市販用ビジネスに力強さ SUV用タイヤ、大口径タイヤが市場牽引
2022年1~5月累計の市販用タイヤの販売本数は、四輪車(トラック・バス、ライトトラック、乗用車)用合計で前年同期比10.5%増加した。値上げが集中した4月単月では9.5%減少したものの、この5カ月間の販売本数は2019年同期も4.7%上回る。タイヤメーカー各社はコロナ前レベルへの回復に期待がかかるリプレイス市場で独自の戦略を推進する。 上半期は、原材料価格の高騰を理由に各社がタイヤの価格改定…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は6月3日、SUV用タイヤブランド「OPEN COUNTRY」(オープンカントリー)シリーズのオールテレーンタイヤの新商品「OPEN COUNTRY A/T Ⅲ」を7月から順次発売すると発表した。発売サイズは15~18、20インチの29サイズで、価格はオープン。 「OPEN COUNTRY A/T Ⅲ」は、様々な気象条件や路面状況での走行にバランス良く対応し…
新年度がスタートした1日、国内タイヤメーカーが一斉に入社式を行い、各社のトップが新入社員へエールを送った。 ブリヂストンの東正浩グローバルCOOは、「組織を支え、動かしているのは皆さん一人ひとりだ。社会人、ブリヂストングループの一員としての自覚を持ち、様々な成長の機会を自ら掴み取り、困難なことにもぜひ積極的に挑戦をしてほしい」と語りかけた。 住友ゴム工業の山本悟社長は、同社の一員として「自ら…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)の清水隆史社長は2月15日に開いた決算会見で2021年から25年までの中期経営計画について、「環境変化に柔軟に適応し、初年度は順調な滑り出しを実現した」と手応えを語った。 同社が「重点商品」と位置づける高付加価値タイヤの販売比率は、25年時点で掲げる55%の目標に対して昨年は53%まで拡大。またROE(自己資本利益率)は16.9%と、目標の12%を大きく上回…
カスタムカーの展示会「東京オートサロン2022」が14日から16日まで千葉市の幕張メッセで開催された。昨年は新型コロナウイルスの影響によりオンラインのみとなったが、今回は2年ぶりに対面でも行われ、366社・団体がブースを出展。タイヤメーカーからは国内4社が参加して最新モデルやフラッグシップタイヤを展示したほか、走りの楽しさを前面に押し出した演出で魅力を発信した。 ブリヂストンのブースのテーマは…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は12月、オフロードレースでの使用を想定した専用タイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」を発売した。発売サイズはLT285/70R17 116/113Pの1サイズで、価格はオープン。 新商品は、「OPEN COUNTRY M/T」をベースに悪路走破性や耐外傷性を高めた。ダカールラリーでの使用を想定し、岩場や砂漠などの荒れた路面における走破性能を追求した…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)の清水隆史社長は12月9日に会見を行い、2021年の取り組みを振り返るとともに、2022年を「自ら視界を開き、躍動に臨む年にする」と展望を話した。 今年は新型コロナウイルスの影響が続いたものの、北米市場では得意のSUV・ピックアップトラック用の大型タイヤを優先的に生産し、質の高い利益構成につなげた。また、半導体不足によって新車生産が落ち込む中、タイヤ生産を新…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は11月6日、茨城県のイオンモールつくば周辺の一般道でオールシーズンタイヤ「CELSIUS」(セルシアス)の試乗イベントを開催した。 今回の試乗コースは一部に多少荒れている部分もあるドライ路面。走行時間は多くはなかったが、全体的にパターンノイズが抑えられている印象だ。また、緩やかなカーブを走行した際やレーンチェンジ時にもしっかりとした操縦安定性が感じられる。…