【ミシュラン】スポーツタイヤ市場で更なる拡販へ
日本ミシュランタイヤは2月20日に都内で会見を開き、乗用車用タイヤの新商品「PILOT SPORT 4 S」(パイロット・スポーツ・フォー・エス)を4月1日から発売すると発表した。新商品は同社のスポーツタイヤのフラッグシップモデル。発売サイズは19~20インチの全39サイズで価格はオープン。 新商品は「パイロット・スーパー・スポーツ」を進化させ、スポーツカーや高性能車向けにドライ・ウェット路面…
日本ミシュランタイヤは2月20日に都内で会見を開き、乗用車用タイヤの新商品「PILOT SPORT 4 S」(パイロット・スポーツ・フォー・エス)を4月1日から発売すると発表した。新商品は同社のスポーツタイヤのフラッグシップモデル。発売サイズは19~20インチの全39サイズで価格はオープン。 新商品は「パイロット・スーパー・スポーツ」を進化させ、スポーツカーや高性能車向けにドライ・ウェット路面…
日本グッドイヤーは2月から乗用車用タイヤの新商品「EAGLE F1 asymmetric3」(イーグル・エフワン・アシメトリック・スリー)の販売を始めた。同社のハイパフォーマンスタイヤ「イーグルF1 アシメトリック2」の後継となる新モデルは欧州市場ではすでに先行発売されており、メルセデス「Eクラス」やジャガー「XF」に新車装着されている。国内では17インチから20インチの全29サイズをラインアッ…
横浜ゴムが昨年7月に約1356億円で買収した蘭ATG(アライアンス・タイヤ・グループ)。同社の会長を務める小林達氏(横浜ゴム副社長)は、「横浜ゴムグループの将来をかけた事業」と位置づけ、統合効果を最大限発揮させるべく土台作りに取り組んできた。今年3月以降、野地彦旬社長にバトンを渡す予定で、両社の得意分野を融合させつつ一層の事業拡大を図る。さらに今回の買収は横浜ゴムのこれからの企業運営にとっても大…
メーカー各社にとって収益の源泉となっている北米市場における2016年のブランド別シェア(市販用タイヤ、本数ベース)が米専門誌「モダン・タイヤディーラー」の調査で分かった。5年前と比較するとトラック・バス用タイヤでは大手ブランドのシェアの下落が目立つ結果となった。 トラック・バス用タイヤの上位メーカーでシェアの下落が最も大きかったのは3位の米グッドイヤーで2011年より2.5ポイント下落した。ま…
タイヤの空気充てん作業を行うとき、万一の破裂事故から身を守るのに必要不可欠な機器がセーフティーケージ(安全囲い)である。ただ、作業の流れにおいて、セーフティーケージの中にタイヤを入れるという工程が加わることから「面倒だ」と、ついそれを省いてしまうケースが見られるようだ。 そのような現実に対し、タイヤ整備機器を供給する企業は手をこまねいているわけではない。エアーチャックを接続すると自動的に空気充…
横浜ゴムは1月31日に東京・港区の本社で会見を開き、野地彦旬社長(58歳)が取締役副会長に就任し、後任として山石昌孝取締役常務執行役員(54歳)が代表取締役社長に就任すると発表した。就任予定日は3月30日。南雲忠信代表取締役会長(69歳)は留任する。野地社長は昨年買収した蘭アライアンス・タイヤ・グループ(ATG)の会長を兼任する。 山石氏はこれまで秘書室長やヨコハマヨーロッパ取締役社長などを歴…
名古屋市港区。南部には日本を代表する国際港である名古屋港があり、コンテナを積んだトレーラーや大型トラックがひっきりなしに行き交う。そんな物流の要衝で生産財を中心に多くの車両の足元を支えている中部タイヤセンターは、業界に先駆けて24時間対応のレスキューサービスやITを活用したタイヤ管理システムの導入など付加価値のあるサービスに注力することで顧客の信頼を獲得してきた。林鋼司社長は、「専業店だからこそ…
ネクセンタイヤジャパン(東京都港区、西村竜社長)は1月16日に都内で開いた会見で、「ネクセン」と「ロードストーン」の2ブランドの販売を始めると発表した。ネクセンブランドのフラッグシップタイヤ「N FERA RU1」(エヌフィーラ アールユー1)をはじめ、コンフォートからプレミアムタイヤまで9種類のラインアップを展開する。 ポルシェ「カイエン」にOE認証されているプレミアムクラスのウルトラハイパ…
売上高で世界14位の韓国のクムホタイヤが、中国の青島双星(ダブルスター)の傘下に入る可能性があることが分かった。クムホタイヤの債権団がダブルスターを優先交渉対象者として選定した。売却額は約1兆ウォン(約973億円)とみられる。ただ、日本法人のクムホタイヤジャパンによると、「債権団がダブルスターを優先交渉対象者として選定したこと以外に決まった事実はない。最終的な優先買収請求権は現経営者が保有してい…
売上高で世界18位のタイヤメーカー、韓国のネクセンタイヤ(NEXEN TIRE)と豊田通商が日本法人「ネクセンタイヤジャパン」(東京都港区)を設立した。 資本金は2億8000万円で、ネクセンが51%、豊田通商が49%を出資。「ネクセン」ブランドと「ロードストーン」ブランドの日本販売総代理店として1月から営業を始めている。市販タイヤ市場で2022年までに現在の約3倍となる年間100万本の販売を目…
ブリヂストンとお茶の水女子大学は1月9日、女性リーダーの育成支援を目的とした包括的協定を締結した。企業と大学が女性リーダーの育成で協定を結ぶのは国内では初めて。今後、次世代の女性リーダーとなる若年層の育成をはじめ、組織で指導的立場を担う女性従業員の能力開発や人材交流などを進める。 同日、お茶の水女子大学で行われた調印式に出席したブリヂストンの津谷正明CEOは、「当社が真のグローバル企業を目指す…
ブリヂストンは昨年12月、彦根工場(滋賀県)に導入した最新のタイヤ成型システム「EXAMATION」(エクサメーション)を報道陣に公開した。同工場は2016年からの5年間で総額約150億円を投じて生産ラインの再構築を進めており、その中核を担うのが「エクサメーション」となる。今後、従来設備からの移管を進め、高精度なタイヤ生産によりグローバルでの競争力向上に繋げる。 成型機に“熟練の技”を搭載 彦…
ブリヂストンは2016年2月、AIを搭載した最新鋭のタイヤ成型システム「EXAMATION」(エクサメーション)を彦根工場に実装した。同社が長年培ってきたICT技術をさらに進化させた同システムと、実装されたBIO/BIDとは一体どのようなものなのか。同社のICT革新の歴史に触れながら解説していく。(自動車タイヤ新聞2016年9月21日号から一部を抜粋し編集しています) ブリヂストンが取り組むFO…
東洋精器工業(兵庫県宝塚市、阿瀬正浩社長)は2016年、創業70周年という大きな節目を迎えたことを機に、ホイールバランサーの製品戦略について見直しを図っている。 主力製品の一つ、ホイールバランサーではこれまで、「TRIM」(トリム)と「PRESTO」(プレスト)と、2つのシリーズを上市していた。それをこのほど「TRIM」シリーズに集約化。太田正彦取締役は「初心に帰り、東洋精器のホイールバランサ…
ブリヂストンは12月22日に都内で会見を開き、タイに航空機用タイヤとリトレッドタイヤの新工場を建設すると発表した。投資額は総額約150億円で、既存工場の敷地内に新たに建設する。両工場とも2019年12月に生産を開始する予定。同社グループが航空機用の新品タイヤを海外で生産するのは初めてとなる。 新工場では中長期に需要の拡大が見込まれるラジアルタイヤを生産する。同社では航空機用タイヤ事業で新品タイ…