トーヨータイヤの清水社長が会見「来年、新たな世界戦略の絵を」
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)の清水隆史社長は12月9日に会見を行い、2021年の取り組みを振り返るとともに、2022年を「自ら視界を開き、躍動に臨む年にする」と展望を話した。 今年は新型コロナウイルスの影響が続いたものの、北米市場では得意のSUV・ピックアップトラック用の大型タイヤを優先的に生産し、質の高い利益構成につなげた。また、半導体不足によって新車生産が落ち込む中、タイヤ生産を新…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)の清水隆史社長は12月9日に会見を行い、2021年の取り組みを振り返るとともに、2022年を「自ら視界を開き、躍動に臨む年にする」と展望を話した。 今年は新型コロナウイルスの影響が続いたものの、北米市場では得意のSUV・ピックアップトラック用の大型タイヤを優先的に生産し、質の高い利益構成につなげた。また、半導体不足によって新車生産が落ち込む中、タイヤ生産を新…
ブリヂストンの米グループ会社であるブリヂストン・アメリカス・インクは11月19日、オハイオ州アクロンの米技術センターで2022年秋に新しくテストコースを開設すると発表した。これにより、製品開発プログラムの強化や、より迅速で効率的な先進のタイヤ及びソリューションの提供を図る。 同社では「社員がプロトタイプを直接運転し、彼らが設計するタイヤに必要な性能の強化について素早く把握できる」としている。ま…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は9日、2022年のタイヤ国内需要(メーカー出荷ベース)について、四輪車用合計が21年見込み比7%増の1億966万7000本となり、2年連続で前年実績を上回る見通しだと発表した。コロナ禍前の19年実績と比較すると、20年実績は13%減、21年見込みは10%減となるものの、22年見通しは4%減まで回復する予測となる。 同会では需要見通しの前提条件として、22年の…
住友ゴム工業は販売子会社のダンロップタイヤ中国がタクシー事業者の岡山交通と協業し、タクシー事業者向けのタイヤ空気圧管理ソリューションサービスの実証実験を開始したと11月29日に発表した。 この実験では、長距離を走行するタクシーの安全運行をサポートするサービスとしての有効性や点検時間の短縮、タイヤライフの向上、燃費削減などの具体的な効果を検証。それにより、安全性・経済性の向上への貢献を目指す。 …
国土交通省は12月1日、大雪時に大型車が立ち往生するのを防止するための対策を実施すると発表した。 自動車ユーザーには積雪・凍結路で適切な冬用タイヤの装着、運行前のタイヤ溝の確認、チェーンの携行を呼び掛けるとともに、立ち往生する前の早目の装着を要請する。 また、運送事業者には年末年始の輸送等に関する安全総点検の実施項目の「大雪に対する輸送の安全確保の実施状況」に沿い、重点的な確認を求めていく。
米タイヤ製造者協会(USTMA)は12月1日、2021年のタイヤ出荷量が前年比10.8%増の3億3600万本となる見通しを発表した。 新車用タイヤは、乗用車用が1.0%増の3760万本、ライトトラック用は4.6%増の560万本、トラック用は23.3%増の580万本と予測。 市販用は乗用車用が10.9%増の2億2600万本、ライトトラック用は16.8%増の3840万本、トラック用は18.1%増…
NEXCO西日本は11月24日、今年の冬から気象庁が「大雪に関する緊急発表」を出した場合や車両の滞留が予見される際に、予防的通行止めを実施して集中除雪を行うと発表した。 ドライバーに対しては、「冬用タイヤの未装着やタイヤチェーンの不携行による車両の立ち往生が、長時間かつ大規模な滞留につながる場合がある」とし、冬用装備を早めに準備することや雪道での安全運転を呼び掛けた。また、「大雪に関する緊急発…
ブリヂストンは10月22日、2輪車用タイヤの新商品として「BATTLAX ADVENTURE TRAIL AT41」(バトラックス・アドベンチャー・トレイルAT41)と「BATTLECROSS X31」(バトルクロスX31)の2つのモデルを来年2月1日から順次発売すると発表した。 「バトラックス・アドベンチャー・トレイル」はアドベンチャーカテゴリーの新しいオンロードタイヤ。発売サイズは7サイズ…
住友ゴム工業は11月24日、10月8日から10月24日に全国のタイヤセレクト各店舗で実施した「DUNLOP(ダンロップ)全国タイヤ安全点検」で整備不良が26.9%の割合で確認されたと発表した。 タイヤ点検は、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、タイヤの残溝や表面の損傷、空気圧などの点検を行うもの。2008年から活動を継続して実施しており、25回目となる今回は計1145台の車両のタイヤを点検…
住友ゴム工業は11月18日、日産自動車が10月に販売を開始した「GT-R」「GT-R NISMO(ニスモ)」の2022年モデルに、ダンロップの高性能ランフラットタイヤ「SP SPORT MAXX GT600 DSST」の納入を開始したと発表した。 「SP SPORT MAXX GT600 DSST」は、スーパースポーツカー「GT-R」の性能を最大限に発揮させるタイヤとして開発。最先端のランフラ…
韓国のハンコックタイヤは10月28日、スタッドレスタイヤ「ウィンター・アイセプト・エボ3」が、独自動車専門誌「アウト・ビルト・スポーツカー」が実施した2021年の冬タイヤ性能テストで最高評価を獲得したと発表した。テストでは雪道や濡れた路面でのハンドリングとブレーキング性能で特に高いスコアを記録したという。 同誌は独自動車専門誌「アウト・ビルト」のスポーツカーや高性能車両を扱う姉妹紙。今回のタイ…
ブリヂストンは11月11日に開いた会見で2021年から2023年の中期事業計画について進捗を報告した。石橋秀一グローバルCEOは「事業環境が依然として不安定な中、危機管理を継続しながら“稼ぐ力”の再構築や戦略的な成長投資を実行した」と述べ、変革を推し進める考えを強調した。 石橋CEOは今期の取り組みについて、タイヤ事業では、販売ミックスの改善や価格マネジメントの強化を継続したことを説明。また、…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は11月6日、茨城県のイオンモールつくば周辺の一般道でオールシーズンタイヤ「CELSIUS」(セルシアス)の試乗イベントを開催した。 今回の試乗コースは一部に多少荒れている部分もあるドライ路面。走行時間は多くはなかったが、全体的にパターンノイズが抑えられている印象だ。また、緩やかなカーブを走行した際やレーンチェンジ時にもしっかりとした操縦安定性が感じられる。…
タイヤ産業プロジェクト(TIP)は11月4日、世界のタイヤ生産能力のおよそ60%を占めるタイヤメーカーのCEOが参画するCEO会議をオンラインで開催した。この会議は2年に一度開催し、TIPの活動の進捗・成果を確認するとともに、今後2年間の活動計画を承認する。 今回は今年5月にタイヤ産業として持続可能性に貢献するためにセクターロードマップを発行したことを確認。これは、タイヤ産業がSDGs(持続可…