「東京モーターサイクルショー」二輪用の最新モデル多数

ブリヂストンのブース
ブリヂストンのブース

 二輪車の展示会「第49回モーターサイクルショー」が3月25日から27日までの3日間、3年ぶりに東京ビッグサイトで開催された。

 ブリヂストンは2月に新発売した「バトラックス・アドベンチャー・トレイルAT41」や「バトルクロスX31」などを展示。

 ブースはモータースポーツを通じて培った技術を来場者に体感してもらうことをコンセプトに、タイヤや車両を配置。そのほか、レース前に行うタイヤのウォームアップ体験などのコンテンツを用意し、裏方での整備の重要さを伝えることでメンテナンスの楽しさも訴求していた。

住友ゴムのEV用タイヤと大谷氏
住友ゴムのEV用タイヤと大谷氏

 住友ゴム工業は電動バイク用コンセプトタイヤ「MC507 FOR EV」を初公開した。同社によると、二輪車メーカーが電動化を発表し、国内の各自治体ではバッテリーシェアの実証実験が行われるなど普及に向けた取り組みが進んでいるという。住友ゴムでは将来の電動化に貢献するとともに、「バイクに乗る楽しさを持続して環境に寄り添うタイヤ」をコンセプトに電動バイク用の開発を行っている。

 タイヤ技術本部第二技術部の大谷匡史課長は「電動車としての良さを活かしつつ、価値を高めるタイヤを作りたい」と意気込む。このコンセプトタイヤは、航続距離を延ばすために求められる低転がり抵抗と、“バイクを操る楽しさ”につながるグリップ性能の両立を図っていることが特徴。あわせて、電動車の静粛性にマッチするように快適な乗り心地も追求した。デザイン面では、電子回路をイメージしたトレッド部で“電気”らしさを表現している。


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