先進PITの現場から
ドライブスルーでアライメント測定 タイヤ館甲賀が日本初導入 イヤサカ×米ハンター社「クイックチェックドライブ」 イヤサカはこのほど、ドライブスルー(通過式)アライメント検査システム「クイックチェックドライブ」(QCD=写真1=)の本格展開をスタートした。9月、滋賀県甲賀市のタイヤ館甲賀がそれを導入し稼働を開始した。タイヤショップとしては日本で初めての導入事例となる。 QCDは、米…
イヤサカはトレーニングセンター(TC)として8カ所目となる北関東TCを群馬県前橋市内に開設した=写真上=。同社は千葉県印西市内に首都圏TCを稼働しており、関東地方では2カ所目。関東支店が管轄するエリアを中心に、自動車産業が盛んな地元・群馬県域のユーザーの利用を想定する。北関東TCは関越自動車道・前橋IC近くに位置し、栃木・茨城の北関東エリアをはじめ新潟や長野など北陸エリアのユーザーにとって交通ア…
㈱エイワ 梶原隆氏(常務取締役)/杉村幸二氏(取締役本部長)/金子正美氏(名古屋支店長) 発電と空圧を1ユニット化 「EPU−01」が好調推移 ユーザーの声を開発に活かす 業界の喫緊の課題の一つにトラック不足が挙げられる。 22年のトラック生産はトラック(シャーシ)の生産がコロナ前の3分の2ほどに落ち込んだ。半導体不足と新型コロナによる中国・上海のロックダウンが最たる要因と指摘される。新…
視認性を向上し、より使いやすく進化 大型画面とブザーの〝お知らせ機能〟を装備。正確・安全な作業実現 株式会社エイワ(兵庫県西宮市、前中勝彦社長)はこのほど、大型タイヤ用自動エアー充てん機「PASCAL」(パスカル)シリーズに新製品「パスカル12」をラインアップした。名古屋支店・営業本部名古屋オフィス(愛知県名古屋市港区中川本町3丁目1−11)の展示・研修スペースで、金子正実名古屋支店長が実演…
大型車のバランス作業を乗用車感覚で発想を転換。本体主軸が上下に動く。 〝技術の可視化〟というテーマに注力し、新製品の開発に取り組み続ける㈱エイワ(兵庫県西宮市、前中勝彦社長)。タイヤチェンジャー「WING(ウィング」シリーズや、ホイールバランサー「CIRCUIT(サーキット)」シリーズなどでその具現化を目指している。乗用車用「サーキット C7425 Air(エアー)」は優れた作業性とともに使い…
エイワ株式会社の出張サービスカー向け簡易型動力供給ユニット「EPU―01」 様々に活躍する動力ユニット誕生 エイワ(兵庫県西宮市)は4月1日から出張サービス作業に必要な動力源をパッケージにした「EPU―01」を発売した。新製品は専用のキャビネット内に発電機やエアーコンプレッサーといった機器を収納した簡易型の動力供給ユニットとなる。このユニットをトラックなどの荷台へ搭載することにより、サービスカ…
「オートプロフット APF-14F(S)」「オートプロフット APF-09F(S)」 これまで様々なタイプのタイヤチェンジャーを開発し、ユーザーニーズに応えてきた小野谷機工は、このほど“史上最強の助っ人機”と位置付けるトラック・バス用のタイヤチェンジャー「オートプロフット APF-14F(S)」と「オートプロフット APF-09F(S)」の2モデルをラインアップに加えた。オペレーターが行うのは基…
小野谷機工は2月からノーパンクタイヤ用チェンジャー「パワーマックス PMX-100」を新発売した。開発を担当した商品開発本部サービス機器開発部の漆崎政弥リーダーは、「テーブル板に突起を設けたほか、高圧時に警告ブザー音で通知するなど作業の安全性がより高まった製品になっている」と自信を示す。 フォークリフトなどで使用されるノーパンクタイヤの交換作業では、万が一でも事故が起きればゴムの破片や塊が飛散…
小野谷機工は1月に移動式エアリフト「MAL-1100」を発売した。新製品はリフトアップの際にフロントタイヤを同時に安定した状態で上昇できるようにしたほか、4輪のキャスターにより移動時のハンドリング、ジャッキポイントへの位置合わせの際に微調整が容易になっていることが特徴。ライトトラックからトラック・バスまで対応し、作業が安定して行える仕様に仕上げた便利なツールだ。 「MAL-1100」は特に作業…
自動車整備用機械工具の開発・販売を手掛けるTARO’S WORKS(長野市)はこのほど、トラックタイヤサービス用のコードレストルクマルチプライヤー「QXトラックトルク」の販売を開始した。新製品はホイール・ナットの締め付け作業をデジタル制御により数値化するほか、本数の監視や締め忘れ検出機能により、人為的な作業ミスを回避することが可能になる。さらに無線通信によるネットワークを構築してツー…
小野谷機工は1月にトラック・バス用の超偏平ワイドシングルタイヤからライトトラック用タイヤ、乗用車用タイヤまで幅広く対応したホイールバランサー「ダイナマックス TBm-MAX」を発売した。新モデルは21.5インチの大型タッチパネル液晶モニターを採用して作業性を大きく向上させたほか、安全作業や軽労化につながる機能を備えたハイエンドモデルとなる。開発を担当した商品開発本部技術開発部兼サービス機器営業本…
東洋精器工業は2022年10月からトラック・バス用のタイヤチェンジャー「PIT G-100SA」を発売した。新製品は作業時のパワーを向上しつつ、サービスカーへの搭載も考慮してコンパクト化を図ったほか、省電力化・省騒音化も同時に実現した。同社では「サービスカーに搭載可能なサイズでありながら、ライトトラック用タイヤから超偏平ワイドシングルタイヤ、建設機械(OR)用タイヤまで対応する新世代のタイヤチェ…