住友ゴムのタイ市場販売戦略 取引店を600店へ拡大しシェア獲得図る

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カテゴリー: レポート, 現地

 これまではネームバリューが高いダンロップブランドをメインに位置づけてきたが、「ファルケンも売っていったほうが相乗効果が期待できる」ため、OE納入も加速させつつ、2つのブランドを両輪にタイ国内で販売を伸ばしていく方針だ。

 タイの市販用タイヤ市場では、乗用車用はブリヂストン、4×4やピックアップトラック向けではミシュランのシェアが高い。さらにコンチネンタルや新興国メーカーなど多くのブランドがひしめき合っている。

 ダンロップとファルケンを合わせた市場シェアは現在約10%。これをさらに高めていくために、ダンロップの取扱店を現在の約400店舗から2、3年以内に600店まで拡充させる計画だ。併せてバンコクを中心に展開している看板や内装など“DUNLOP”を前面に掲げるフラッグシップ店舗を、現在の70店舗から将来的に100店舗まで増やし、ブランドイメージを確立していく。

 世界最大級の生産規模を誇るタイ工場から供給される製品と、それを訴求する販売店が一体となり、今後も成長が見込まれる市場でプレゼンスを高めていく。

 タイの首都バンコク近郊にあるタイヤショップを2店舗訪問した。両店舗とも看板はもちろんのこと、内装やディスプレイなどもダンロップのロゴで統一されたフラッグシップ店となっている。店舗のオーナーが口をそろえ言うのは「タイヤの品質に自信がある」という点だ。そこには日本の製品、ブランドに対する高い信頼がある。


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