GTカーの轟音に驚きの声 住友ゴム泉大津工場でモータースポーツイベント
住友ゴム工業の泉大津工場(大阪府)で11月10日、近隣の小学生を対象にしたモータースポーツイベントが開かれた。 同社が「スーパーGT」でダンロップタイヤを供給するナカジマレーシングの中嶋悟監督、伊沢拓也選手、大津弘樹選手が参加してトークショーを行ったほか、工場内にレース参戦車両を展示。エンジンを始動して轟音を響かせると、初めてレーシングカーを見た小学生からは、その迫力に驚きの声が上がった。 …
日本ミシュランタイヤは11月17日、日本航空(JAL)が来年度から導入するエアバス社の新型旅客機「A350-1000」の5年間にわたる独占タイヤサプライヤーに選ばれたと発表した。 ミシュランがJALの独占タイヤサプライヤーとして契約締結するのは今回が初めて。「A350-1000」全機に、ミシュランの航空機用ラジアルタイヤ「エア・エックス」とリトレッドタイヤが装備される。 「エア・エックス」に…
トーヨーリトレッド(新潟県糸魚川市)は11月6日、新潟県環境会議から「新潟県優良リサイクル事業所表彰」を受けた。この制度は、県環境会議が毎年行うもので、資源の再使用や再資源化へ優れた取り組みを行っている事業所を表彰している。 今回、トーヨーリトレッドはリトレッドタイヤの生産を通じた取り組みが持続可能な社会・環境づくりに寄与したとして表彰された。同社では「カーボンニュートラルへの取り組みや限りあ…
京都機械工具(KTC)は11月からタイヤリフター「AWL101」を発売した。メカニックの高齢化や人材不足に加え、タイヤの大型化で足回り作業の負担が増加する中、作業の省力化につながる機材として提案する。参考小売価格は50万円(税別)。 新製品は地上高520mmから最大1250mmまでタイヤを電動で昇降できる。重いタイヤでもスムーズな昇降作業が可能で、両手で作業を行うことで安全面も向上する。 ま…
中国のZCラバーが展開するCHAOYANG(チャオヤン)ブランドのトラック・バス用タイヤを販売するヨロズ物流(大阪府富田林市)はこのほど、タイヤサービスカー事業をスタートした。チャオヤンタイヤのユーザー向けに出張サービスの専門会社を立ち上げて、主に南大阪地区で交換作業を提供する。同社では「輸送業界では2024年問題が迫る中、タイヤ交換にかかる時間を削減し、お客様の要望にお応えすることでビジネス拡…
日本ミシュランタイヤは11月9日、ミシュラン、BFグッドリッチ、カムソ各ブランドで市販の商用車用タイヤのメーカー出荷価格を2023年1月3日から平均8%値上げすると発表した。 対象商品は、トラック・バス用(夏・冬)、小型トラック・バス用(夏・冬)のほか、鉱山・建設車両用、産業車両用、農業機械用、リトレッドタイヤ、チューブ、フラップ。 同社では、「原材料費やエネルギー価格の上昇が製造費および輸…
ブリヂストンは10月28日、タイヤ用次世代RFIDタグの早期実用化に向け、トッパン・フォームズと実装技術の共同開発を開始したと発表した。通信性能を大きく向上させ、既存の技術より離れた位置から正確なデータの読み取りを実現する。遠隔でのタイヤデータの読み取り、システムへのデータ接続が可能となり、作業時間の短縮や安全性・作業性の改善につなげる。 RFIDは無線通信を用いてICタグなどの情報を非接触で…
住友ゴム工業はこのほど、現在の低燃費タイヤより更に燃費性が向上した“夢の低燃費タイヤ”の開発につながるバイオポリマーの合成に成功したと発表した。東北大学の高橋征司准教授、金沢大学の山下哲准教授、埼玉大学の戸澤譲教授らと共同で実施したもの。 研究チームはこれまで独自に開発した改変トマト由来酵素を触媒とすることで、ポリマーを構成するモノマーのうち、列の先頭のモノマーを変更できることを発見している。…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)はこのほど、冬道でのスタッドレスタイヤの装着を啓発するチラシとポスターを作成した。降雪地域向けと非降雪地域向けの2パターンを用意。チラシは合計35万1000部、ポスターは約2万5000部を作成し、関係団体などに配布を始めた。 首都圏などの非降雪地域では夏タイヤを装着したまま冬道を走行し、スリップして立ち往生した結果、渋滞や交通事故につながるケースが毎年のように…
韓国のハンコックタイヤは電気自動車(EV)レース「フォーミュラE世界選手権」との公式テクニカルパートナー活動を本格的に開始すると発表した。同社は2022~23シーズンから4年間、フォーミュラEのワンメイクタイヤサプライヤー・テクニカルパートナーとして活動する。 9月27日には豪州で記念イベントを開催し、EVレース用「iON」(アイオン)を初公開した。「アイオン」は、モータースポーツの楽しさを最…
ブリヂストンと総務省消防庁消防大学校消防研究センターは10月24日、パンクしても走行可能な「救急車・指揮車用パンク対応タイヤ」を共同で研究開発し、実証実験で社会実装可能な技術を確認したと発表した。 これまでの救急車などのタイヤは災害時の荒れた路面を走行してパンクした場合、タイヤが潰れて走行を続けることができなかった。一方、「パンク対応タイヤ」は、ブリヂストンが保有するランフラットテクノロジーを…
京都機械工具(KTC)は11月1日から来年4月20日まで「2023 SK SALE」を実施する。 1万アイテム以上ある工具の中から、用途に合わせてKTCがセレクトした工具セットを購入できる。 セールの対象アイテム総数は123アイテム。新登場のケースや特別カラー、プロメカニックに向けて追加したツールセットなど、期間限定・数量限定品全85アイテムをお買い得価格で購入が可能。セールの特設サイトは(h…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は10月19日、東名高速道路・浜名湖サービスエリアでタイヤ点検活動を実施した。この活動はタイヤの使用実態を把握し、タイヤ整備不良に起因する自動車事故の未然防止を図るほか、ユーザーへタイヤの正しい使用・管理方法をPRするもの。 当日は山石昌孝会長(横浜ゴム社長)も活動に参加。静岡県警察本部交通部高速道路交通警察隊、中日本高速道路㈱東京支社、静岡県トラック協会、静…