車を若返らせる――「FALKEN ZIEX ZE914 F」欧州で鍛えたその走り
住友ゴム工業はFALKENブランドのスポーティ&コンフォートタイヤの新商品「FALKEN ZIEX ZE914F」を開発。14~18インチの59サイズを2月から発売した。新商品はラベリング制度の転がり抵抗等級「A」、ウェットグリップ等級「a」(15サイズ)/「b」(44サイズ)を獲得した低燃費タイヤ。モータージャーナリストの瀬在仁志さんのインプレッションをお届けする。 今回の試乗は常磐道とつく…
住友ゴム工業はFALKENブランドのスポーティ&コンフォートタイヤの新商品「FALKEN ZIEX ZE914F」を開発。14~18インチの59サイズを2月から発売した。新商品はラベリング制度の転がり抵抗等級「A」、ウェットグリップ等級「a」(15サイズ)/「b」(44サイズ)を獲得した低燃費タイヤ。モータージャーナリストの瀬在仁志さんのインプレッションをお届けする。 今回の試乗は常磐道とつく…
住友ゴム工業は4月9日、「ダンロップ 全国タイヤ安全点検」を、全国47都道府県の52会場で開催した。 この活動は今回で15回目。2008年秋から年に2回、全国の道の駅などで実施し、これまでの累計で7万台を超えるクルマのタイヤを点検してきている。 この日、埼玉エリアではダンロップタイヤ関東販売のスタッフらが「道の駅 アグリパークゆめすぎと」に参集。会場を訪れたドライバーらにタイヤ管理の重要性を…
ブリヂストンは4月9日、栃木県の同社プルービンググラウンド(テストコース)で、安全技術に関する説明会を開催し、路面判定技術「CAIS」(カイズ)の実車走行を報道陣に公開した。 「CAIS」はContact Area Information Sensingの頭文字。タイヤ内部に取り付けたセンサーから路面状態を測定する技術で、昨年同社が世界で初めて実用化にこぎつけた。 今回は株式会社ネクスコ・エ…
4月8日「タイヤの日」――今年もJATMA(日本自動車タイヤ協会)をはじめタイヤメーカーおよびタイヤ販売会社、関連団体など、業界が一丸となってさまざまな安全啓発活動を実施した。JATMAの関東支部では東北自動車道のパーキングエリアで活動を行い、ドライバーにタイヤの適正使用を呼びかけた。 「タイヤの日」は、2000年にJATMAなど業界3団体により創設された記念日。タイヤ業界にとって特別な日であ…
「年に1度はあなたのタイヤゲージの校正を」――このように訴えるのは、タイヤゲージ(エアーゲージ)の専門メーカーである旭産業だ。 チェンジャーやバランサーに比べ、タイヤゲージに対するメンテナンスや始業前点検の意識が低いと指摘される。タイヤ空気圧管理に欠かすことのできないタイヤゲージは作業工具ではなく、計測機器であり精密機器。その取り扱いには慎重さが求められ、精度を保つためには校正が必要だ。 旭…
東洋ゴム工業は4月2日、東名高速道路・海老名サービスエリアでタイヤの安全啓発活動を行い、一般ドライバーにタイヤ点検の重要性を呼びかけた。 同社ではこれまでも秋などにもショッピングセンターなどで安全啓発活動を実施してきたが、「タイヤの日」に合わせた春の活動としては6年ぶりとなる。9日以降にも北海道から九州まで全国で啓発活動を予定している。 現地で活動に参加した同社の櫻本保常務執行役員は、「昨年…
横浜ゴムは3月28日に都内でオランダの農機用・建機用タイヤメーカー、アライアンス・タイヤ・グループ(ATG)買収に関する記者会見を開き、生産財事業を大幅に強化すると発表した。米投資ファンド、KKRおよびATGの株主から11億7900万ドル(約1356億円)で全株式を取得し、7月1日までに買収を完了する予定。今後も安定した成長が見込まれる農業機械タイヤ事業に参入することで収益力の向上を図る。 A…
江戸川区船堀――下町の子育てエリアに根ざして経営する有限会社タイヤショップ大塚は、夫婦と従業員1名のアットホームな販売店だ。資本金300万円、年商7000万円のタイヤショップは、下町エリアを走る車を文字通り足元から支えている。今年1月に開業20周年を迎えた同社が“町のタイヤ屋さん”として親しまれる背景には、大塚健社長の柔軟な発想と、異色の経歴があった。 大塚社長は、元々は大手育児用品メーカーに…
横浜ゴムはこのほどスタッドレスタイヤを中心に実車試験を行うテストコース「北海道タイヤテストセンター」(旭川市神居町上雨紛)を報道陣に公開した。同社は昨年まで国内における冬用タイヤの試験は、「T*MARY」(北海道上川郡)で実施してきたが、全面移転した新たなテストコースは従来の4倍の面積があり、効率的なタイヤ開発が可能となる。各社がより性能を高めた商品開発にしのぎを削る中、さらなるタイヤ性能の向上…
2015年の1年間、タイヤ空気充填(てん)作業に関連する事故33件発生したことがJATMA(日本自動車タイヤ協会)の調べでわかった。そのうちの1件は作業者が死亡。骨折など重傷を負う事故も8件あった。 JATMAは毎年、タイヤ空気充てん作業時(車両からタイヤを取り外した状態)と、タイヤ空気補充時(車両にタイヤが取り付けられた状態)において、事故の発生件数や発生状況をまとめている。 昨年の事故件…
株式会社髙瀬商会(新潟県糸魚川市)および関連会社の新潟トーヨー株式会社(新潟県長岡市)が新潟県内に展開する「タイヤプロ」は生産財タイヤをメインに扱うタイヤ販売店。高いサービス力により地域の運送会社やバス会社の安全運行に貢献してきた。その中のひとつ「タイヤプロ糸魚川」では、地域との結びつきをより強固なものにすべく活動を進めている。また今後は同じグループである「イエローハット糸魚川店」との人材交流を…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)の野地彦旬会長(横浜ゴム社長)は、「凍結路面で滑り止めをとらない運転は法令違反であることを前面に出し、早めに冬タイヤを使うよう啓蒙していただきたい」と強調する。 野地会長がそう言及するのも、過去の経験を踏まえてのもの。東京をはじめ首都圏では、ひとたび大雪に見舞われると、道路交通が大混乱をきたしてきたからだ。 この17日~18日にも、東日本や東北地方の太平洋側…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)の賀詞交換会が1月15日、都内のホテルで開かれた。野地彦旬会長は「昨年のタイヤ生産量は対前年比95%の107万トン、タイヤ販売量は96%の7070万本だった。国内新車販売のうち約42%が軽自動車で、徐々にタイヤが小さくなっているという印象だ。デフレ脱却のために、お金に余裕のある方には高付加価値の商品を買っていただきたい。物価上昇に貢献し、結果として実質金利より高…
1月8日に行われたブリヂストンの「Playz PXシリーズ」の発表会にはCMで教授役を演じた女優の綾瀬はるかさんが、CMと同じ白衣とメガネ姿でゲストとして登壇した。教授役については「少し偉くなったようで、気分がいい」とはにかんだ。「普段、タイヤについてあまり考えたことがなかったが、CMをきっかけに少し詳しくなった」という。 「今年はまず健康、そして普段使っている車のタイヤをプレイズに換えて疲れ…
ワールドループつくば(茨城県牛久市)では今冬からオールシーズンタイヤの販売を開始した。取り扱うタイヤは日本グッドイヤーの「Vector 4Seasons」。販売開始後にすぐ2セットが売れるなど、好調な滑り出しを見せている。その背景には、準降雪地帯にあたる茨城県ならではの事情があった。 牛久店店長の久保さんは「年に数度の軽い降雪があるが、積もることはあまりない地域。そのため、コスト面や手間を考え…