナム工場に追加の増産投資を実施すると発表した。同社では、「OHT需要はますます増加することが見込まれており、工場の更なる生産増強を決定した」と説明している。  追加投資額は1億7100万ドル(約189億円)。同工場の生産能力は当初予定の日量55トン(第1期)に第2期の増強分を加え…

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横浜ゴム、総合性能重視型のトラック・バス用スタッドレス「904W」発売
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横浜ゴム、総合性能重視型のトラック・バス用スタッドレス「904W」発売

 横浜ゴムは7月29日、トラック・バス用スタッドレスタイヤ「904W」を9月から全国のヨコハマタイヤ販売会社を通じて販売すると発表した。発売サイズは17.5~22.5インチの14サイズで、価格はオープン。  「904W」は、従来品(SY397)に比べて氷上制動性能を4%、雪上制動性能を2%高めながら、耐摩耗性能が10%以上向上した。同社では、「総合性能重視型のスタッドレスタイヤに相応しい優れた安全…

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国内タイヤメーカー4社 通期業績予想を上方修正
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国内タイヤメーカー4社 通期業績予想を上方修正

 国内タイヤメーカー4社の上期業績と2021年の通期業績予想が出そろった。昨年は4~6月期に新型コロナウイルス感染拡大の影響で需要が急減していたが、今期は北米市場や高付加価値タイヤを中心に販売が回復。コロナ以前の水準を上回り、過去最高の収益を達成する勢いも見られており、全社が通期予想を上方修正した。下期にかけて、高騰が続く原材料価格への対応、コンテナ不足に対する供給体制の改善を進めつつ、需要を確実…

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横浜ゴムとオリックスカーシェア ソリューションサービスの実証実験
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横浜ゴムとオリックスカーシェア ソリューションサービスの実証実験

 横浜ゴムは8月11日、新たなタイヤソリューションサービスとして開発したタイヤ空気圧遠隔監視システム「タイヤ・エア・プレッシャー・リモート・アクセス・システム」(TPRS)の実証実験を開始したと発表した。オリックス自動車の協力を得て、オリックスカーシェアの車両に「TPRS」を導入し、東京都と神奈川県の一部で実証実験を行う。  今回の実証実験はCASE、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)など…

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空気充てん作業時の事故を防ぐために――自身ができることを継続
レポート 2,349
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空気充てん作業時の事故を防ぐために――自身ができることを継続

 タイヤの空気充てん作業時の事故が後を絶たない。JATMA(日本自動車タイヤ協会)がまとめている統計によると、2020年に判明した事故は全国で38件、死亡事故も起きた。このうち、パンク修理作業に関連する事故は10件、パンク走行等に伴うタイヤの損傷は13件あり、安全囲いを使用していなかったケースは18件と約半数を占めている。ただ、「この件数は届けられた事故のみであり、軽度の怪我や物損など届けられてい…

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横浜ゴムの「アイスガード7」ヨコハマタイヤ史上最高の氷上性能を実現
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横浜ゴムの「アイスガード7」ヨコハマタイヤ史上最高の氷上性能を実現

 横浜ゴムは7月29日、乗用車用スタッドレスタイヤブランド「iceGUARD」(アイスガード)の新商品「アイスガード7」を9月1日より順次発売すると発表した。同社は今年スタートした新中期経営計画「ヨコハマ・トランスフォーメーション2023」の中で戦略の一つとしてウィンタータイヤの販売拡大を掲げている。今回の新商品は日本市場向けのスタッドレスタイヤとして、その戦略を加速する第1弾商品となる。  「ア…

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横浜ゴム、自動車用エアコンホースを大幅に軽量化 2024年から事業展開
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横浜ゴム、自動車用エアコンホースを大幅に軽量化 2024年から事業展開

 横浜ゴムは7月27日、自動車用エアコンホースの大幅な軽量化に成功したと発表した。2024年から本格的な事業展開を目指す。  今回発表したホースは、独自技術を駆使して開発したゴム・樹脂ポリマーアロイを用いることで柔軟性、耐熱性といったゴムの特性を活かしながら、樹脂の高いガスバリア性によって従来比50%の軽量化を実現した。製造時には、多量の熱を使う加硫が不要のため、カーボンニュートラル達成にも貢献す…

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持続的な天然ゴムの活用へ 生産性向上や多様化に注力
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持続的な天然ゴムの活用へ 生産性向上や多様化に注力

 タイヤ原材料の重量構成比で約3割を占めるとされる天然ゴム。将来にわたり利用していくには、安定した生産や栽培に伴う環境破壊への配慮などが欠かせない。これらの課題を踏まえ、国内タイヤメーカーでは、天然ゴムの生産性向上や供給源の多様化に寄与する研究など様々な取り組みが進められている。  現在、タイヤ製造では、パラゴムノキの樹液から生産した天然ゴムが利用されている。このタイヤ主原料について、ブリヂストン…

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将来のタイヤ管理見据え 開発進む「摩耗センシング技術」
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将来のタイヤ管理見据え 開発進む「摩耗センシング技術」

 自動車産業全体でCASEやMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)を見据えた変革が加速する中、タイヤも例外ではなくIoT(モノのインターネット)化が進みつつある。クラウドなどの外部とつながり、車両の管理や制御などに活用するための情報を取得する「センサー」としての機能に注目が集まっている。従来から取得可能だったタイヤの空気圧や温度データに加え、摩耗状態を自動で検知する技術開発が進められており、将…

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