第38回オートサービスショー2025 注目の整備機器をアーカイブ =シリーズ(2)タイヤチェンジャー= 「軽労化・省力化ニーズに応える」
「第38回オートサービスショー2025」で、来場者の注目を集めた製品をジャンルごとにピックアップし紹介する本シリーズ。第2回目は「タイヤチェンジャー」。タイヤ整備の現場からあがる軽労化・省力化ニーズに対し、出展各社は新製品を中心に出品。自社のソリューションを提案した。 小野谷機工 大型用/乗用車用TC 特に大型タイヤの整備の現場から強く求められている…
「第38回オートサービスショー2025」で、来場者の注目を集めた製品をジャンルごとにピックアップし紹介する本シリーズ。第2回目は「タイヤチェンジャー」。タイヤ整備の現場からあがる軽労化・省力化ニーズに対し、出展各社は新製品を中心に出品。自社のソリューションを提案した。 小野谷機工 大型用/乗用車用TC 特に大型タイヤの整備の現場から強く求められている…
(前編からのつづき) 乗用車・SUV共用「プライマシー5」 日本ミシュランタイヤが国内市場で展開する消費財の主要ブランドは次の四つ。(1)スポーツ系の「PILOT SPORT(パイロット スポーツ)」、(2)コンフォート系の「PRIMACY」、(3)スタンダードタイヤ「ENERGY(エナジー)」、(4)さまざまな天候・路面状況に対応する「CROSSCLIMATE(クロスクライメイ…
日本ミシュランタイヤは、プレミアムコンフォートタイヤの新商品「MICHELIN PRIMACY 5(ミシュラン プライマシー ファイブ)」=写真=を3月から順次発売した。16インチから20インチまでの40サイズを上市。春の需要期、その販売は好調なスタートを切ったという。同社は1日、本紙をはじめカー雑誌などのメディア向けに「PRIMACY 5」試乗会を開催し、商品コンセプトとミシュランのタイヤ開発…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、4月4日から6月12日かけて行ったタイヤ点検結果を明らかにした。 「4月8日タイヤの日」にちなむ活動の一環として、道央道・輪厚PA、東北道・蓮田SA、京都縦貫道・京丹波PA、名神高速・吹田SA、九州道・古賀SA/桜島SA、山陽道・宮島SAの全国7カ所で実施した。 点検車両は乗用車系が86台(普通66台、軽20台)、貨物系が8台(小型5、軽3)の合計94台…
東京ビッグサイトで開催の「第38回オートサービスショー2025」は21日、会期三日間の幕を閉じた。 主催の日本自動車機械工具協会(機工協)によると、ショーへの入場者は初日1万1595人、2日目1万7953人、3日目1万776人、三日間累計4万324人。前回の23年ショー累計3万5770人と比べ、約4500人の増員を果たした。
日本自動車工業会(自工会)は24日、Japan Mobility Show2025(以下、JMS2025)の企画概要についてオンライン説明会を実施した。 JMS2025は10月30日から11月9日まで、東京ビッグサイトで開催される。開催コンセプトは「ワクワクする未来を探しに行こう」。豊かで夢のあるモビリティ社会によってもたらされる未来を体験できる企画を予定している。 部門出展は乗用車、商用車…
業界初、〈ボイスナビ〉機能を搭載 だれもが高い品質レベルの作業が可能に ホイールバランサー「TRIM(トリム)」シリーズを展開する東洋精器工業。先に開かれた「第38回オートサービスショー2025」のバンザイ社ブースで、シリーズ新製品のワールドプレミアを行った。官民をあげて推進中の〈クールジャパン〉にもリンクするその新機能は、この製品群では過去に例をみない。それだけにショー展示で…
〈次世代モビリティと共に歩む整備機器〉をテーマに開催された「第38回オートサービスショー2025」。開催規模・来場者数ともに前回実績を上回った。参加したタイヤ整備の関係企業は、省人化・軽労化機器や作業の効率化と品質の向上をめざす製品を出展し、作業環境の向上を提案した。本紙ではショーの会場から、来場者の注目を集めた製品をピックアップし、ジャンルごとにシリーズで紹介する。第1回目は「タイヤサービスカ…
「第30回自動車整備技術の高度化検討会」を経て、国交省物流・自動車局自動車整備課は24日、改訂版『自動車整備士等の働きやすい・働きがいのある職場づくりに向けたガイドライン』(以下、GL)を策定した。あわせて、高校生などを対象とした「仕事体験学習(インターンシップ)の受入れマニュアル・事例集」と「社会科見学の受入れマニュアル・事例集」を策定した。 改訂版GLは「第30回自動車整備技術の高度化検討…
国交省物流・自動車局自動車整備課は19日、「第30回自動車整備技術の高度化検討会」を、都内の会場とウェビナーを活用したオンライン会議とのハイブリッドで開催した。「新技術への対応」と「人材確保」という、二つの大きな課題に直面する整備業界。検討会では課題の洗い出しを行い、その解決に向けて審議を重ねた。 この検討会は、東京工科大学未来モビリティ研究センターの須田義大センター長を座長に、…
日東化工(神奈川県高座郡寒川町)は、使用済みタイヤを原料とする再生マット2種の並行生産スキームについて、新規開発の実証事業を開始した。 エンビプログループで再生ゴムなど工業ゴム製品の製造・販売を担う日東化工。本実証では、使用済みタイヤを含むゴム廃材を原料とし、耐摩耗性、耐スリップ性、耐水性に優れた2種の足場用の再生ゴムマットを同一行程で並行製造する。これにより人件費削減、生産性向上、価格競争力…
日本中古タイヤ輸出業者協議会は13日、第30回総会・懇親会を開催した。牧野満会長(牧野貿易商会)=写真=が第29期の決算報告を行い、すべての議案を承認した。 中古タイヤの輸出実績は、24年5月から25年4月までの1年間で約1192万本、169億円。前年同期比で本数4.5%減、金額1.1%減(出典・財務省輸出通関実績)だった。 米国関税などの不安材料が多いなか、会員はそれぞれの現況を報告し、積…
「オートサービスショー」の開場に先立ち、開会式が行われた。主催する機工協の柳田昌宏会長=写真上=は「クルマの使われ方そのものが進化するなかで、整備についても整備士の知識はもちろんのこと、機器やシステムを進化しなければならない」と、あいさつした。 電気自動車や自動運転技術、カーシェアやオンデマンド交通など、モビリティサービスは高度化の一途をたどる。こういった流れに対応するために、整備でもOBD検…
作業の効率化と品質向上を提案 (前・後編の2回連載/後編) (前編からのつづき) 【旭産業】写真(9) オートサービスショーにメーカーとして展示小間を出展。〈いつの時代も安全は足元から〉をテーマに、ブースを演出した。 目玉商品は、近日発売の4本同時メモリー表示付きタイヤ残溝ゲージ「TDG−415U」=写真(10)=。タイヤの残溝4本分の計測データをまとめて記録することができる。ユニフォ…