サイレンタイヤ、AIを活用してインテリジェント生産システムへ
中国のサイレンタイヤは2月24日、山東省の東営工場で「高性能タイヤ拡張プロジェクト」を実施していると明らかにした。これによって中国国内で新車向けの中高級グレード市場の需要に応える。投資額は10億元(約151億円)を見込む。 工場ではタイヤ製造過程における主要設備の自動化や情報のレベルを効率的に高めるため、最新の生産設備や完全自動化ロジスティクスラインなどを導入。タイヤのライフサイクル全体を管理…
中国のサイレンタイヤは2月24日、山東省の東営工場で「高性能タイヤ拡張プロジェクト」を実施していると明らかにした。これによって中国国内で新車向けの中高級グレード市場の需要に応える。投資額は10億元(約151億円)を見込む。 工場ではタイヤ製造過程における主要設備の自動化や情報のレベルを効率的に高めるため、最新の生産設備や完全自動化ロジスティクスラインなどを導入。タイヤのライフサイクル全体を管理…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は12月18日、知的財産部会が11月18日から20日にかけて中国3都市3機関を訪問したと発表した。会員各社の知的財産権保護を推進することが目的。 今回訪問したのは、国家市場監督管理総局、青島中級人民法院、済南税関の3機関。特許権などの知的財産権に関するスタンスを説明しながら、同協会が把握している模倣品の事例をもとに具体的な活動を紹介し、知的財産権保護への認識を…
激化する米中貿易摩擦によって中国のタイヤメーカーが事業戦略の変更を迫られている。輸出分に関税が上乗せされるほか、予定していた生産拠点の計画を撤回するメーカーも出てきている一方で、新たなビジネスに向けた動きも活発化している。8月に上海で開かれたタイヤ展示会に参加したメーカーの取り組みを取材した。 反ダンピング関税の施行や米中貿易摩擦の激化により、中国メーカーを取り巻く環境は先行き不透明な状態が続…
中国ゴム工業協会は2018年の売上高をベースとした中国のタイヤメーカーランキングを発表した。特に目立つのは5位にランクインした昊華タイヤで同協会によると、2018年にLongyue Tireを買収したことにより、順位が大幅に上昇したという。 中国ゴム工業協会では今後の中国タイヤ産業の動向について、「各企業は技術開発や製品、マーケティングなど、あらゆる面で競争力を一層高めた高品質な商品開発が求め…
タイヤ・ホイール見本市「中国国際タイヤエキスポ(CITEXPO)2019」が8月19~21日の3日間、上海・世博展覧館で開催された。17回目となった今回は現地メーカーを中心に360以上の出展者が新製品や主力商品を紹介するとともに、世界各国から集ったバイヤー達と意見交換をした。日本へのビジネス展開や、米中貿易摩擦への対策などを有力タイヤメーカーに聞いた。 中策ゴムグループ(ZHONGCE RUBB…
アジア・太平洋地域で最大級のタイヤ・ホイールのトレードショー「第17回中国国際タイヤエキスポ(China International Tire Expo)2019」(CITEXPO2019)が、8月19日から21日にかけて中国の上海で開催される。 会場は上海世博展覧館(Shanghai World Expo Exhibition&Convention Center)。約4万平方メートルの展示ス…
1月13日まで千葉市の幕張メッセで開催された「東京オートサロン2019」には海外のタイヤブランドや関連企業も多く出展した。乗用車用タイヤをメインに、日本市場に合わせたコンセプトや独自のこだわりを見せたデザインで存在感を示すブースを取材した。 台湾のNANKANG TIRE(ナンカンタイヤ)は、タイヤ通販のオートウェイの展示ブースにコーナーを出展。スポーツタイヤ「Sportnex NS-2R」を…
米中で相手国からの輸入品に対する関税上乗せの応酬が続いている。米政府は8月23日に160億ドル(約1兆8000億円)相当の中国製品に25%の追加関税を発動、対中関税の規模は7月の発動分と合わせて500億ドル相当となった。 中国政府も同規模の報復措置を講じるなど摩擦が過熱する中、米国は対象品目リストにタイヤなどのゴム製品を含む第3弾の追加関税を検討しているもようで、今後の動向に注目が集まる。 …
アジア・パシフィック地区最大級のタイヤ・ホイールの専門展示会「中国国際タイヤエキスポ(CITEXPO)2018」が8月20~22日の3日間、上海・世博展覧館で開催された。16回目となった今回は現地メーカーを中心に約400社が出展し、独自の製品展示を通じて新規顧客の開拓を目指した。販路拡大に向けた施策や、米中貿易摩擦への対応など、今後の事業方針について複数社のタイヤメーカーに聞いた。 HIXIH …
中国の青島双星(ダブルスター)は5月31日、青島市にトラック・バス用タイヤの新工場を建設すると発表した。ドイツが推進する「インダストリー4.0」をコンセプトにしたもので、全生産ラインで自動化を図る。 同社は既存工場の老朽化に伴い、工程を自動化したスマート工場の建設を加速させている。2016年には乗用車用タイヤ工場を竣工した。
自動車生産・販売で世界のトップを走る中国。最近、その勢いに陰りが見えてきたと指摘される。それでも2017年上期の新車生産台数は前年同期比4.6%増の1352万台、新車販売台数は3.8%増の1335万台。その中国でブリヂストンの中国子会社、普利司通(中国)投資有限公司は市場を上回る成長路線を描いている。 中国の自動車市場は堅調に推移しているが、全ての分野が右肩上がりの成長軌道を描いているわけでは…
アジア地域で最大級のタイヤ見本市「第15回中国国際タイヤエキスポ」(CITEXPO2017)が8月21日~23日の3日間、上海世博展覧館(上海市浦東新区)で開かれ、約400社が出展した。各社はSUV用タイヤをはじめ、レースやスポーツカー向けの商品など独自のラインアップでプレゼンスを示した。期間中、アジアや中東、アフリカなどから約1万4000人が来場した。 ナンカンタイヤ プレミアムゾーンに注力 …