ジャパンモビリティショーの参加企業、400社超に モビリティ産業の一大イベント、10月に開催

自工会オンライン発表会の模様
自工会オンライン発表会の模様

 日本自動車工業会(自工会)は8月30日、本年秋に開催予定の「Japan Mobility Show(ジャパンモビリティショー) 2023」のチケット情報と企画コンテンツに関する進捗を発表するオンライン説明会を開催した。

 最新の参加社数は、前回開催の東京モーターショー2019の192社の出展・参加を大きく上回る過去最高の400社を突破。参加企業が拡大し、自動車業界だけでなく情報、IT、金融、保険、観光、エネルギー、教育、行政などの他産業に加え、スタートアップも多く参加する「モビリティ産業の一大イベント」となる。

 主催者プログラムの各シンボルコンテンツについては5月に行われた説明会から概要に大きな変更はないが、参加する企業体や内容が明確化した。

 会場の東京ビックサイト西館全体を使った「Tokyo Future Tour」には、経団連モビリティ委員会の企業を中心に、現時点で企業の枠を超えた140社が参加決定。これは音楽と映像、そして最先端技術を駆使した空間の中で、モビリティが変える未来の東京を体感できるミュージカル・ツアーとなっている。

 また、スタートアップと大企業が出会い、モビリティ産業の未来を担うスタートアップを育成する場である「Startup Future Factory」のPitch Contest &Awardの審査員としてオムロンベンチャーズ社長の井上智子氏ほか4人が正式発表された。

「Japan Mobility Show 2023」ロゴ
「Japan Mobility Show 2023」ロゴ

 「モビリティと未来」という共通テーマを軸に日本の未来について討論する「Japan Future Session」では、サステナビリティやAIといったテーマのセッションに加えて、アウトドア、モータースポーツ、おもちゃといった柔らかいテーマまでを芸能人、YouTuber、産官学など各領域のトップランナーが期間中、日替わりでトークショーを実施。

 次世代モビリティを試乗体験できる「Personal Mobility Ride(パーソナルモビリティライド)」も含め、子供から大人まで楽しめる幅広いテーマで「モビリティの未来にワクワクしていただく」という趣向になっている。


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