
タイヤワールド館ベストの創業55周年記念式典で、ゲストを迎えてのスペシャルトークショーが行われた。
同社はCSR(社会貢献活動)として地域コミュニティとの密な関係づくりに意欲的に取り組む。その一環として、仙台市内の少年サッカー大会の開催をはじめプロスポーツチーム・団体への協賛を積極的に行っている。
昨今のトピックとしては、スポンサードするプロバスケットボールチーム、仙台89ERS(センダイエイティナイナーズ)の練習場である「ナイナーズドーム」のネーミングライツパートナーに決定。24年からその愛称を「ベストドーム」とし、選手のプレイ環境を整えることでチームの活躍を下支えする。
また、この3月にはAC福島ユナイテッドとオフィシャルクラブパートナー契約を結んだ。仙台を起点に東北全体で地域社会の活性化と発展に取り組む考えだ。
今回のスペシャルトークショーでは、安井社長がインタビュアー役に挑戦。ゲストに仙台89ERSの志村雄彦社長=写真右端=、女子プロレスラーでセンダイガールズプロレスリング社長を兼務する里村明衣子選手=写真右から2番目=、元なでしこジャパンの澤穂希さん=写真左端=が登場した。
安井社長が「プロとしての心がまえ」「試合前のルーティン」などを質問し、3氏はそれぞれの立場から回答。安井社長がビジネスマンとしてもっとも訊きたかったというのが「試合で負けたあと、どうやって立ち直ったか」。
その問いに対し、澤さんは「メンバーで試合をみて敗因を分析し次で修正した。負けて得るものは多いが、ポジティブに考えることが重要」、志村社長「失敗を頭からぬぐい、勝ちたいという思いを持ちつづける」、里村選手「落ち込んでいないで、考えかたを切り替えることが大事」と答えた。