山形市内で「説明会」開催 南東北での組合広域化に向けて
宮城県タイヤ商工協同組合(島貫昭理事長)は先に、単位組合の事業活動と会員所在のエリアについて、山形県と福島県まで拡大することを決めた。次の事業年度から南東北タイヤ商工協同組合として活動する計画だが、これにともない8月24日、山形市内で組合加入を促進するための説明会を開催した。 全タ協連では初めてのケースとなる単位組合の広域化。組合の会員数の減少に歯止めをかけ、組合活動の活性化を図ることが狙いだ…
宮城県タイヤ商工協同組合(島貫昭理事長)は先に、単位組合の事業活動と会員所在のエリアについて、山形県と福島県まで拡大することを決めた。次の事業年度から南東北タイヤ商工協同組合として活動する計画だが、これにともない8月24日、山形市内で組合加入を促進するための説明会を開催した。 全タ協連では初めてのケースとなる単位組合の広域化。組合の会員数の減少に歯止めをかけ、組合活動の活性化を図ることが狙いだ…
日本アルミニウム協会はこのほど、23年上期(1〜6月)のアルミホイール統計をまとめた。 乗用車用ホイールとその他用ホイールを合計した総生産量は、国内生産が前年比22.8%増の532万906個、輸入(国内アルミホイールメーカーによる、海外現地子会社・協力工場からの輸入)は同28.1%増の337万755個となり、合計でも同24.8%増の869万1661個と前年実績を上回った。 アルミホイールの総…
日本ミシュランタイヤのハイパフォーマンスカー向けハイスペック・スポーツタイヤ「MICHELIN PILOT SPORT S5(ミシュラン パイロット スポーツ エスファイブ)」が、LEXUS(レクサス) LC500の特別仕様車「EDGE」に新車装着用タイヤとして採用された。 アラミドとナイロンのハイブリットで構成された内部構造により、路面を的確にとらえ、なめらかで安定した走行を実現。鋭いハンド…
TOYO TIREは、マレーシアのタイヤ工場であるTOYO TYRE MALAYSIA SDN BHD(マレーシア・ペラ州。以下TTM)にメガソーラー(大規模太陽光発電)システムを導入する。 TTMではCO2排出量の削減を進めるため、工場棟の屋上96000平方メートルのスペースに、8月時点でペラ州最大のメガソーラーシステムを設置する=写真上=。設備容量14.0MWで、本年12月に完全稼働を予定…
日本自動車工業会(自工会)は8月30日、本年秋に開催予定の「Japan Mobility Show(ジャパンモビリティショー) 2023」のチケット情報と企画コンテンツに関する進捗を発表するオンライン説明会を開催した。 最新の参加社数は、前回開催の東京モーターショー2019の192社の出展・参加を大きく上回る過去最高の400社を突破。参加企業が拡大し、自動車業界だけでなく情報、IT、金融、保険…
ブリヂストンが過去最多の35チームに供給。サステナブル素材比率63%へと大幅アップ ソーラーカーレースで世界最高峰のBridgestone World Solar Challenge(ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ、以下BWSC)は10月下旬に開催される。BWSCは2年に1度、オーストラリアのダーウィンからアデレードまで、砂漠地帯を含む3000キロを、約5日かけて走破するという過酷…
ピレリはこのほど、プレミアム&プレステージSUV専用のオールシーズンタイヤ新商品「Scorpion(スコーピオン) MS」=写真上=を発売した。 新商品は「Scorpion Verde(ヴェルデ) All Season」「Scorpion Zero All Season」の後継品。ピレリのエコ・セーフティ・デザイン哲学に基づき開発した。 ウェットやドライなど、さまざまな路面コンディションで優…
独ランクセスは10日、23年度第2四半期の業績を発表した。売上高は前年同期比11.1%減の17億7800万ユーロ、特別項目を除いたEBITDAは57.7%減の1億700万ユーロとなった。特別項目を除く23年度通期のEBITDAは6億ユーロから6億5000万ユーロの間になると見込んでいる。 収益のマイナス要因について、多くの顧客産業で需要の低迷が続くこと、それにともなう在庫削減も続いていること、…
収益力向上に向けた取り組みとして、メーカー各社が注力するのが商品ミックスの改善、高付加価値商品の構成比率アップだ。 ブリヂストンの石橋秀一代表執行役グローバルCEOは、「相対的なレジリアントなプレミアムタイヤへのフォーカスを徹底する」ことを23年度年間の目標に掲げる。 乗用車用タイヤ(市販用)分野でのプレミアムタイヤ販売比率を23年年間のグローバルで約55%(プレミアムタイヤブランド+各地域…
「会員拡大」「事業承継」「人材確保」……喫緊の課題に意見を交換 全国タイヤ商工協同組合連合会(全タ協連)は19日、都内で関東甲信越ブロック会議を開いた。今年は東京・神奈川・埼玉・茨城から組合員が参加。タイヤ公正取引協議会の野口文夫専務理事、全タ協連の西潟幸雄会長が来賓として出席した。大型車の車輪脱落事故問題への取り組みをはじめ、タイヤ空気充てん講習会の開催状況について、情報を交換し共有。また事業…
住友ゴムが富士スピードウェイでセンシングコア実証実験 住友ゴム工業は15日、静岡県の富士スピードウェイで「レースでのセンシングコア実証実験」の模様を報道関係者に公開した。 センシングコアはタイヤの回転信号を解析する間接式TPMS(タイヤ空気圧監視システム)、DWSをベースにしたソフトウェア。DWSは直接式TPMSと異なりセンサーや電池が不要で、同社の自動車メーカーへの納入実績は1997年から現…
日本ミシュランタイヤは4日、群馬県の太田サイトで地元小学生参加の「デジタルものづくり体験学習」を行った。 これは自身が加盟する(一社)群馬積層造形プラットフォーム(以下GAM)とともに受託した、太田市「デジタルものづくり高度産業人材育成事業」の一環。同社は8月に本社を太田市に移転し、群馬県下の官学と連携した地元貢献・地方創生への取り組みを意欲的に進めている。今回、市内の小学生を対象に夏休みを利…
TOYO TIRE23年12月期第2四半期 TOYO TIREが10日発表した23年12月期第2四半期連結業績は、上期累計の売上高が前年同期比18.7%増の2655億円を計上。過去最高となった。営業利益も海上輸送費や為替など外部環境が追い風となり同2.7%増。一方四半期純利益は有価証券売却益の減少などで同6.1%減と前年同期を下回った。 事業セグメント別で、上期累計のタイヤは売上高が同18.9…