ブリヂストン 路面判定システムの実車走行を初公開
ブリヂストンは4月9日、栃木県の同社プルービンググラウンド(テストコース)で、安全技術に関する説明会を開催し、路面判定技術「CAIS」(カイズ)の実車走行を報道陣に公開した。 「CAIS」はContact Area Information Sensingの頭文字。タイヤ内部に取り付けたセンサーから路面状態を測定する技術で、昨年同社が世界で初めて実用化にこぎつけた。 今回は株式会社ネクスコ・エ…
ブリヂストンは4月9日、栃木県の同社プルービンググラウンド(テストコース)で、安全技術に関する説明会を開催し、路面判定技術「CAIS」(カイズ)の実車走行を報道陣に公開した。 「CAIS」はContact Area Information Sensingの頭文字。タイヤ内部に取り付けたセンサーから路面状態を測定する技術で、昨年同社が世界で初めて実用化にこぎつけた。 今回は株式会社ネクスコ・エ…
4月8日「タイヤの日」――今年もJATMA(日本自動車タイヤ協会)をはじめタイヤメーカーおよびタイヤ販売会社、関連団体など、業界が一丸となってさまざまな安全啓発活動を実施した。JATMAの関東支部では東北自動車道のパーキングエリアで活動を行い、ドライバーにタイヤの適正使用を呼びかけた。 「タイヤの日」は、2000年にJATMAなど業界3団体により創設された記念日。タイヤ業界にとって特別な日であ…
「年に1度はあなたのタイヤゲージの校正を」――このように訴えるのは、タイヤゲージ(エアーゲージ)の専門メーカーである旭産業だ。 チェンジャーやバランサーに比べ、タイヤゲージに対するメンテナンスや始業前点検の意識が低いと指摘される。タイヤ空気圧管理に欠かすことのできないタイヤゲージは作業工具ではなく、計測機器であり精密機器。その取り扱いには慎重さが求められ、精度を保つためには校正が必要だ。 旭…
東洋ゴム工業は4月2日、東名高速道路・海老名サービスエリアでタイヤの安全啓発活動を行い、一般ドライバーにタイヤ点検の重要性を呼びかけた。 同社ではこれまでも秋などにもショッピングセンターなどで安全啓発活動を実施してきたが、「タイヤの日」に合わせた春の活動としては6年ぶりとなる。9日以降にも北海道から九州まで全国で啓発活動を予定している。 現地で活動に参加した同社の櫻本保常務執行役員は、「昨年…
横浜ゴムは3月28日に都内でオランダの農機用・建機用タイヤメーカー、アライアンス・タイヤ・グループ(ATG)買収に関する記者会見を開き、生産財事業を大幅に強化すると発表した。米投資ファンド、KKRおよびATGの株主から11億7900万ドル(約1356億円)で全株式を取得し、7月1日までに買収を完了する予定。今後も安定した成長が見込まれる農業機械タイヤ事業に参入することで収益力の向上を図る。 A…
2015年の1年間、タイヤ空気充填(てん)作業に関連する事故33件発生したことがJATMA(日本自動車タイヤ協会)の調べでわかった。そのうちの1件は作業者が死亡。骨折など重傷を負う事故も8件あった。 JATMAは毎年、タイヤ空気充てん作業時(車両からタイヤを取り外した状態)と、タイヤ空気補充時(車両にタイヤが取り付けられた状態)において、事故の発生件数や発生状況をまとめている。 昨年の事故件…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)の賀詞交換会が1月15日、都内のホテルで開かれた。野地彦旬会長は「昨年のタイヤ生産量は対前年比95%の107万トン、タイヤ販売量は96%の7070万本だった。国内新車販売のうち約42%が軽自動車で、徐々にタイヤが小さくなっているという印象だ。デフレ脱却のために、お金に余裕のある方には高付加価値の商品を買っていただきたい。物価上昇に貢献し、結果として実質金利より高…
1月8日に行われたブリヂストンの「Playz PXシリーズ」の発表会にはCMで教授役を演じた女優の綾瀬はるかさんが、CMと同じ白衣とメガネ姿でゲストとして登壇した。教授役については「少し偉くなったようで、気分がいい」とはにかんだ。「普段、タイヤについてあまり考えたことがなかったが、CMをきっかけに少し詳しくなった」という。 「今年はまず健康、そして普段使っている車のタイヤをプレイズに換えて疲れ…
ワールドループつくば(茨城県牛久市)では今冬からオールシーズンタイヤの販売を開始した。取り扱うタイヤは日本グッドイヤーの「Vector 4Seasons」。販売開始後にすぐ2セットが売れるなど、好調な滑り出しを見せている。その背景には、準降雪地帯にあたる茨城県ならではの事情があった。 牛久店店長の久保さんは「年に数度の軽い降雪があるが、積もることはあまりない地域。そのため、コスト面や手間を考え…
堅調な需要続く北米で地産地消を確立 横浜ゴムが約360億円を投じて建設していた北米のトラック・バス用タイヤ工場(ミシシッピ州ウエストポイント市)が完成した。現地時間の10月5日に行われた開所式にはミシシッピ州のフィル・ブライアント知事やトレント・ケリー米国下院議員をはじめとした地元政財界の幹部のほか、日系カーメーカーや取引先など約300名が出席した。 ミシシッピ工場は同社にとって単独では北米初…
横浜ゴムは現地時間の10月5日、北米でトラック・バス用タイヤの新工場を稼働した。総投資額は3億ドル(約360億円)で、生産能力はフル操業時に年間100万本を計画している。北米向けにはこれまで独・コンチネンタルとの合弁会社、GTYタイヤカンパニー(米)および日本やタイからの輸入で対応してきたが、新工場の本格稼働により世界有数の商用車市場で旺盛な需要を取り込む。今後、OE納入も拡大させ将来的には合計…
「X one」テーマに150名参集 日本ミシュランタイヤは9月11日、都内でトラック・バス用ワイドシングルタイヤ「X One」をテーマとした「アドバンスユーザーミーティング」を開催し、運送会社やトラックメーカー、タイヤディーラーなど、昨年の約3倍となる100社から合計150名の関係者が参加した。会場では同社のTB事業の取り組み状況や「X One」の導入事例の紹介が行われたほか、2016年に「X …
2020年にシェアトップへ 住友ゴム工業は中国市場で小売店向けの販売施策を強化する。今年から新たな販売チャネルとしてスタートした総合メンテナンスショップ「D-ガード」の出店を2016年以降加速させ、中国で初となる大規模フランチャイズ網の構築に乗り出す。景気減速による個人消費の低迷など懸念材料はあるものの、依然として新車販売台数世界1位の中国市場で安定的な販売体制を確立し、グローバルメーカーとして…
ブリヂストンが主催する「技能グランプリ全国大会2015」が6日、静岡県富士市のふじさんめっせで開催され、全国の地区予選を勝ち抜いてきた直営店およびブリヂストンタイヤショップのスタッフ合計52名がトラック・バス用タイヤの整備技術を競い合った。 2010年に始まったこの活動も6年目を迎え、今回から2人のオペレーターが共同で作業を行う競技が新たに加えられた。またソリューションビジネス、とくにメンテナ…
「太陽」を導入、2015年末に日産1万5000本へ 住友ゴム工業(池田育嗣社長)は、ブラジル・パラナ州クリチバに新タイヤ工場がこのほど竣工し、現地時間の10月3日、現地子会社スミトモ・ラバー・ド・ブラジル社(パラナ州ファゼンダ・リオ・グランデ市、小田一平社長)主催による工場開所式を行った。開所式にはパラナ州知事をはじめとする現地州・市関係者、在クリチバ日本国総領事、池田社長、現地法人の小田社長な…