EV向け市販用タイヤ第2弾「e.ENASAVE SPLT58」 住友ゴムがLT2サイズを新発売
住友ゴム工業は国内EV向け市販タイヤの第2弾商品として、EV小型トラック用リブタイヤ「e.ENASAVE SPLT58(イー エナセーブ エスピーエルティーゴーハチ)」を3月1日から発売した。発売サイズは205/85R16 117/115N、205/80R17・5 120/118Nの2サイズで、オープン価格。 「e.ENASAVE SPLT58」は、EVの課題である一回の充電で走行可能な航続距…
住友ゴム工業は国内EV向け市販タイヤの第2弾商品として、EV小型トラック用リブタイヤ「e.ENASAVE SPLT58(イー エナセーブ エスピーエルティーゴーハチ)」を3月1日から発売した。発売サイズは205/85R16 117/115N、205/80R17・5 120/118Nの2サイズで、オープン価格。 「e.ENASAVE SPLT58」は、EVの課題である一回の充電で走行可能な航続距…
住友ゴム山本悟社長 住友ゴム工業は14日、決算説明会を開催した。 23年は利益水準が急回復し、事業利益が下期過去最高となった。スポーツ事業も過去最高の利益となり、フリー・キャッシュ・フローも初の1千億円超えを達成した。 24年の見通しは、金融引き締め策、ウクライナや中東の地政学的緊張の影響など、不確実性の高い状況が続くとみる。一方で、原材料価格高やエネルギーコスト高に一服感があるとし、増収増…
住友ゴム工業はこのほど、タイヤ開発プロセスにおけるシミュレーション技術「タイヤ空力シミュレーション」を開発した。 EVの燃費(電費)性能向上のためにはタイヤの転がり抵抗の低減に加え、タイヤ周りの空気抵抗を低減することが重要な要素となる。今回新たに開発した「タイヤ空力シミュレーション」は、タイヤ付近の空気抵抗を可視化するシミュレーション技術だ。 実車両データを用いることやタイヤのパ…
第42回目となる「TOKYO AUTO SALON(東京オートサロン)2024」が1月12日から14日までの3日間、千葉市の幕張メッセで開催された。 1983年に「東京エキサイティングカーショー」としてスタートし、87年の第5回から現在の名に改称。米SEMAショー、独エッセンモーターショーと並び、世界3大カスタムカーショーとして位置付けられるメガイベントとなった。 「東京オートサロン 202…
住友ゴム工業 山本悟社長&西口豪一専務 住友ゴム工業は12日、江東区豊洲の東京本社で2023年度年末社長会見を行った。 山本悟社長=写真上=は2023年度を振り返り、ジャパンモビリティーショーで初公開し注目を集めたアクティブトレッド技術とセンシングコアへの取り組みについて所感を述べた。 アクティブトレッド技術は、水や温度などにシンクロして性質がスイッチする同社独自のゴム技術。山本悟社…
収益体質を改善し〝ありたい姿〟へ、歩み進める 年の瀬も押し迫った。住友ゴム工業、横浜ゴム、TOYO TIREの国内タイヤメーカー3社は経営トップによる年末記者会見を開いた。 諸物価の上昇が続き、ポスト・コロナの国内経済は景気回復の足取りが鈍いまま推移。国内市販用タイヤではメーカー出荷価格を引き上げた。為替の円安が輸出に追い風となって働いたものの、海上運賃の乱高下に翻弄された。また、欧州経済の停…
住友ゴム工業は2024年1月1日付で役員人事、組織改正と人事異動を行う。 今回の役員人事では、代表取締役専務執行役員の西口豪一氏が代表取締役専務執行役員タイヤ事業本部長に就く。また、タイヤ国内リプレイス営業本部が担当しているマーケティングや広域営業などの機能を同日付で新設する(株)ダンロップタイヤに移管し統合するが、現・執行役員タイヤ国内リプレイス営業本部長の河瀬二朗氏が(株)ダンロップタイヤ…
カワサキのハイブリッドバイク2車種に新車装着も 住友ゴム工業は、モーターサイクル用スポーツラジアルタイヤDUNLOP「SPORTMAX Q5A(スポーツマックス キューファイブエー)」=写真=を来年2月から発売する。発売サイズはフロント6サイズ、リア13サイズ。価格はオープン価格。 商品名「Q5A」の「A」はAll-roundを意味する。従来品「SPORTMAX Roadsport2」が持つオ…
住友ゴムが技術説明会開催 住友ゴム工業は16日、千代田区の鉄鋼ビルディング・カンファレンスルームで「アクティブトレッド技術説明会」を開催した。材料開発本部・上坂憲市材料企画部長が10月のJAPAN MOBILITY SHOW 2023で初公開されたアクティブトレッドの開発背景、着想、性能について詳しく説明した。 水に応答して滑りにくくなる(ゴムが水で軟らかくなる)技術がTYPE WET。DRY…
17日、仙台市若林区のNTT五橋第1ビルで拠点開設に先立ち住友ゴム工業立地表明式が行われた。出席者は郡和子仙台市長、住友ゴム村岡清繁取締役常務執行役員、一般財団法人光科学イノベーションセンター小林正明副理事長、NTT都市開発大久保洋子東北支店長。 仙台市は24年度から本格稼働開始予定の次世代放射光施設NanoTerasuの利用活用促進、それを核としたリサーチコンプレックス(一定エリアに集積して…