進む“脱炭素”の流れ タイヤ各社も動き加速 一部メーカーは目標の見直しも
世界的に“脱炭素”を目指す動きが加速している。菅義偉首相は10月末に温暖化ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにする目標を掲げた。欧州連合(EU)でも2019年に同様の目標を立てており、中国は2060年までにCO2排出量実質ゼロを目指すことを表明。米国も大統領選で勝利を確実にしたバイデン氏がパリ協定への復帰を公約にする。近年のこうした潮流の中、タイヤメーカー各社でも事業活動における柱の一つとし…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は8月下旬からSUV用タイヤ「OPEN COUNTRY R/T」(オープンカントリー・アールティー)に新サイズを追加して発売する。追加サイズは15~18インチの5サイズで価格はオープン。このうち、17~18インチはホワイトレター仕様となっている。 「OPEN COUNTRY」シリーズはSUVをターゲットとした同社の主力ブランドで2016年から国内市場本格導入…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は輸送事業者向けにデジタル技術を活用したメンテナンスサービスを構築する。従来は人間が行っていたタイヤ溝の管理を自動化し、最適なタイミングでメンテナンスができるシステムの確立を目指す。将来的にはセンシング技術との連携も視野に入れ、様々なカテゴリーでソリューション展開や付加価値の向上につなげる。 近年は主要メーカーがタイヤ単体のみを販売する従来の形から、サービス…