ミシュランの「X TWEEL SSL」衝撃を抑え、高い安定性を発揮
「TWEEL」(トゥイール)はミシュランが2005年に発表したタイヤとホイールを一体化させたコンセプト。強度が高いポリエステル樹脂製のスポークが配置された外観が特徴的だが、性能はどの程度なのか――「X TWEEL SSL」を小型建設機械に装着して試乗する機会を得た。 岩場や突起物の乗り越えなど、衝撃が多いコースを走行した際、スポークが大きくたわむことで確かにショックを緩和してくれる印象だ。スラ…
「TWEEL」(トゥイール)はミシュランが2005年に発表したタイヤとホイールを一体化させたコンセプト。強度が高いポリエステル樹脂製のスポークが配置された外観が特徴的だが、性能はどの程度なのか――「X TWEEL SSL」を小型建設機械に装着して試乗する機会を得た。 岩場や突起物の乗り越えなど、衝撃が多いコースを走行した際、スポークが大きくたわむことで確かにショックを緩和してくれる印象だ。スラ…
住友ゴム工業は2月からFALKEN(ファルケン)ブランドのフラッグシップモデル「AZENIS FK510」(アゼニス・エフケーゴーイチゼロ)シリーズの3商品を発売した。それに併せて3月19日に神奈川県横須賀市にある観音崎京急ホテルと周辺道路で発表試乗会を開催。同社が「欧州市場で真っ向から挑戦した」と意気込む新商品の高い性能を体感した。 厳しい欧州市場で勝負した ファルケンは、住友ゴム工業がグロ…
住友ゴム工業は3月19日、観音崎京急ホテル(神奈川県横須賀市)とその周辺道路で、2月に発売した乗用車用タイヤの新商品「エナセーブEC204」の試乗会を開催した。「エナセーブEC204」は、同社が“より最後まで使える長持ち”と謳う高いライフ性能を実現しつつ、従来のスタンダードタイヤと比べて静粛性や運動性能も大きく向上させたのが特徴だ。 ユーザーを基準にした“ダンロップの想い” 今年は、ダンロップ…
究極派、街乗り派それぞれに対応 東洋ゴム工業は今春、SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY」(オープン・カントリー)シリーズから「OPEN COUNTRY M/T」を国内で新発売する。加えて、2016年に軽自動車専用で発売した「OPEN COUNTRY R/T」のサイズ拡大も計画しており、国内でも存在感を増しているSUV市場への対応を強化する。1月中旬に埼玉県川越市の特設コースで開催した試乗会…
横浜ゴムは2月1日、北海道旭川市のテストコースでスタッドレスタイヤと欧米市場向けに開発しているウィンタータイヤ、オールシーズンタイヤの特徴を比較する試乗会を実施した。氷盤路で同社のスタッドレスタイヤ「アイスガード IG60」とウィンタータイヤ「V905」、オールシーズンタイヤ「S323」をそれぞれ装着して制動距離や発進時の違いを確認してみた。 「S323」は制動距離が最も長く、発進する際のタイ…
日本グッドイヤーは、乗用車用コンフォートタイヤ「EfficientGrip(E-Grip)Comfort」と、ラグジュアリーSUV向け「EfficientGrip Performance SUV」を2月1日から発売した。発売に先駆けて、茨城県の日本自動車研究所テストコースで行った試乗会でそれぞれの性能を体感した。 近年の新車市場は、グローバルで高級SUVの販売好調が続いており、国内でも新車用タ…
ブリヂストンが昨年9月から発売を開始した乗用車用スタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX2」(ブリザック・ヴイアールエックスツー)。シリーズの特徴であるアイス性能を向上したほか、一般性能についてもレベルを大きく引き上げている。1月中旬に北海道士別市にある同社プルービンググラウンド(テストコース)で、その性能を体感した。 試乗会ではトヨタ・プリウスに新商品と従来品(BLIZZAK VRX)をそ…
ウェット性能維持し、プレジャー提供 日本ミシュランタイヤは昨年12月、栃木県のGKNドライブラインジャパンテストコースで新商品「MICHELIN Road 5」の試乗会を開催した。 新商品はドライでの優れた操縦安定性を確保しつつ、最新のコンパウンド技術とサイプの採用により走行に伴うウェット性能の低下を抑制したのが特徴。同社では「5000kmを走行しても新品時同等のウェット性能を維持できる。距離…
横浜ゴムは11月1日に乗用車用プレミアムコンフォートタイヤの新商品「ADVAN dB V552」(アドバン・デシベル・ブイゴーゴーニ)を発売する。新商品のコンセプトは「車内の空気感を変える、かつてない静粛性」。“ヨコハマ史上最高の静粛性”を実現するため、パターンデザインやプロファイル、内部構造、部材レベルの設計まで全てをゼロから見直して開発した。近年、プレミアムカー以外でもニーズが高まっている“…
日本ミシュランタイヤは7月4日、都内のスケートリンクで乗用車用スタッドレスタイヤの新商品「MICHELIN X-ICE3+」(ミシュラン エックスアイス スリープラス)の試乗会を開催した。新商品は最新のコンパウンド技術により、新品時だけではなく摩耗が進んでもアイス性能を維持できる点が最大の特徴となっている。その性能は――。 高い性能を維持するための「Mチップ」 「X-ICE3+」の商品コンセプ…
横浜ゴムはSUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR」(ジオランダー)の新商品「ジオランダーM/T G003」を8月より発売する。新商品はオフロードユーザー向けのマッドテレーンタイヤで、泥道や岩場、ダート、砂利などあらゆるオフロード路面での性能を向上させている。5月下旬に愛知県の「さなげアドベンチャーフィールド」で開催された試乗会でその性能を確かめた。 SUVの需要拡大に応…
ブリヂストンは5月中旬、栃木県にあるプルービンググラウンド(テストコース)で今年2月に発売したSUV用タイヤ「ALENZA 001」の試乗会を行った。新商品はニーズが多様化するSUV市場の中で特にプレミアムモデルをターゲットに開発した。その性能は――。 ここ数年、新車販売が好調なSUVはモデル数が増えるのに伴い、ユーザーの使い方も多種多様になっている。そのため、タイヤにも今まで以上に幅広い性能…
細部まで快適性能と静粛性を追求 住友ゴム工業は3月24日に兵庫県淡路市で低燃費タイヤの新商品「LE MANS V」(ル・マン ファイブ)の試乗会を実施した。 「LE MANS V」の開発に際し、西実専務執行役員は「今までのダンロップとは異なる柔らかさを目指した。10m乗れば違いが分かる」と力強く語る。開発には1年半を要し、西専務自ら何度も試乗を繰り返し完成した。 その特徴が最も大きく表れてい…
日本グッドイヤーは2月から乗用車用タイヤの新商品「EAGLE F1 asymmetric3」(イーグル・エフワン・アシメトリック・スリー)の販売を始めた。同社のハイパフォーマンスタイヤ「イーグルF1 アシメトリック2」の後継となる新モデルは欧州市場ではすでに先行発売されており、メルセデス「Eクラス」やジャガー「XF」に新車装着されている。国内では17インチから20インチの全29サイズをラインアッ…