ブリヂストン、米ウォーレン工場を増強 プレミアム事業強化
ブリヂストンは8月26日、トラック・バス用タイヤを生産する米ウォーレン工場の生産能力を増強すると発表した。総投資額は約700億円で、2026年末までに同工場の生産能力は現在の年間350万本弱から450万本弱に高まる。 同社はグローバルでプレミアム商品を「創って売る」体制の強化に向けた投資を進めており、今回の生産増強もその一環となる。同社グループの米国の供給体制は従来から地産地消をベースにしてお…
ブリヂストンは8月26日、トラック・バス用タイヤを生産する米ウォーレン工場の生産能力を増強すると発表した。総投資額は約700億円で、2026年末までに同工場の生産能力は現在の年間350万本弱から450万本弱に高まる。 同社はグローバルでプレミアム商品を「創って売る」体制の強化に向けた投資を進めており、今回の生産増強もその一環となる。同社グループの米国の供給体制は従来から地産地消をベースにしてお…
ブリヂストンは8月10日の会見で、2021~23年の中期事業計画において、タイヤ事業で乗用車用高インチタイヤの生産・販売体制を継続して強化すると説明した。 高インチタイヤは、新車用で販売拡大し、市販用への回帰需要を取り込むことで世界で販売を伸長する計画。これに対応し、世界のほぼ全ての工場で高インチ用への設備置換や生産増強を進める。中計期間には、乗用車用高インチタイヤに関連し世界20拠点で合計約…
ブリヂストンは7月8日、商用バン向けスタッドレスタイヤ「BLIZZAK VL10」を9月1日より発売すると発表した。新商品は同社の商用バン専用商品として史上最高の「効き」と「長持ち」を実現したという。発売サイズは145/80R12と195/80R15の2サイズで、価格はオープン。 「BLIZZAK」シリーズは、1988年に冬道特有の凍結路面や積雪路面などでのより安心・安全なドライブに貢献するた…
ブリヂストンは7月8日、トラック・バス用スタッドレスタイヤ「W999」を9月より発売すると発表した。発売サイズは11R22・5など4サイズで価格はオープン。 「W999」はタイヤの環境性能と運動性能を両立する基盤技術「ENLITEN」(エンライトン)をトラック・バス用タイヤに初めて採用し、氷雪性能とライフを高次元でバランスしつつ、耐偏摩耗性能を向上したことが特徴。 同社は国内のトラック・バス…
ブリヂストンは7月20日、プレミアムスタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX3」のSUV向けのサイズを10月1日から順次発売すると発表した。追加サイズは16~21インチの10サイズで、価格は税込3万4320~7万9970円。 同社では、「SUV専用商品として、『ALENZA』に加えて、『BLIZZAK VRX3』のサイズラインアップにSUV専用サイズを追加することで、近年増加傾向にあるオンロ…
ブリヂストンはウクライナから避難している学生や留学生の受け入れを行う日本経済大学(福岡県太宰府市)の取り組みに賛同し、同大学が受け入れる学生と留学生に対して、インターンシップと工場見学を実施すると8月2日に発表した。 日本経済大学では、キーウ国立言語大学とリヴィウ国立工科大学に在学する避難民学生・留学生の受け入れを実施している。今回、ブリヂストンはウクライナの学生たちに就業体験や工場見学といっ…
ブリヂストンのグループ会社、ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは9月20日から国内の輸送事業者向けに、タイヤの空気圧と温度を遠隔モニタリングするデジタルソリューションツール「タイヤマティクス」を活用した新サービス「リアルタイムモニタリング」の提供を開始すると7月25日に発表した。タイヤに起因する運行トラブルの未然防止、タイヤの異常発生時の早期復旧につながるソリューションサービスを通じて輸送…
ブリヂストンはバリューチェーン全体でカーボンニュートラル化やサーキュラーエコノミーを目指す取り組みとビジネスモデルを連動した「サステナビリティビジネス構想」の実現に向け、環境負荷低減への活動を加速している。2021年は工場からのCO2排出量削減や、水が不足する地域での取水量の削減、パラゴムノキに代わる新しい原材料の開発など着実な成果を上げてきた。 ブリヂストンは6月29日、中長期的な企業価値向…
ブリヂストンは7月13日、グローバルでの交通安全活動に貢献するため、国連交通安全基金(UNRSF)へ2022年から2025年の4年間で総額100万ドル(約1億3000万円)の寄付を行うと発表した。「タイヤメーカーとして社会基盤を支えていくために交通安全が重要な課題と捉え、UNRSFとのパートナーシップを通じてグローバルで交通安全を推進していく」(同社)という。 また、仏ミシュランは7月1日、企…
ブリヂストンは7月19日、世界初のオープンソース自動運転ソフトウェア「オートウェア」の開発を手掛けるティアフォー(名古屋市)に出資したと発表した。ティアフォーは様々なパートナーに対して自動運転車両の開発及び運営に必要となるソリューションを提供しているスタートアップ。ブリヂストンでは「共創を通じて自動運転技術の確立と展開に貢献していく」としている。 「オートウェア」は、自動運転を設計する上で必要…
ブリヂストンタイヤソリューションジャパン(BTSJ)は6月21日、タイヤメンテナンスの技能を競う競技会「第11回技能グランプリ全国大会」を名古屋市内で開催した。技能グランプリは、タイヤユーザーやメンテナンススタッフの安全確保、人材育成、サービス品質の向上などを目指す取り組みだ。BTSJの久米伸吾社長は、「高品質なサービスの提供を通じて、輸送事業者のビジネスを足元から支えていきたい」と抱負を述べた…
ブリヂストンの米国グループ会社は6月22日、オハイオ州アクロンに「アドバンスド・タイヤ・プロダクション・センター」(ATPC)を開設したと発表した。 新拠点の投資額は2100万ドル(約28億円)で、インディカーシリーズ向けのレースタイヤを製造する予定。効率的で持続可能なタイヤの生産のために設計され、従来の同社のレースタイヤ工場よりもエネルギー使用量を60%低減させた。 同社のパオロ・フェラー…
フランス初の水素自動車メーカー、ホピウムはこのほど、ブリヂストンと提携し、高級セダン「Machina」向けのタイヤを開発していることを発表した。 両社は、車両の長距離走行を支える低燃費技術を持った特殊タイヤのデザインを進める。ブリヂストンは独自のバーチャルタイヤ開発技術を活用し、「効率性と持続可能性の両面で大きな利益を提供する」(同社)という。 ブリヂストンEMIAでは「我々の専門知識はゼロ…