トラックタイヤの交換作業に力強さ発揮 東洋精器工業「PIT G-100SA」
東洋精器工業は2022年10月からトラック・バス用のタイヤチェンジャー「PIT G-100SA」を発売した。新製品は作業時のパワーを向上しつつ、サービスカーへの搭載も考慮してコンパクト化を図ったほか、省電力化・省騒音化も同時に実現した。同社では「サービスカーに搭載可能なサイズでありながら、ライトトラック用タイヤから超偏平ワイドシングルタイヤ、建設機械(OR)用タイヤまで対応する新世代のタイヤチェ…
東洋精器工業は2022年10月からトラック・バス用のタイヤチェンジャー「PIT G-100SA」を発売した。新製品は作業時のパワーを向上しつつ、サービスカーへの搭載も考慮してコンパクト化を図ったほか、省電力化・省騒音化も同時に実現した。同社では「サービスカーに搭載可能なサイズでありながら、ライトトラック用タイヤから超偏平ワイドシングルタイヤ、建設機械(OR)用タイヤまで対応する新世代のタイヤチェ…
米グッドイヤーは1月4日、90%がサステナブル素材からなるデモタイヤを公開した。このタイヤは該当する規制試験を通過しているほか、従来の材料でできたタイヤと比較して優れた転がり抵抗性能を持つことも確認したという。 今回のデモタイヤでは、17の特徴的な素材を12のタイヤ部材に使用している。具体的には、メタン、二酸化炭素、植物由来オイル、廃タイヤそれぞれから製造された4種類のカーボンブラックに加え、…
日本ミシュランタイヤとヤマト運輸は、1月10日から物流改革共同プロジェクトの本格運用を開始し、東日本の中央倉庫である伊勢崎倉庫(群馬県)から荷物の初出荷を行ったと同日発表した。両社はミシュランの国内における物流体制の再構築を目的として昨年9月にパートナー契約を締結していた。 今後は製造過程でタイヤに付帯するICタグを倉庫運営に活用し、タイヤ1本単位の年度管理に加え、生産国の識別などを容易にする…
「東京オートサロン」の開催初日にTOYO TIRE(トーヨータイヤ)がプレスカンファレンスを開催し、登壇した清水隆史社長は、「レース活動を通じて得た経験を商品開発にフィードバックすることで、差別化された独自の技術を磨き、品質を高め、高い付加価値と魅力を備えたタイヤをお届けしていきたい」と意欲を示した。 また、12月にセルビア工場が正式に開所したことに触れ、「高品質なタイヤを北米・欧州へ出荷して…
国土交通省は12月27日、「大型車の車輪脱落事故防止対策に係る調査・分析検討会」の中間取りまとめを公表した。大型車ユーザーに対して劣化部品の適切な交換を促す緊急点検の実施、タイヤ脱着作業者が適切な作業手順・保守管理手順を確認するための動画公開などを事故防止対策として掲げたほか、一定期間に複数回の車輪脱落事故を起こした事業者の整備管理者に対する解任命令の発令、人為的なミスを防ぐための車両対策の必要…
ブリヂストンは、乗用車用タイヤの新ブランドとして「NEWNO」(ニューノ)を立ち上げ、2月1日から新商品を発売する。発売サイズは13~18インチの全65サイズで、価格はオープン。 「ニューノ」は「レグノ」「アレンザ」などのプレミアムブランドに次ぐ新たなカテゴリーとして誕生した。同社では「ワンランク上の基本性能とロングライフを兼ね備えた新カテゴリータイヤの提供を通じて、ドライバーの安心・安全を足…
仏ミシュランは12月14日、自走式スプレイヤー向けの「SPRAYBIB(スプレービブ)CFO VF710/60R46」を発売したと発表した。 新商品は、土壌の圧縮を防ぎ、収穫量を維持するため、接地面を最大化したフローテーションタイヤ。低空気圧での使用が可能で、「高い生産性を実現し、土壌保護に貢献し、大容量のタンクを積んだスプレイヤーの安定性も確保する」(同社)。 2022年初頭に発売したスプ…
住友ゴム工業は昨年12月20日に記者会見を開き、山本悟社長は「23年は足場固めに取り組み、今後の当社グループの飛躍につなげていく」と展望を示した。23年以降に向け、低採算サイズを中心にサイズを削減し、構成改善と生産効率向上を図るほか、生産体制を最適化し、コスト改善に加え、好調な市場へのタイムリーなタイヤ供給を実現していく。 山本社長は今年の方針として第1に収益力を高める意向を示した。山本社長は…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は12月14日に実施したセルビア工場の開所式に合わせて現地で会見を行い、清水隆史社長は「欧州での戦い方が大きく変わる」と展望を話した。 新工場は徹底した効率化を図ったスマート工場と位置付けられる。清水社長は「最新の技術と設備、製造実行システムを導入して、生産の効率化を図り、コストパフォーマンスの高い製品をスピーディーに供給できるようになる」と述べ、「ドイツの…
ブリヂストンは12月19日、タイのノンケー工場(サラブリ県)の屋上部分に同社グループでグローバル最大規模の太陽光発電パネルを設置したと発表した。 総発電能力は9・95MWpで、同工場のタイヤ生産に電力を供給する。これにより、今後15年間で9万7500トンのCO2排出量を削減する見込み。2022年12月16日には、今回の太陽光発電パネル導入を祝う式典を実施した。 ブリヂストンは、カーボンニュー…
国分商会(埼玉県熊谷市)が埼玉県内で展開するタイヤショップ「マーク」の中で、トラック・バス用タイヤをメインに手掛けるのが「マーク トラックタイヤセンター」(熊谷市万吉)だ。大型トラックから建設機械、産業機械といった特殊な車両にも対応し、地域の様々な事業者の足元を支えている。木元良尚店長に店舗の特徴と今後の目標を聞いた。 「トラックタイヤセンター」がある地域は関越自動車道や東北自動車道に近く、近…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は12月14日、セルビア新工場(インジヤ市)が本格稼働したのに合わせて現地で開所式を開催した。新工場は同社グループにとって世界8カ所目、欧州エリアでは初のタイヤ生産拠点となる。市場競争力の高いタイヤの生産供給基盤として来年下期にはフル生産に入り、欧州市場での地産地消メリットの最大化、北米市場向け供給体制の強化にも取り組んでいく。 開所式には、セルビアのアレク…
三重県四日市市に本社を置く三エスゴムは、県内に5カ所の営業所を展開し、コンテナターミナルで使用される大型車両から乗用車用タイヤまで幅広く対応する地域有数のタイヤ販売会社だ。坂田裕昭社長は「港湾の仕事はさらに注力して販売量を増やしていきたい」と展望を示し、さらに後継者がいなかった専業店を子会社化するなど、厳しい市場環境の中でもビジネスの勢いは増している。同社の強みと今後の展望を取材した。 三エス…