第38回オートサービスショー2025 注目の整備機器をアーカイブ =シリーズ(2)タイヤチェンジャー= 「軽労化・省力化ニーズに応える」
「第38回オートサービスショー2025」で、来場者の注目を集めた製品をジャンルごとにピックアップし紹介する本シリーズ。第2回目は「タイヤチェンジャー」。タイヤ整備の現場からあがる軽労化・省力化ニーズに対し、出展各社は新製品を中心に出品。自社のソリューションを提案した。 小野谷機工 大型用/乗用車用TC 特に大型タイヤの整備の現場から強く求められている…
「第38回オートサービスショー2025」で、来場者の注目を集めた製品をジャンルごとにピックアップし紹介する本シリーズ。第2回目は「タイヤチェンジャー」。タイヤ整備の現場からあがる軽労化・省力化ニーズに対し、出展各社は新製品を中心に出品。自社のソリューションを提案した。 小野谷機工 大型用/乗用車用TC 特に大型タイヤの整備の現場から強く求められている…
作業の効率化と品質向上を提案 (前・後編の2回連載/前編) 【小野谷機工】写真(1) 〈Making future work style Easier——これからの働き方をもっと簡単に——〉が展示ブースのテーマ。国産メーカーの強みを活かし、新商品・参考出品モデルを数多く出展した。 宇田公郎社長=写真(2)=は「少子高齢化で労働人口が減少し、整備業界では人手不足への対応を図るため、女性やシ…
(前編からのつづき) 各社の出展計画は次のとおり。 【アルティア】(東1ホール107) 〈Go for NEXT−Gen 〜次世代に向けて〜〉をコンセプトにブースを企画。「近未来の整備工場の実現と共創」をテーマに展示する。 足回り機器ではタイヤチェンジャー「スマートウイニング RSW−GX」、ホイールバランサー「スマートロード RSR−LA」、大型車用チェンジャー「メガウィニングⅣ」、トル…
「第22回国際オートアフターマーケットEXPO2025」(以下、IAAE25)で多くの来場者を引きつけたのが自動車用部品のサプライヤーであるアイシン、自動車整備のイヤサカと安全自動車の各ブースだ。 【アイシン】今回のブースではアフターマーケット事業の拡大に向け、タイヤをはじめさまざまなパーツを展示した。アフターマーケット事業部国内事業室の高木孝郎室長に話を聞いた。 「自動車業界…
「第21回国際オートアフターマーケットEXPO2024」が5~7日、東京ビッグサイトで開催された=写真1=。国内から203社、海外から215社の出展で過去最大規模。行政関連の動向、事業多角化・業態変革などの多岐にわたるセミナーも開催された。タイヤ整備サービス機器の企業も参加し新製品を出展。最新の情報を発信した。 イヤサカ(東京都文京区)は作業性とコストパフォーマンスに特化した米国ハンター社ホイ…
機工協・主催の「第37回オートサービスショー2023」が15日から17日の会期、東京ビッグサイトで開かれた。今回のショーテーマは「ヒトとクルマの未来を守る整備機器」。自動車整備機器類として国内最大級の専門見本市が復活。タイヤチェンジャーやホイールバランサー、アライメントテスターをはじめとするタイヤ整備機器の最新モデルが、参加各社から多数出展された。 自動化機器で現場の作業性アップを提案 作業…
安全自動車はこのほど、タイヤ整備時に使用するスタンディングホイールドーリー2機種を新発売した。 新製品はタイヤの脱着作業の際に立った姿勢のままで行うことが可能な、ホイールドーリーと呼ばれる整備機器。昇降ローラー式「AWD−450GHA」=写真上=は昇降機能が付いた分離回転ローラーを搭載した。この昇降機能ローラーに段差を設けることで、ダブルタイヤのシングル外しの作業を容易にしている。 一方、受…
安全自動車が販売する非接触式のホイールアライメントテスター「ARGOS」(アルゴス)は、トー、キャンバーの測定がわずか5秒で完了するのが特徴だ。測定エリアに車両を乗り入れるだけでアライメントの測定作業を開始できるため、作業時間や労力を削減し、効率的な整備ビジネスの実現が期待できる。商品部の浮津敏幸次長は、CASEの進展を背景に「アライメントの価値の進化を提案し、『ARGOS』でお客様のニーズを開…
安全自動車が提供するエイワのタイヤ整備機器が、“人に左右されない”操作性やユーザーニーズに応える機能の採用により市場で高い評価を獲得している。安全自動車営業企画部の鯵坂伸一部長に製品のアピールポイントを聞いた。 スタンダード価格で多機能搭載 安全自動車が今春発売開始したホイールバランサー「neo(ネオ)221」はエイワのOEM製品で、コストパフォーマンスと精度を追求したスタンダードモデルだ。鯵…
安全自動車はこのほど、新商品として空研のパワートルクセッター「PTS-800EX-L」を紹介した。 同商品は日本自動車機械工具協会が定める「動力式トルク制御レンチ型式性能試験」に合格しており、電子制御コントローラーの内蔵により高度な締め付けトルク管理が可能となっている。 安全自動車では「トルクレンチによる締め付けトルクの確認作業が不要」と訴求している。
安全自動車はこのほど、乗用車向けのホイールバランサーの新商品「neo(ネオ)221」を発売した。 同商品は、コストパフォーマンスと精度を追求したスタンダードタイプ。貼り付けウエイトがスポーク裏に隠れるよう演算するスプリットプログラムや、多様なリム形状を想定したデータ入力モードを採用した。 また、ベストマッチング機能がタイヤとリムの最適な組み合わせを検出するほか、ディスタンス・リム径の自動入力…
安全自動車はこのほど、大型車エーミングターゲットセット「ATB-2021」を発売した。特定整備の対象であるフロントガラス交換後のカメラキャリブレーション調整作業や、車体前方(バンパー・グリル)の脱着作業後に必要となるエーミング作業などでの使用を通じ、正確な作業の完了に貢献する。 新商品は国産4社に対応しており、「付属のマニュアルに従って設置するだけで、大幅な作業時間の短縮ができる」(同社)とい…
大型車の車輪脱落事故件数が増加の一途をたどる中、安全自動車(中谷宗平社長、東京都港区)は今すぐできる緊急対策として“ホイールナット締め付けトルクの管理”を勧めている。その重要な要素として同社が啓発するのは、定期的なトルクレンチの精度チェックだ。さらにデジタルトルクレンチをはじめとする省力化機器も提案し、正確で効率的な作業への貢献を推進している。同社が行うサービスや整備機器のラインアップについて、…