オートバックス旭店 “人間力”が成長の源
株式会社図南(千葉県旭市、山本佳史社長)は、千葉県内で5つのオートバックス店を展開する。現会長の北村俊郎氏が1996年8月8日に同社を設立。2カ月後の10月10日、第1号店としてオープンしたのがここ、オートバックス旭店だ。同社は昨年、創業満20周年という大きな節目を迎えたが、すべてはこの店から始まった。 クルマに関わる全てをこの店で完結 千葉市穴川と銚子市を結ぶ国道126号線沿いに所在。JR総…
株式会社図南(千葉県旭市、山本佳史社長)は、千葉県内で5つのオートバックス店を展開する。現会長の北村俊郎氏が1996年8月8日に同社を設立。2カ月後の10月10日、第1号店としてオープンしたのがここ、オートバックス旭店だ。同社は昨年、創業満20周年という大きな節目を迎えたが、すべてはこの店から始まった。 クルマに関わる全てをこの店で完結 千葉市穴川と銚子市を結ぶ国道126号線沿いに所在。JR総…
デロイトトーマツリスクサービスは4月20日、都内でサイバーセキュリティ先端研究所によるセミナーを行った。今回のテーマはあらゆるものがネットに繋がる「IoT時代の車両セキュリティ」。 同社ではIoTを導入したデバイス数は2025年までに全世界で現在の3倍以上に増加すると見込んでいる。その中でも自動車向け市場は年平均22%の伸びが推定され、産業向けデバイスについで高い成長率が見込まれる。 自動車…
バスク(埼玉県志木市)は4月よりタイヤ空気圧監視システム(TPMS)「エアセーフ」の販売を開始した。エアバルブに装着する直接式で、センサー4台と車内モニター1台のセット。希望小売価格は税抜3万6800円。 小笠原孝嗣社長が「OE装着品と遜色ない精度と性能を持ちつつ、この価格に抑えた。性能面はもちろん、コストパフォーマンスでも決して他社に負けていない」と自信を示す同製品はどのようにして生まれたの…
日本ミシュランタイヤはトラック・バス用ワイドシングルタイヤ「X One」(エックス・ワン)の販売を加速させる。「X One」は三菱ふそうトラック・バスの「スーパーグレート」にディーラーオプションで設定されるなど新車装着の拡大が見込まれており、それに伴い交換需要の増加も期待される。追い風を受けて同社では「X One」のリトレッドや新たなタイヤ管理サービスにも着手し、幅広いユーザーにアプローチする。…
国内市販用タイヤのメーカー出荷価格改定の動きが急ピッチで進んでいる。今回の値上げは、天然ゴムや石油化学系原材料が高騰を続けており、生産性の向上やコスト削減など企業努力だけで吸収することが困難なことから決定したもの。 今後の行方を市場関係者はどのように見ているのだろうか。値上げ前の需要の前倒しが気になるところだが、ブリヂストンの清水実専務は、「過去の値上げの時も駆け込み需要はあった。4月から5月…
細部まで快適性能と静粛性を追求 住友ゴム工業は3月24日に兵庫県淡路市で低燃費タイヤの新商品「LE MANS V」(ル・マン ファイブ)の試乗会を実施した。 「LE MANS V」の開発に際し、西実専務執行役員は「今までのダンロップとは異なる柔らかさを目指した。10m乗れば違いが分かる」と力強く語る。開発には1年半を要し、西専務自ら何度も試乗を繰り返し完成した。 その特徴が最も大きく表れてい…
タイヤ空気充てん作業時、空気補充作業中における事故は昨年1年間だけで25件発生した。ただ、タイヤ整備作業全般にまで拡大すると、事故は空気充てん作業時や空気補充作業時に起きるだけとは限らない。自動車のリフトアップ作業に関わる事故、タイヤチェンジャーやホイールバランサーの使用時の事故も発生している。一方で、精度を欠いた計測機器を使用することで、自動車ユーザーの安全を脅かす恐れがあるとの指摘もある。 …
日野自動車は4月5日、さいたま市内で新型トラックの発表会を開催した。今回発表されたのは、大型トラック「日野プロフィア」と中型トラック「日野レンジャー」で、プロフィアは5月22日、レンジャーは4月5日から発売。年間販売目標台数は、プロフィアシリーズ全体で1万1000台、レンジャーシリーズ全体で1万7000台。 今年は同社の75周年であり、同時に前身となる東京瓦斯電気工業の純国産トラック「TGE-…
タイヤの空気充てん作業および、車両に取り付けた状態で行う空気補充作業における事故が依然として減っていない。日本自動車タイヤ協会の統計によると、過去10年間で発生した事故件数は合計222件、そのうち死亡事故は11件、作業者が重軽傷を負ったケースは115件に達した。整備作業の中で、事故はなぜ起こってしまうのか、事故を防ぐために何か必要なのか――2007年から2016年までの事例をまとめた。 10年…
有限会社内海タイヤ工業所は、品川区東中延の国道1号線沿いに店を構える。店頭には新品のタイヤだけでなく、信頼の厚い顧客からの委託品である高級中古タイヤも並んでいる。今年創業69周年となる同社は1948年、戦後すぐに内海正裕社長の父が開業した。店内には以前入庫したビンテージカーの写真もあり、土地柄輸入車も多いという。 イレギュラーにも対応する熟練の技術 折しも取材中、一台の車両がタイヤ交換に訪れて…
これまでバイアスタイヤが中心だった航空機用タイヤ市場でラジアル化が急速に進む中、業界でトップシェアのブリヂストンが事業強化を加速させている。将来的に需要増が見込まれるラジアルタイヤの生産量を拡大させるとともに、新品とリトレッドタイヤを組み合わせたソリューションビジネスを推進することで競争力を高める。 昨年12月に都内で開いた会見でブリヂストンの石橋秀一副社長は、タイに新工場を建設すると発表し、…
東洋ゴム工業は3月10日、2020年12月期を最終年度とする4カ年の中期経営計画を発表した。タイヤ事業では欧州を候補に新工場の設立や既存工場の拡張を検討し、供給能力を拡大させるとともに、SUV用タイヤなど高付加価値品の販売を伸ばし、売上高は2016年実績と比較して3割増を目指す。 タイヤ事業の売上高3割増へ 3月10日に大阪市内で行われた会見で清水隆史社長は、「タイヤ事業を中心に資金や人材、技…
中国の青島双星(ダブルスター)は3月13日、韓国のクムホタイヤを買収する契約を結んだと発表した。韓国産業銀行やウリィ銀行などのクムホタイヤの債権団が保有する42.01%(6636万8844株)の株式を9950億ウォン(約993億円)で取得する。 契約完了後、債権団がクムホアシアナグループの朴三求(パク・サムグ)会長に優先買収請求権を行使するかどうかを通知する。朴会長はその後30日以内に権利の使…
タイヤ空気充てん作業時における事故が昨年1年間で25件発生したことが日本自動車タイヤ協会(JATMA)の調査で分かった。事故の被害状況をみると死亡が1件、重軽傷が11件となった。またベニヤの壁が破損するといった物的事故が1件だった。パンク修理作業に関連する事故は14件あった。パンク走行等に伴うタイヤの損傷は16件で、その内、ひきずり痕の見落としは13件だった。 死亡事故は東北地方のSSで発生し…