4月8日「タイヤの日」に各地で啓発活動実施

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カテゴリー: ニュース

メーカーも独自に活動

ブリヂストンの清水専務
ブリヂストンの清水専務

 ブリヂストンは4月7日、全社を挙げて啓発活動を実施した。今回は横浜市内にある湘南菱油丸山台営業所で、一般ドライバーにタイヤに対する注意喚起を行う様子を報道陣に公開した。

 活動に参加した清水実専務(日本タイヤ事業分掌)は、ドライバーにパンフレットを手渡してタイヤ点検の重要さを説明した。清水専務は「当社は『タイヤの日』が始まって以来、全国に幹部が散らばり、現場に行って啓発活動を続けている」と同社の取り組みを紹介。

 また「高速道路を走行する車両の5台に1台は空気圧不足と言われており、SSの減少も影響している。どんなに素晴らしいタイヤを作っても、空気圧が正しくないと燃費が出ない。点検をより強化し、啓発していきたい」と話し、引き続き活動に力を入れていく熱意を見せた。

住友ゴムの増田執行役員
住友ゴムの増田執行役員

 住友ゴム工業は4月8日に全国47都道府県の49会場で「ダンロップ全国タイヤ安全点検」を実施した。この活動は2008年秋から年に2回、全国の道の駅やショッピングセンターなどで行っており、今回で17回目。10年間にわたる活動を通じタイヤ点検台数は延べ8万台を超えた。

 広い範囲であいにくの雨模様となったこの日、都心近郊では同社本社のリプレイス関係者とダンロップタイヤ関東販売(埼玉県さいたま市)のスタッフおよそ20名が茨城県潮来市の「道の駅いたこ」に参集。雨が降りしきる中、会場を利用するドライバーらに活動の趣旨を説明した上で、タイヤの空気圧を実測し残溝を計測した。

 同会場を住友ゴム工業の増田栄一執行役員タイヤ国内リプレイス営業本部長が訪問。増田本部長は「ドライバーの皆様に安心して安全に走行していただくために、この全国タイヤ安全点検は非常に重要な活動だと認識している。特に最近、パンクによるJAFの出動件数が増加傾向にある。当社はこの活動を通じてタイヤの点検管理の重要性を啓発し続けていきたい」と挨拶した。


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