国内タイヤメーカー4社が入社式、新たな挑戦への期待示す
新年度がスタートした1日、国内タイヤメーカーが一斉に入社式を行い、各社のトップは「新たなことに果敢に挑戦を」「色々なことに挑戦して学びを得る」「新しい時代を創るその主役になって欲しい」など、期待を込めてエールを送った。 ブリヂストンの江藤彰洋COO兼社長は、同社の創業時から現在の経営のグローバル化について触れ、「当社が現在、そして将来実行しようとしていることは過去から脈々と受け継いできた理念や…
新年度がスタートした1日、国内タイヤメーカーが一斉に入社式を行い、各社のトップは「新たなことに果敢に挑戦を」「色々なことに挑戦して学びを得る」「新しい時代を創るその主役になって欲しい」など、期待を込めてエールを送った。 ブリヂストンの江藤彰洋COO兼社長は、同社の創業時から現在の経営のグローバル化について触れ、「当社が現在、そして将来実行しようとしていることは過去から脈々と受け継いできた理念や…
国内最大級の二輪車展示会「第46回東京モーターサイクルショー」が3月22日から24日の3日間、東京ビッグサイトで開催され、国内外からタイヤメーカーや二輪車メーカー、パーツ関連企業など153社・団体が出展した。各社のブースでは最新モデルが紹介され、多数の来場者で盛況だった。 ブリヂストンは2月に発売を開始した「BATTLAX HYPERSPORT S22」と「BATTLAX ADVENTUREC…
住友ゴム工業の2018年業績は過去最高の売上収益を達成したものの減益となった。天然ゴム価格は安定的に推移し原材料が30億円プラスに寄与したほか、価格改定による価格38億円が増益要因だった。一方、中国での高インチタイヤの販売需要減や、グローバルでの増産投資などが利益を押し下げる要因となった。 2月13日に都内で開催した会見で池田育嗣社長は「中国は利益率が高いため大きな影響があった。欧米での販売は…
1月11日から13日の3日間、千葉市の幕張メッセで開催された世界有数のカスタムカーのイベント「東京オートサロン2019」。来場者数が過去最多の33万666人となり、盛況のうちに幕を閉じた。会場では近年人気のSUVをはじめ、最新のスポーツモデル、ラグジュアリーカーなどが高い存在感を発揮。タイヤメーカー各社もそれぞれのブランドが持つ世界観を全面に訴求してクルマの魅力や楽しさ、興奮を演出して多くの来場…
住友ゴム工業は12月27日、山本悟取締役常務執行役員(アジア・大洋州本部長)が社長に昇格する人事を発表した。来年3月26日に開催する株主総会を経て就任予定で、同社の社長交代は8年ぶりとなる。池田育嗣社長は代表権のある会長に就く。 同日、神戸市の本社で開いた会見で山本氏は「池田社長は欧米事業の拡大、グローバルで生産販売拠点の拡充に注力して成長の土台を整えてきた。欧米を中心にグローバルでの成長基盤…
トルコ市場で販売拡大に取り組む住友ゴム工業。現地ではどのような評価を得て、市場に受け入れられているのか――。数年前より同社ブランドを販売しているタイヤショップを取材した。 ファルケンタイヤは品質と価格で評価 トルコの首都アンカラ市の中心部にはタイヤなど自動車部品の販売店が100以上も軒を連ねているエリアがある。トルコではユーザーの利便性からタイヤに限らず同じ業態が一カ所に出店するのが一般的だと…
住友ゴム工業はトルコ工場の生産強化に伴い、現地向けのタイヤ販売量を2022年に現在の約1.5倍となる100万本に引き上げる。今後、同工場からの供給を増やすことで国産品として為替や関税のリスクを回避できることも追い風になる。新車の生産・販売台数が増加し、安定的なタイヤ需要の拡大が見込まれているトルコ市場で、現在140店舗ある取引先のタイヤ販売店を今後毎年30店舗ほど増やす計画で、シェアを6%程度ま…
住友ゴム工業はトルコ工場の敷地内に「安全体感棟」を設置して2017年10月から稼働した。新しく採用した従業員へ安全に対する基本的な教育を行うことが目的。 福島県の白河工場など国内工場にある施設を参考にしたもので、労働災害のリスクをシミュレーションし、機械への巻き込まれや重量物の落下といった事故の際に起こり得る「痛み」や「恐怖」を擬似的に体感できる。 体感プログラムは、過去の事故事例などを参考…
住友ゴム工業は10月5日、2015年に稼働したトルコ工場を報道陣に公開した。主に欧州市場への供給拠点として活用していく方針で、工場の1日あたりの生産能力は当初の4000本から現在は1万6000本に拡大した。さらに2020年には約9割増の日産3万本へ引き上げる計画で、現在も増強が進められている。その一方で、黒田豊取締役常務(欧州・アフリカ本部長)は、「工場の使命は単にタイヤを供給するだけではない」…
住友ゴム工業が欧州市場で事業展開を加速させる。欧州への輸出拠点として2015年に稼働したトルコ工場で生産増強を進めるとともに、FALKEN(ファルケン)タイヤの新車納入や市販用タイヤの取り扱い店舗の拡大を進める。複数のタイヤメーカーがひしめく市場の中で、2022年までにシェアを現在より約2ポイント増の5%に引き上げるとともに、市場で中価格ゾーンに位置付けられる「ミッドセグメント」でトップを目指す…
住友ゴム工業は10月6日、全国28都道府県の28会場で「DUNLOP(ダンロップ)全国タイヤ安全点検」を実施した。2008年に始まったこの活動は、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、空気圧や残溝、タイヤ表面の損傷の点検を行うもの。20回目を迎えた今回は、点検を受けたドライバーに点検結果を記入したチェックシートを配布したほか、会場でタイヤ点検の重要性を記載したクリアファイルなどを配った。 当…
住友ゴム工業は欧州市場のタイヤ販売量を2022年までに現在の約1.6倍となる2000万本レベルへ引き上げる。今後、欧州カーメーカーのプレミアムモデル向けに新車採用を進めるほか、FALKEN(ファルケン)ブランドの取り扱いタイヤディーラーを5割程度増やす。 同社は2015年に欧州市場向けのタイヤ供給拠点としてトルコのチャンクル県で工場を稼働した。また同じ時期に米グッドイヤーとの提携を解消したこと…