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日本グッドイヤー、オールシーズンタイヤで攻勢
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日本グッドイヤー、オールシーズンタイヤで攻勢

 国内でオールシーズンタイヤのラインアップが拡大する中、他社に先駆けて市場開拓を進めてきた日本グッドイヤーはこれまで蓄積してきたノウハウを活用して販売を強化する。今シーズンはバン用にも新商品を投入予定で、より幅広いユーザーをターゲットに拡販していく。  昨年の国内市販用タイヤ市場は新型コロナウイルスの影響もあり、全体では前年比1割のマイナスとなったものの、オールシーズンタイヤの需要は堅調に推移した…

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ピレリ、世界初のFSC認証タイヤを量産開始
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ピレリ、世界初のFSC認証タイヤを量産開始

 伊ピレリは、世界で初めてFSC認証(森林認証制度)を取得したタイヤの量産化に成功したと発表した。FSC認証を受けた天然ゴムとレーヨンを使用しており、「持続可能性を高めた新境地を切り開く象徴的な位置付け」(同社)となる。  このタイヤは独BMWのPHV(プラグイン・ハイブリッド車)用に開発した。同認証は農園が生物の多様性を維持し、地域住民や労働者の生活に利益をもたらす方法で管理され、経済力も保証す…

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ETRMAが調査 欧州のリサイクル率は94%
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ETRMAが調査 欧州のリサイクル率は94%

 欧州タイヤ・ゴム製造者協会(ETRMA)は5月11日、欧州連合(EU)27カ国を含む32カ国における2019年の廃タイヤの調査結果を発表した。それによると、廃タイヤの94%は材料再利用またはエネルギー回収に用いられており、リサイクル状況は過去数年間と同水準となったことが分かった。  廃タイヤの発生量は前年比約3%減の345万53トン。このうち54%が材料再利用に活用され、数量は7%減の187万9…

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ミシュラン「Movin’On 2021」で2つの技術革新を発表
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ミシュラン「Movin’On 2021」で2つの技術革新を発表

 仏ミシュランは6月1~4日、環境負荷低減などをテーマとしたグローバルサミット「Movin’On 2021」を開催し、海上輸送とモータースポーツの2つの側面からサステナビリティ(持続可能性)に取り組むと発表した。  海上輸送では新たな伸縮可能な翼帆システムを発表した。様々なタイプの商船やプレジャーボートなどに搭載が可能で、船舶の燃費を最大20%削減できるという。2022年に実用化が始ま…

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「東京モーターショー」次回は2023年に開催へ
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「東京モーターショー」次回は2023年に開催へ

 日本自動車工業会は6月3日に記者会見を開き、次回の「東京モーターショー」を2023年に開催すると発表した。2021年は東京モーターショーの開催年だったが、新型コロナウイルスの影響で中止が決まっている。  2023年のショーのテーマは「グリーン&デジタル」。豊田章男会長は「久々のリアルイベント、未来のモビリティという基軸でオールインダストリーショーになるように希望を持ちながら検討を進めていく」と意…

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ミシュラン、車両点検ソリューションを強化 数秒でタイヤ点検を実現
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ミシュラン、車両点検ソリューションを強化 数秒でタイヤ点検を実現

 仏ミシュランは、自動車専用360度スキャナーを提供する仏プルーブステーション社と提携し、自動車両点検ソリューションを強化すると発表した。  ミシュランでは「車両点検はこれまで約30分を要し、そのうち約3分でタイヤ点検をするのが一般的だった」と指摘した上で、「今回の提携により、わずか数秒でタイヤを点検し車両点検全体を1分未満に短縮することが可能になる」と効果を説明した。なお、現時点では国内でのサー…

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ピレリ、開発から20年「ランフラット技術は今後も重要に」
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ピレリ、開発から20年「ランフラット技術は今後も重要に」

 伊ピレリはランフラットタイヤの開発から今年で20年を迎えたことを機に、これまで1000種類以上のモデルを開発したことを発表した。現在は電気自動車(EV)も含めてBMWやメルセデス、アウディなど50車種以上に同社のランフラット・テクノロジーを採用したタイヤが装着されているという。  ピレリはラリーレースから得られた知見をもとに、2001年に公道用タイヤとしてランフラット・テクノロジーを開発。それ以…

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ノキアンタイヤ バランス重視のタイヤで安全な走行を
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ノキアンタイヤ バランス重視のタイヤで安全な走行を

 阿部商会は4月から発売したフィンランドのノキアンタイヤ「ハッカ・グリーン3」と「シーズンプルーフ」、「シーズンプルーフSUV」の商品説明会を開催した。優れたトータルバランスや耐摩耗性、燃費性能などを実現した技術を紹介する。  「ハッカ・グリーン3」は、ノキアンが掲げる商品開発コンセプト「グリーンセンスコンセプト」に基づき開発した。このコンセプトは「優れた耐久性と低転がり抵抗」「低温路面のための究…

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日本ミシュランタイヤの須藤社長「日本から世界へ貢献」
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日本ミシュランタイヤの須藤社長「日本から世界へ貢献」

 事業の全ての領域でサステナビリティ(持続可能性)を推進する仏ミシュラン。2050年までにタイヤを100%持続可能にする取り組みを進めるほか、タイヤ以外の事業にも注力していく方針を掲げている。これらの改革により国内でのビジネスはどう進化していくのか――。4月に日本ミシュランタイヤの新社長に就任した須藤元氏は、「日本の特徴を活かして発信していくことがグループや世界に対する貢献になる」とその重要性を話…

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TOYO TIRE、サッカー日本代表のサポーティングカンパニーに
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TOYO TIRE、サッカー日本代表のサポーティングカンパニーに

 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は5月20日、日本サッカー協会(JFA)とサッカー日本代表のサポーティングカンパニー契約を締結したと発表した。契約期間は今年5月1日から来年12月31日まで。サムライブルーの愛称で知られる男子日本代表をはじめ、女子代表(なでしこジャパン)、年代別日本代表など全カテゴリーの日本代表をサポートする。  同日の記者会見には、笹森建彦取締役とJFAの田嶋幸三会長が出席…

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ノキアン、スペインの試験路稼働 時速300kmのテストも可能に
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ノキアン、スペインの試験路稼働 時速300kmのテストも可能に

 フィンランドのノキアンタイヤは5月12日、スペインのサンタ・クルス・デ・ラ・サルサの新しいテストセンターが稼働を開始したと発表した。  同社にとって3つ目のテスト拠点となるこの施設は、年間を通して夏タイヤとオールシーズンタイヤ、冬タイヤのテストを実施できるという。広さは約300ヘクタールで、ドライおよびウェットのテストや最高で時速300kmでのテストが可能なコースなど合計10種類のトラックを備え…

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ブリヂストンの石橋CEOが中計の進捗を説明「今年は結果にこだわる」
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ブリヂストンの石橋CEOが中計の進捗を説明「今年は結果にこだわる」

 ブリヂストンは5月17日の会見で、23年までの中期事業計画の進捗を発表した。タイヤ事業では大口径乗用車用の販売増などで販売ミックスを改善し、売値マネジメントも強化。石橋秀一グローバルCEOは第2四半期以降も売上収益の更なる改善を図り、「特に北米で回復基調を捉えていく。販売ミックス、売値改善も徹底する」と述べた。  また、「商品戦略は“ゴムを極める”を軸に、サステナビリティやモビリティの進化を見据…

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レース用タイヤも持続可能に ミシュランの「MotoE」用タイヤ
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レース用タイヤも持続可能に ミシュランの「MotoE」用タイヤ

 仏ミシュランは4月29日、電動バイクのロードレース「MotoE」用のフロントタイヤに33%、リアタイヤには40%のサステナブル(持続可能)な原材料を使用し、ラップタイムの更新も実現していることを明らかにした。  「MotoE」用のタイヤでは、同社グループのパートナー企業であるスウェーデンのエンバイロ社の技術を活用して廃タイヤから回収したカーボンブラックを使用することで持続可能な原材料の使用量を増…

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ミシュラン子会社のシンビオ 水素技術の開発推進
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ミシュラン子会社のシンビオ 水素技術の開発推進

 仏ミシュランは4月15日、子会社のシンビオがバスメーカーの仏サフラおよび欧州カーメーカー、ステランティスとそれぞれ水素技術の開発プロジェクトを進めていることを報告した。  シンビオはサフラと水素バスの設計で協業しており、4月6日には新たに1500台の水素バスを開発する契約を締結した。一方、燃料電池を搭載した商用車の年内の発売を目指すステランティスに対しては、400kmの航続距離を実現し、数分間で…

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国内タイヤ4社の第1四半期は大幅増益に 需要回復で3社が通期上方修正
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国内タイヤ4社の第1四半期は大幅増益に 需要回復で3社が通期上方修正

 国内4社の第1四半期(1~3月)業績が出揃い、全社が増収増益を達成した。前年同時期には新型コロナウイルスの影響が広がっていたが、そこから1年が経過して需要は大きく改善しつつあるようだ。下期にかけて天然ゴム価格や原油の上昇など原材料高が懸念されるが、北米や中国でのタイヤ販売が当初の想定より好調に推移しており、住友ゴム工業、横浜ゴム、TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は通期の業績予想を上方修正した…

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