ブリヂストンの国内4タイヤ工場がISCC PLUS認証を取得 サステナブルマテリアル化推進
ブリヂストンは、持続可能な製品の国際的な認証の一つであるISCC PLUS認証を国内の4つのタイヤ工場(久留米工場、鳥栖工場、栃木工場、彦根工場)で取得した。日本国内のタイヤ工場における同認証の取得は同社が初めて。 ISCC PLUS認証は、バイオマスなど再生可能資源由来の原材料や再生資源由来の原材料が製品製造を含むサプライチェーン上で適切に管理されていることを担保する制度。 取得工場では今…
ブリヂストンは、持続可能な製品の国際的な認証の一つであるISCC PLUS認証を国内の4つのタイヤ工場(久留米工場、鳥栖工場、栃木工場、彦根工場)で取得した。日本国内のタイヤ工場における同認証の取得は同社が初めて。 ISCC PLUS認証は、バイオマスなど再生可能資源由来の原材料や再生資源由来の原材料が製品製造を含むサプライチェーン上で適切に管理されていることを担保する制度。 取得工場では今…
トップ3はじめ11位まで前年と順位変わらずタイヤメーカー 米国の専門誌タイヤビジネスは23年世界のタイヤメーカー売上高ランキングを明らかにした。これは世界のタイヤメーカー各社が公表した22年(会計年度)のタイヤ売上高を、同誌が集計し75位までをランキング化してまとめたもの。 8月28日付号によると、第1位ミシュラン、第2位ブリヂストン、第3位グッドイヤーのトップ3を含め、第11位までランキング…
ブリヂストンタイヤソリューションジャパン 生産財タイヤの知識と技能を底上げ図る ブリヂストンタイヤソリューションジャパン(以下BTSJ)は5日、福岡県北九州市内で「第1回ソリューションエンジニアコンテスト」と「第13回技能グランプリ全国大会」を開催した。「ソリューションエンジニアコンテスト」は輸送業者へのソリューション提案力の向上を目的とする。これまで生産財セールスマンコンテストとして開催し…
ブリヂストンが過去最多の35チームに供給。サステナブル素材比率63%へと大幅アップ ソーラーカーレースで世界最高峰のBridgestone World Solar Challenge(ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ、以下BWSC)は10月下旬に開催される。BWSCは2年に1度、オーストラリアのダーウィンからアデレードまで、砂漠地帯を含む3000キロを、約5日かけて走破するという過酷…
収益力向上に向けた取り組みとして、メーカー各社が注力するのが商品ミックスの改善、高付加価値商品の構成比率アップだ。 ブリヂストンの石橋秀一代表執行役グローバルCEOは、「相対的なレジリアントなプレミアムタイヤへのフォーカスを徹底する」ことを23年度年間の目標に掲げる。 乗用車用タイヤ(市販用)分野でのプレミアムタイヤ販売比率を23年年間のグローバルで約55%(プレミアムタイヤブランド+各地域…
ブリヂストンは9日、23年12月期第2四半期連結決算業績を発表した。 石橋秀一代表執行役グローバルCEOは「米欧での市販用タイヤ需要が当初の想定以上に厳しい環境下で推移した」と指摘。「プレミアムタイヤの販売数量アップと販売ミックスアップ、価格アップについてフレキシブル(柔軟)でアジャイル(機敏)にマネージし、為替の追い風もあり上期業績を確保することができた」と所感を述べた。 上期の売上収益は…
小平イノベーション・パークで ブリヂストンは8月2日と3日、「中高生と共に持続可能な未来について考えるサステナビリティ教室」のメディア公開を行った。この教室は兵庫県にある雲雀丘学園の「探究プロジェクト」の一環として、サマー合宿期間中に小平市のブリヂストン・イノベーション・パークで開講された。 学生自身で社会課題を読み解き、常識にとらわれない自由な発想を持って解決策や提案を考え、一つの成果物にま…
ブリヂストンがENLITEN採用し氷上性能と耐摩耗性向上 ブリヂストンは、小型トラック・バス用スタッドレスタイヤの新商品「BLIZZAK W989」(ブリザック ダブリュキューハチキュー)を9月から発売する。発売サイズは24サイズで、価格はすべてオープン価格。 「BLIZZAK W989」は、「循環ビジネス時代の新たなプレミアム」として展開を進める商品設計基盤技術「ENLITEN」(エンライト…
ブリヂストンタイヤソリューションジャパンはこのほど、トラック・バス向けサブスクリプション型ソリューションサービス「トータルパッケージプラン」(TPP)のメニュー拡充・強化の方針を打ち出した。 「TPP」はタイヤの提案からメンテナンス・点検管理・予算管理などのタイヤマネジメント業務までをブリヂストンが担い、使用状況に合わせてタイヤの安全かつ効率的な使用を可能にするもの。 既存サービスであるタイ…
走る楽しさを日常で味わえる 高性能のスポーツ性能を発揮 本紙ではこのほど、フォルクスワーゲンの新型ゴルフRに同乗する機会が得られた。ドライバーを担当するのは瀬在仁志さん。レースドライバー経験が長く、国内をはじめ海外レースでも活動してきている。現在はモータージャーナリストとして専門誌での新車インプレッションなどを担当し活躍中だ。新車用タイヤと市販用タイヤは密接にリンクしていることは言うまでもない…
乗用車系700店、生産財系400店でスタート ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは、新たな小売サービスソリューションネットワーク「B―select」(ビーセレクト)を日本国内で本格展開する。将来的には乗用車系ユーザーへの対応を中心とする販売店(BtoC)で1000店以上、輸送事業者のユーザー向け販売店(BtoB)で500店以上の規模へと拡大していく考え。 「B―selec…
ブリヂストンタイヤソリューションジャパン㈱代表取締役社長 久米伸吾氏 お客様に選ばれる新たな価値づくりに挑む プレミアムタイヤ事業戦略を強化 ――22年事業の振り返りを。 22年の国内タイヤ市場は、Covid-19感染影響が継続したものの、行動制限の撤廃による人流や車の稼働回復の動きがみられました。その中で、月別では値上げに伴う仮需とその反動による増減はあるものの、通期でみると乗用車用・…
ブリヂストンとENEOS共同プロジェクト ブリヂストンは、使用済タイヤの精密熱分解(油化)によるケミカルリサイクル技術の社会実装に向け、新たにBridgestone Innovation Park(東京・小平市)内に実証機を導入した。使用済タイヤを熱分解することにより分解油や再生カーボンブラックを生成する取り組みを開始した(概念図写真の枠内)。 この取り組みは、国立研究開発法人新エネルギー・産…