ブリヂストン「質を伴った成長を」
ブリヂストンタイヤジャパン(BTJ)の清水実社長に2014年の振り返りと2015年の取り組みについて話を聞いた。BTJ設立から3年が経ち改革に関しての手ごたえを感じているようだ。それらの改革の成果をベースに、今後いくつもの施策を講じていく。2015年は、付加価値提案ができる商品・チャネル政策の展開、生産財タイヤソリューションビジネスの一層の強化、メーカー希望小売価格の適用商品拡大による商品価値訴…
ブリヂストンタイヤジャパン(BTJ)の清水実社長に2014年の振り返りと2015年の取り組みについて話を聞いた。BTJ設立から3年が経ち改革に関しての手ごたえを感じているようだ。それらの改革の成果をベースに、今後いくつもの施策を講じていく。2015年は、付加価値提案ができる商品・チャネル政策の展開、生産財タイヤソリューションビジネスの一層の強化、メーカー希望小売価格の適用商品拡大による商品価値訴…
西日本最大のバンダグ・リトレッドファクトリー ブリヂストンタイヤジャパン(株)がリトレッド工場と廃タイヤ中間処理工場の一括拠点として昨年7月に発足した「ブリヂストンタイヤリサイクルセンター大阪」(大阪市住之江区)を訪ねた。ここは世界でも例がない、タイヤソリューションの新たなチャレンジの現場でもある。発足から約1年半、その現況をリポートする。 ブリヂストンタイヤリサイクルセンター大阪(武市誠也セ…
ブリヂストンは5月8日、小平市の技術センターでタイヤ技術「ologic」(オロジック)の技術説明会を開催し、併せてタイヤ踏面の挙動を可視化する「ULTIMAT EYE」(アルティメット アイ)の試験施設を公開した。 「ologic」はタイヤサイズを狭幅・大径化、高内圧化することにより、転がり抵抗と走行時の車両の空気抵抗を従来のタイヤと比較して大幅に低減しつつ、ウェットグリップ性能を高めているの…
ブリヂストンは4月8日タイヤの日、ブリヂストンタイヤジャパンを通じて全国一斉安全啓発活動を行った。福島県いわき市のSS、(株)セキショウカーライフいわき湯本インター店にはブリヂストンタイヤジャパンの清水実社長(ブリヂストン常務執行役員)が訪れ、現場スタッフを激励するとともに、来店したドライバーにタイヤの安全使用を呼びかけた。 この活動は同社がかねて行っている「タイヤセーフティープロジェクト」の…
冬タイヤ開発の中心地 ブリヂストンは日本、欧州、北米、中南米、アジアと世界8カ国に合計10カ所のテストコースを有しており、各市場のニーズに合った試験を行っている。その中でスタッドレスタイヤに関しては北海道士別市にある冬用タイヤ専用のテストコース「北海道プルービンググラウンド」が中心的な役割を担う。同社は1月31日、現地にメディアを招いて同施設の見学会を実施した。 「北海道プルービンググラウンド…
ブリヂストンは4月8日、東京都小平市にある東京工場で同社が取り組んでいる安全啓発活動の説明会を実施し、併せてタイヤのバースト実験を公開した。 説明会の冒頭、西海和久COOは「本日4月8日は『タイヤの日』だが、当社としてもJATMAの活動に加えて11年前から独自に安全啓発活動を実施している。その中で販売店スタッフの作業安全という切り口から、安全な作業をどうしたら徹底していけるかについて活動してい…
「世の人々の楽しみと幸福の為に」――ブリヂストンの創業者・石橋正二郎氏は、その人生観に基づいて多くの文化施設や教育施設を創業の地である久留米に建設した。今回はその内の一つ「石橋文化センター」を訪れ、社会貢献活動の原点ともいえる、地域社会との関わりについてまとめた。 石橋文化センター 石橋正二郎氏は1956年(昭和31年)、会社設立25周年を記念して「石橋文化センター」(久留米市野中町)を建設し…
福岡県久留米地区にはブリヂストン創業者・石橋正二郎氏ゆかりの施設が数多く存在する。今回は別荘として使用していた「水明荘」と、石橋家の私邸として建築した「石橋迎賓館」を見学し、その役割と今へ続く創業者の思いを辿った。 水明荘 石橋正二郎氏の趣味が「美術」「建築」「造園」であったことは広く知られている。ここ水明荘(久留米市御井町)の設計も自身で行った。完成は1936年(昭和11年)。敷地面積は飛び…
歴史と最新設備を併せもつマザー工場 ブリヂストンは1月26日、同社創業の地である福岡県久留米地区でメディア向け見学会を実施し、マザープラントである久留米工場および市内にある創業者・石橋正二郎氏ゆかりの施設を公開した。今号では、創業者のDNAを次世代へ継承する役割を担いつつ、操業開始から80年を超え、なお進化し続ける久留米工場の取り組みをレポートする。 ブリヂストンの創業者・石橋正二郎氏(188…
ブリヂストンは、昨年12月に開催した「東京モーターショー2011」で数年先の実用化を見据えた“将来技術”として、「非空気入りタイヤ(エアフリーコンセプト)」を発表した。現時点では開発段階ではあるが、タイヤの可能性を広げる事例として注目を集めた。そのコンセプトや今後の展望について同社中央研究所の開発責任者から話をきいた。 「100%リサイクル可能でパンクの心配もない。数年後を目途に実用化を判断」 …
市販用ランフラットタイヤ「POTENZA S001 RFT」販売開始 ブリヂストンは、ランフラットタイヤの新商品「POTENZA S001 RFT」を7月1日から発売した。「POTENZA S001 RFT」は、同社初の市販用ランフラットタイヤ。ランフラットを純正装着する車両の補修用としてだけでなく、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)とランフラットに対応したアルミホイールを装着すれば、…
こんなに気持ちのある人が大勢いることに、びっくりした。 東日本大震災の発生から3カ月以上が過ぎ、被災地では企業ボランティアへの注目が高まっている。5月の大型連休中には全国から大勢集まったボランティアの人たちが、その後急速に減少して全く手が足りない現状だという。このため、企業によるボランティア活動に対する期待が増しているというわけだ。 そこで目を引くのがブリヂストン。現在では名立たる企業が企業…
首都圏初のバンダグ生産拠点 ブリヂストンは7月9日、トラック・バス用リトレッドタイヤの製造拠点「バンダグ・リトレッド千葉ファクトリー」(千葉県市原市)の開所式を行い運営を開始した。同工場は、バンダグ・リトレッド方式を導入した首都圏初の拠点で、敷地面積・生産能力ともに最大規模となっている。また環境負荷低減を考慮した設備を多数導入した。 開所式には西海和久ブリヂストン代表取締役専務執行役員、同社執…