=特集=ショー出展各社の展示ブースレポート 現場の〝人手不足〟と〝軽労化〟対応めざす
作業の効率化と品質向上を提案 (前・後編の2回連載/後編) (前編からのつづき) 【旭産業】写真(9) オートサービスショーにメーカーとして展示小間を出展。〈いつの時代も安全は足元から〉をテーマに、ブースを演出した。 目玉商品は、近日発売の4本同時メモリー表示付きタイヤ残溝ゲージ「TDG−415U」=写真(10)=。タイヤの残溝4本分の計測データをまとめて記録することができる。ユニフォ…
作業の効率化と品質向上を提案 (前・後編の2回連載/後編) (前編からのつづき) 【旭産業】写真(9) オートサービスショーにメーカーとして展示小間を出展。〈いつの時代も安全は足元から〉をテーマに、ブースを演出した。 目玉商品は、近日発売の4本同時メモリー表示付きタイヤ残溝ゲージ「TDG−415U」=写真(10)=。タイヤの残溝4本分の計測データをまとめて記録することができる。ユニフォ…
作業の効率化と品質向上を提案 (前・後編の2回連載/前編) 【小野谷機工】写真(1) 〈Making future work style Easier——これからの働き方をもっと簡単に——〉が展示ブースのテーマ。国産メーカーの強みを活かし、新商品・参考出品モデルを数多く出展した。 宇田公郎社長=写真(2)=は「少子高齢化で労働人口が減少し、整備業界では人手不足への対応を図るため、女性やシ…
「次世代モビリティと共に歩む整備機器」をテーマに開催 日本自動車機械工具協会(機工協)主催の「第38回オートサービスショー2025」は19日から21日の三日間、東京ビッグサイトで開かれた。 「次世代モビリティと共に歩む整備機器」がショーテーマ。自動車整備機器類で国内最大級の専門見本市として、今回は出展者数104社8団体・出展小間数1107小間。前回を上回る規模での開催となった。 タイヤ整備の…
6月は「環境月間」。国や自治体などでさまざまな啓発活動が行われる。ブリヂストンは企業コミットメントに「カーボンニュートラルなモビリティ社会の実現」を掲げているが、なかでも注力し取り組むのが「タイヤの水平リサイクル」だ。第一段階の要素技術開発から、精密熱分解プロセスの確立と最適化の段階へとギアアップする。18日には使用済みタイヤの精密熱分解実証機を初めて公開した。2030年までに社会実装を見据えた…
グッドイヤー(GY)はこのほど、アウディとの共同で新型アウディA5とS5サルーン、S5アバントの純正装着用タイヤ3商品10サイズを開発した。今回の開発では、最新のバーチャルシミュレーションを駆使しテストを行った=写真上=。 GYとアウディは長年にわたりパートナーシップ関係を結んでおり、Q6 e-tronなどの高性能モデルに純正装着タイヤを供給してきている。その開発にあたってはこれまで、GYのテ…
ブリヂストンは「2025 Bridgestone World Solar Challenge(ブリヂストン ワールド ソーラー チャレンジ)」(以下、BWSC)で新たな再生資源を初採用した「ENLITEN(エンライトン)」技術搭載タイヤ=写真上=を供給する。 BWSCは、太陽光による限られた電力でオーストラリア大陸を約3000km縦断するソーラーカーレース。ブリヂストンは2013年からタイトル…
日本ゼオンは11日、中期経営計画「STAGE30」の第3フェーズ(25年-28年度)を発表し、「選択と集中」によるポートフォリオ組み換えを進め、資本効率を上げていく考えを明らかにした。 28年度の財務目標は売上高4500億円(24年度実績4206億円)、営業利益420億円(同293億円)、ROE8.4%(同7.3%)、EBITDA800億円(同488億円)、ROIC7.0%(同6.2%)とした…
日本自動車連盟(JAF)をはじめ、日本自動車工業会や日本自動車タイヤ協会など自動車関連21団体で構成される自動車税制改革フォーラム。自動車ユーザーの声・主張を集め、税制改革への理解を広げていく活動に取り組んできている。本年度も年末にかけ各種の活動を行う構えだ。 同フォーラムは「今こそ変えよう!クルマの税金!」をメインメッセージとして掲げる。6月には次の日程で、全国8都市で街頭活動を実施。自動車…
足回りにFRスポーツセダンの矜持が 本欄でつづけていた、国産クーペ&セダンシリーズのトリを飾るモデルとして選んだのがレクサス IS300。1月に特別仕様車〝F Sport Mode Black Ⅳ〟が発売されてからまもない。レクサススポーツの系譜を伝えるセダンはこのISに加え、ES、LSの3車種。クーペもRC、RC F、LCの3車種。花盛りのSUVと比べると寂しい。HVの設定はあ…
アジア・太平洋地域で最大級のタイヤトレードショー、第20回中国国際タイヤエキスポ(CITEXPO)2025が9月3日-5日の3日間、中国で開催される。 CITEXPOは乗用車用、トラック・バス用、OTRなど自動車タイヤをメインとするビジネストレードショー。製品以外にも材料や成形機、タイヤ補修・整備機器、アクセサリー、リトレッドなど、多岐にわたるタイヤ関連製品が展示される。 会場は上海・浦東の…
電気自動車(EV)で世界市場を席巻する中国の自動車産業。それに呼応するように、中国のタイヤ産業も急成長が遂げている。24年9月、本紙に掲載の米タイヤ専門誌による「世界のタイヤメーカー売上高ランキング」で中策ゴム(ZCラバー)が第9位と、ここ数年ベスト10内をキープする。米国のトランプ関税が北米をはじめ、世界のタイヤ市場にどのような影響をおよぼすか、行方が注目されるところ。そのようななか、中国メー…
整備士転職支援を行う株式会社Dilecta(東京都港区)は1日、整備士の地位向上をテーマに、交流会を開催した。 同社は整備士に特化した転職・採用支援など自動車業界総合支援サービス「メカニクル」を展開。池田陽花社長=写真=は「元整備士のいけぺろ社長」として、TikTokをはじめSNSを積極的に活用する。その総フォロワー数は20万人を超える人気インフルエンサーだ。 交流会は昨年の開催に続いて2回…
日本ゼオンは、低燃費タイヤ向けS−SBR(溶液重合スチレン・ブタジエンゴム)高性能グレードの供給体制を強化することを明らかにした。 ゼオンは、徳山工場とZeon Chemicals Singapore Pte.Ltd.(シンガポール、以下、ZCS社)で合計12万5000トン/年のS−SBR生産能力を有している。このほどZCS社で実施していた高性能グレード用設備の建設工事が完了し、試作期間を経て…
日本自動車機械器具工業会(JAMTA)は5月28日、都内で「令和7年度通常総会」を開催=写真上=し、新年度の事業計画と収支予算を決めた。 総会に先立ち登壇した山田勝己理事長はつぎのようにあいさつした。「米国の関税政策に自動車メーカーは身構えている状況だ。前年から課題としてある原材料価格の高騰はことしは多少落ち着くのではないか。だが人手不足は新旧人材の入れ替わりの時期であり、メーカー各社は引き続…
住友ゴム工業は5月30日・31日の2日間、東京・丸の内で「ALL DUNLOP FES(オール・ダンロップ・フェス)」を開催した=写真上=。 タイヤをはじめゴルフ、テニスなど、ダンロップが展開する商品を横断的に紹介し、ブランド認知度向上をはかるイベントだ。 「ビジネスマンやインバウンドも多い丸の内エリアを開催場所として選んだ。前回、二子玉川で開催した『DUNLOP SPORTS FESTA』…