4月も新車用・市販用ともに堅調推移続く JATMAタイヤ販売実績
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、4月の新車用タイヤと市販用タイヤの販売実績を明らかにした。 新車用タイヤ販売本数は、乗用車用と小形トラック用、トラック・バス用の3品種を合わせた四輪車合計で292万9千本(前年比3%増)となった。 3品種のなかで乗用車用は243万3千本(同3.4%増)、小形トラック用40万1千本(同5.2%増)は増加したが、トラック・バス用は9万5千本(同12.8%減)…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、4月の新車用タイヤと市販用タイヤの販売実績を明らかにした。 新車用タイヤ販売本数は、乗用車用と小形トラック用、トラック・バス用の3品種を合わせた四輪車合計で292万9千本(前年比3%増)となった。 3品種のなかで乗用車用は243万3千本(同3.4%増)、小形トラック用40万1千本(同5.2%増)は増加したが、トラック・バス用は9万5千本(同12.8%減)…
ENEOSホールディングスは12日、25年3月期決算を開示した。売上高は前年度比0.2%減の12兆3225億円、営業利益は72.2%減の1061億円、当期利益は22%減の2261億円の減収減益となった。在庫影響を除き非継続事業を含む営業利益は4293億円。 エラストマーなどを含む機能材セグメントは好調に推移した。売上高は前年同期比13.1%増の3470億円、営業利益は105億円増の177億円と…
ブリヂストンは15日、メディア向けオンライン説明会を開催し、石橋秀一グローバルCEO=写真=は当期の業績と今後の見通しについて、次のように総括した。 25年を「緊急危機対策年」と定めてグローバルで事業再編・再構築を進めるブリヂストン。その矢先に新たなリスクとしてあらわれたのが「トランプ関税」だ。石橋CEOは「大きくビジネス環境が変化し、緊急危機対策年として取り組む意味がより強くなった」と指摘す…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、25年第1四半期(1−3月)のタイヤ生産・出荷・工場在庫実績をまとめた。 第1四半期累計の生産量はゴム量で23万349トン、前年同月比1.5%増と前年実績をやや上回った。出荷は国内出荷10万8949トン、同2.2%増、輸出出荷11万9975トン、同1.0%増と、これも前年実績に対し微増を示した。 工場在庫は3月単月で3万2945トンで、同9.5%減となっ…
国交省が補助金を交付 脱輪事故防止へ取り組み強化 国土交通省はこのほど、運送事業者を対象に車輪脱落予兆検知装置の導入への補助金事業を開始した。 補助対象事業者は自動車運送事業者とリース事業者で、車両総重量8トン以上のトラックと乗車定員30人以上のバスの車輪脱落予兆検知装置取り付けに対し補助金を交付する。国交省が指定する補助対象機器で令和6年4月1日から令和8年1月30日までに…
NEXEN TIRE(ネクセンタイヤ)はこのほど、韓国のLD Carbon(LDC社)と再生カーボンブラックの長期供給契約を締結した。 タイヤの主要原材料のひとつであるカーボンブラックは強度や耐久性で重要な役割を果たす。一方、カーボンブラックの製造には石油由来の原料が用いられており、環境負荷低減にむけては再生カーボンブラックの普及が求められる。 LDC社の再生カーボンブラックは、使用済みタイ…
TOYO TIRESは、開催中のXCRスプリントカップ北海道に参戦する。ドライバーにはOPEN COUNTRYのブランドアンバサダーである三浦昴選手を起用。3月に発売したラギットテレーンタイヤ「OPEN COUNTRY R/T TRAIL(オープンカントリー アールティー・トレイル)」で挑む。 XCRスプリントカップ北海道(以下、XCR)はクロスカントリー車両によるラリーレース。…
【自動車春秋社からのお知らせ】 7日は大型連休期間のため14日付との合併号として5月14日に発行します。なお、13日までホームページとSNSの更新を休みます。
自動車用品小売業協会(APARA)はこのほど、24年度(24年4月―25年3月)の会員企業売上高実績をまとめた。この調査によると、同期の累計売上高は4184億2664万円で、対前年比4.5%増となった。対象店舗数は1万7779店、企業数は48社。 取り扱い品種別では、タイヤ1126億5598万円(構成比26.9%)、ホイール150億9461万円(同3.6%)。また、新店込みでの1年間累計増減率…
日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC)は18日、都内で会員向けの合同講習「NAPACカンファレンス2025」を開催した=写真上=。 冒頭、中嶋敬一郎会長が挨拶に立ち、「米国の関税の問題で世界中が大慌ての状況で、NAPACとしてはたくさんの旬な情報を届けてバックアップしていきたい。また会員同士がコミュニケーションを深め、情報交換ができる会になれば」と抱負を述べた=写真下=。 …
GTラジアル&ノキアン 拡販へ、販売店訪問し試乗体験も 物価高騰でユーザーの価格に対する視線もシビアだ。そのなかで阿部商会は春商戦に品質と価格を両立する「GTラジアル」を主力に据える。冬タイヤがメインのノキアンも昨年、夏タイヤ「Hakka Black(ハッカ・ブラック) 3」が発売。冬タイヤのブランド力を生かして夏タイヤでも浸透をねらう構えだ。販売促進部商品課タイヤビジネスシ…
タイヤワールド館ベストの創業55周年記念式典で、ゲストを迎えてのスペシャルトークショーが行われた。 同社はCSR(社会貢献活動)として地域コミュニティとの密な関係づくりに意欲的に取り組む。その一環として、仙台市内の少年サッカー大会の開催をはじめプロスポーツチーム・団体への協賛を積極的に行っている。 昨今のトピックとしては、スポンサードするプロバスケットボールチーム、仙台89ERS(センダイエ…
1970年に創業したタイヤワールド館ベスト(本社・宮城県仙台市)。5年前の2020年にちょうど創業半世紀という大きな節目を迎えた。100年企業をめざしさらなる一歩を踏み出した矢先、新型コロナのパンデミックが始まった。準備を進めていた50周年の記念祝賀会は、未知の脅威の前に開催を中止せざるを得なかった。それから5年、社会は日常の活動を取り戻し、同社は創業55周年記念式典を開催した。 …
日本自動車工業会は24年度に実施した普通トラック、小型・軽トラック2分野の市場動向調査の結果をまとめた。15日にはオンラインでメディア向けの概要説明会を開催した。 この調査はトラックユーザーの保有・購入・使用実態の変化を時系列的に把握し、今後の市場動向を探ることを目的に定期的に行っている。また、今回は「2024年問題」に関する動向や次世代環境車に対する意識などのトピックについて調査を行った。 …