「日本EVフェスティバル」開催 超軽量タイヤ、最新EVも

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カテゴリー: レポート, 現地

 日本EVクラブは11月20日、東京国際交流館 プラザ平成(江東区)で第27回日本EVフェスティバルを開催した。

 展示エリアでは、横浜ゴムがブースを展開。約10年前に社内プロジェクトで開発したEVコンセプトカー「AERO-Y」(エアロ・ワイ)と、超軽量コンセプトタイヤを出品した。

「AERO-Y」
「AERO-Y」

 「AERO-Y」は、同社のタイヤや航空部品、接着剤の開発技術を結集して製作したもの。消費財製品企画部の伊藤邦彦氏によると「次世代のモビリティでタイヤはどうあるべきかを考えてきた」という。

 あわせて展示した超軽量コンセプトタイヤは2019年の東京モーターショーで披露したもので、タイヤの省資源化や車両の燃費向上に向けて、転がり抵抗の低減や軽量化を図っている。重量は標準的なタイヤ(約9kg超)のおよそ半分の約4.8kgとなっており、トレッドやサイドのゴムを薄くして軽量化を実現しながら、高剛性なカーカスを採用したことがポイントだ。

 プロファイルも特徴的で、標準的なタイヤに比べて細く、ショルダー部は丸みを帯びた形とした。これらは転がり抵抗の低減や軽量化に寄与するそうだ。現在、超軽量コンセプトタイヤは、重量のある車両への装着も想定しながら軽量化と強度を両立できるよう開発を続けているという。

 伊藤氏は、「低燃費タイヤはスタンダードになったが、当社は1998年に低燃費タイヤを発表した先駆者だ」とし、「環境に優しいタイヤといえばヨコハマと知って頂きたい」と話していた。

「ELEMO-K」
「ELEMO-K」

 小型電気商用車「ELEMO」(エレモ)の製造・販売を手掛けるHW ELECTRO(エレクトロ)は、軽サイズのEVトラック「ELEMO-K」(エレモ・ケー)を初披露し、同日から販売を開始した。

 今年7月に発売した「ELEMO」は市場の反応も好調で、ラストワンマイルの配送を中心に使用されているという。今回、軽規格のEVを求める声を受け、「ELEMO―K」の投入を決めた。蕭偉城CEOは「来年度は小型と軽を合わせて2000台の販売を目指す」と意気込みを示していた。


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