JATA「バス・トラックのタイヤ使用管理等に関する実態調査報告書」
車輪脱落事故防止対策の徹底を キーワードは「お・と・さ・な・い」 大型車の車輪脱落事故防止が喫緊の課題だ。22(令和4)年度の事故発生件数は140件に上り、前年の123件に対し17件増加した。国交省は23(令和5)年10月から「大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン」を開始。また、道路運送車両法の一部を改正しタイヤの整備管理者を行政処分の対象に加えるなど運用を強化した。ポスターやチラシ、動画を活用…
車輪脱落事故防止対策の徹底を キーワードは「お・と・さ・な・い」 大型車の車輪脱落事故防止が喫緊の課題だ。22(令和4)年度の事故発生件数は140件に上り、前年の123件に対し17件増加した。国交省は23(令和5)年10月から「大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン」を開始。また、道路運送車両法の一部を改正しタイヤの整備管理者を行政処分の対象に加えるなど運用を強化した。ポスターやチラシ、動画を活用…
謹んで新春のお慶びを申し上げます 株式会社自動車春秋社 十二支は植物の循環の過程を意味する文字で、12の段階で表現したもの。それが身近な動物にあてはめられるようになったという。 十二支で唯一、空想上のものが龍。今年の干支の「辰」である。それを民俗学の巨人、南方熊楠はどう著したのか。「十二支考」(岩波文庫)を読み返すと、「田原藤太竜宮入りの話」として論を展開している。 龍は想像のいきものだ…
TOYO TIREはグローバル・フラッグシップタイヤブランド「PROXES(プロクセス)」シリーズに、低燃費コンフォートタイヤ「PROXES CF3(シーエフスリー)」を加え、2024年1月から国内市場で順次発売する。発売サイズは全46サイズ、価格はオープン価格。 国内ではCO2排出量削減に向けて自動車の燃費向上への取り組みやEV、ハイブリッド車の普及が進み、カーボンニュートラルに向けた取り組…
横浜ゴムはプレミアムコンフォートタイヤ「ADVAN dB V553(アドバン・デシベル・ブイゴーゴーサン)」を2024年2月より日本とアジア市場などで順次発売する。発売サイズは225/45R32 95W~155/65R14 75Hの46サイズを計画。 新商品は2017年から発売の「ADVAN dB V552」の後継モデル。「上質な静粛性が持続するプレミアムコンフォートタイヤ」をコンセプトに開発…
自動車整備機器専門商社の株式会社イヤサカは2023年12月11日、東京都文京区の本社で4年ぶりのプレス懇談会を開催した。第82期(22年9月21日~23年9月20日)事業報告によると、売上高は前年同期比9.2%増の276億4034万6千円で、前期の記録を塗り替え2期連続で過去最高額を達成した。 純利益は13億8288万6千円(前年同期比20.3%増)、営業利益は17億6750万4千円(12.5…
日本ゼオン 豊嶋社長「特徴ある製品を世に出す」 日本ゼオンの豊嶋哲也代表取締役社長=写真=は2023年12月11日、オンライン会見に臨み2023年の事業環境について次のように振り返った。 「23年度第2四半期は対前年比で減収減益、対前期で増収減益となり、総じて厳しい決算となった。原料は下落し為替は円安となり経営環境的には悪くないが、市況、特に中国、ヨーロッパが弱く、全体的に非常に厳しい状況だっ…
TOYO TIRE 清水隆史社長 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は8日、兵庫県伊丹市の本社で年末記者懇談会を開催した。リアル開催は2年ぶりとなる。社長会見では清水隆史代表取締役社長&CEO=写真=が23年の総括と24年の展望について語った。 「このように報道陣の皆さまと面と向かって対話することはやはりいいものですね」と所感を述べた後、「中計21」の中間点、折り返しの大事な年であっ…
横浜ゴム 山石昌孝社長 横浜ゴムの山石昌孝社長=写真=は18日、オンラインで年末会見を行い、23年の事業経営について次のように振り返った。 「3月、本社を東京・新橋から神奈川・平塚に移転した。目的は生産・販売・技術・物流の機能を1カ所に集約することにより一体となってスピーディな意思決定を行い、変化の激しい環境に勝ち抜くため。合わせて品川事務所を新設し、リモートによる業務効率化、サテライトオフィ…
住友ゴム工業 山本悟社長&西口豪一専務 住友ゴム工業は12日、江東区豊洲の東京本社で2023年度年末社長会見を行った。 山本悟社長=写真上=は2023年度を振り返り、ジャパンモビリティーショーで初公開し注目を集めたアクティブトレッド技術とセンシングコアへの取り組みについて所感を述べた。 アクティブトレッド技術は、水や温度などにシンクロして性質がスイッチする同社独自のゴム技術。山本悟社…
〝世界を変えていく情熱〟をキーメッセージに 1963年「第1回日本グランプリ」を端緒に、本格的なモータースポーツ活動を開始したブリヂストン。今年で活動60周年を迎えた。15日、都内で「極限への挑戦 次のステージへ」と銘打つプレスブリーフィングを開催。石橋秀一取締役代表執行役Global CEO=写真上=は「サステナブルなグローバルモータースポーツ活動を強化する」と発表。あわせて、FIAより「AB…
収益体質を改善し〝ありたい姿〟へ、歩み進める 年の瀬も押し迫った。住友ゴム工業、横浜ゴム、TOYO TIREの国内タイヤメーカー3社は経営トップによる年末記者会見を開いた。 諸物価の上昇が続き、ポスト・コロナの国内経済は景気回復の足取りが鈍いまま推移。国内市販用タイヤではメーカー出荷価格を引き上げた。為替の円安が輸出に追い風となって働いたものの、海上運賃の乱高下に翻弄された。また、欧州経済の停…
【編集部から】「2024年新春特集号」発行準備のため、次号は20日付と27日付の合併号(第2825号)として27日に発行します。
住友ゴム工業は2024年1月1日付で役員人事、組織改正と人事異動を行う。 今回の役員人事では、代表取締役専務執行役員の西口豪一氏が代表取締役専務執行役員タイヤ事業本部長に就く。また、タイヤ国内リプレイス営業本部が担当しているマーケティングや広域営業などの機能を同日付で新設する(株)ダンロップタイヤに移管し統合するが、現・執行役員タイヤ国内リプレイス営業本部長の河瀬二朗氏が(株)ダンロップタイヤ…
「さびたホイールナットは清掃・交換」「ナット・ワッシャー隙間に給脂」――大型車の車輪脱落事故を防ぐ五つのキーワード「お・と・さ・な・い」のうち、うっかりと見過ごされがちな「さ」と「な」の部分だ。 ホイール・ボルト、ナットが適切に清掃されず、潤滑剤が塗布されていないと、ナットを締めても十分な軸力(締め付け力)、締め付けトルクを得られず、ナットが緩む原因となる。 タイヤチェンジャーやホイールバラ…
カワサキのハイブリッドバイク2車種に新車装着も 住友ゴム工業は、モーターサイクル用スポーツラジアルタイヤDUNLOP「SPORTMAX Q5A(スポーツマックス キューファイブエー)」=写真=を来年2月から発売する。発売サイズはフロント6サイズ、リア13サイズ。価格はオープン価格。 商品名「Q5A」の「A」はAll-roundを意味する。従来品「SPORTMAX Roadsport2」が持つオ…