JATMA24年第3四半期累計のタイヤ生産・出荷量 生産本数6%減、国内出荷も振るわず
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は24年第3四半期(1-9月)累計のタイヤ生産・出荷・在庫の実績をまとめた。 生産は本数ベースで対前年同期比6%減の合計9090万本。トラック・バス(TB)649万5千本、小型トラック用(LT)1425万2千本、乗用車用(PC)6686万3千本。ゴム量ベースでは同5.1%減の合計68万8525トン。TB用14万5533トン、LT用8万7729トン、PC用30万…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は24年第3四半期(1-9月)累計のタイヤ生産・出荷・在庫の実績をまとめた。 生産は本数ベースで対前年同期比6%減の合計9090万本。トラック・バス(TB)649万5千本、小型トラック用(LT)1425万2千本、乗用車用(PC)6686万3千本。ゴム量ベースでは同5.1%減の合計68万8525トン。TB用14万5533トン、LT用8万7729トン、PC用30万…
「第19回中国国際タイヤエキスポ(CITEXPO)2024」は9月4日〜6日の三日間、上海・浦東の国際展示コンベンションセンター(上海世博展覧館)で開催された=写真=。 CITEXPOは、海富國際展覧服務有限公司(Reliable社、Topic社)の主催で、アジア・太平洋地域で最大級のタイヤトレードショーだ。乗用車用、トラック・バス用、OTRなど自動車タイヤをメインに、ホイールやアフターサービ…
国土交通省や環境省などで構成されるエコドライブ普及連絡会は、11月を「エコドライブ推進月間」とし、エコドライブの普及・推進を図る。 エコドライブは環境負荷の軽減に配慮した自動車の使用を意味する。その取り組みは06年度に策定された「エコドライブ普及・推進アクションプラン」に基づき、警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省が連携し、普及推進を図ってきた。 行楽シーズンで自動車に乗る機会が多くなる1…
ミシュラングループは5日、フランス国内の2工場について26年初頭までに生産を停止する意向であることをニュースリリースで発表した。 閉鎖するのは、主に小型トラック用タイヤを製造するショレ工場と、タイヤ部材を製造するヴァンヌ工場。この決定により従業員1254名が影響を受けるという。 今回の決定について、同社は「欧州のトラック用タイヤ市場で生産能力の過剰が発生していることと、安価なアジア製品との競…
国土交通省の発表によると、令和5年度(23年4月〜24年3月)に発生した大型車の車輪脱落事故件数は142件。前年度の140件に対して2件増加し、昨年に続き統計史上最多を更新した。事故防止対策に係る調査・分析検討会では、「事故車両の多くにタイヤ脱着作業時のワッシャ付きホイール・ナットの点検、清掃や各部位への潤滑剤の塗布、ホイール・ナットが円滑に回るかの確認が不十分であるなど適切なタイヤ脱着作業や、…
インドからの逆輸入。ワンランク上に手が届く このシリーズではこれまで、フラッグシップモデルをはじめとするハイパフォーマンスカーに多く試乗してきた。しかし、市場はそのようなクルマばかりではない。ハイパフォーマンスカーと呼ばれるジャンルのほうが数量的には圧倒的にマイノリティだ。そこで今回は多数派に目を向けた。白羽の矢が立ったのがホンダWR-V。日本では24年3月から新発売されたコンパ…
ブリヂストンは、モーターサイクル用タイヤの新商品「BATTLAX SPORT TOURING T33(バトラックス スポーツ ツーリング ティーサンサン)」を25年2月から発売する。新設計コンパウンドやパタンを採用し構造の最適化を図ることで耐摩耗性能を大幅に向上。ツーリングの楽しみを足元から支えるタイヤとして開発した。11月5日にはメディア向け発表会を開催し、そのコンセプトと搭載技術など、次世代…
東京自動車タイヤ商工協同組合(以下、東京タイヤ組合)はこのほど、(公財)東京しごと財団の業界別人材確保強化事業の支援団体となり、10月31日に都内で行われたキックオフセミナーに参加した。 この事業は東京都と同財団が連携し、現在の人材不足の状況について、業界ごとの課題やニーズに応じカスタマイズした支援を提供するもの。東京タイヤ組合を通し、10社が「支援先企業」として26年3月末までの期間にコンサ…
日本ゼオンは10月28日、24年度第2四半期(4月1日~9月30日)の連結業績を発表した。 上期は、欧米での高い金利水準の継続による景気下振れリスクなどの懸念が払拭できず、物価上昇や中東情勢の影響も続いた。このような状況で、徹底したコスト削減、高機能材料事業では付加価値の高い新製品の開発と事業拡大に取り組んだ。 その結果、上期累計の売上高は2133億円(対前年同期増減率15%増)と増収。利益…
ブリヂストン技術センター内にあるテストコースを2周して試乗を行った。同社が公道実証実験で使用するタイヤと同じ条件だ。 発進時のトラクションはスムーズ。徐々に加速し、時速50kmで直進走行する。「AirFree」はスポークの柔軟性が、タイヤに充てんされた空気の役割を担うという。路面からのゴツゴツ(ハーシュネス)を感じるかもしれないと予想していたが、案に相違した。 スラロームを40kmで走行。タ…
ブリヂストンは10月24日、同社技術センターで開かれた「グリーンスローモビリティ実装に向けた自治体向け試乗会」で探索事業「AirFree(エアフリー)」を披露。その説明会で岩淵芳典ソリューション開発第2部長=写真中=がその技術進化を解説した。 そのコンセプトは08年から開発開始 ブリヂストンが26年の社会実装を目指し、ビジネス実証を推進している次世代タイヤ「Air…
(前編からのつづき) 乗用車やリフトなど各種のタイヤで実技 その後、この日のメインイベントとなる実技が始まった。校舎内の別フロアへ移動した。 専門学校の授業用車両が何台も置かれた会場は体育館ほどの広さ。受講生は4グループに分かれ、フォークリフトタイヤ、乗用車用タイヤ、チューブレスタイヤ、リング式ホイールの空気充てん・組込み・バラシ作業を見学。 「誰かやってみたい人は」と講師…
全国タイヤ商工協同組合連合会(全タ)傘下の組合では、事業活動の一環として「タイヤ空気充てん作業 特別教育講習会」を実施している。労働安全衛生規則で「特別教育を必要とする業務」に指定されたタイヤ空気充てん作業は、一歩間違えれば大事故につながる危険な作業。東京自動車タイヤ商工協同組合による1日がかりの講習会を通して見えてきたのは、行政や業界団体の危機感、今後の事故防止への必死の取り組みだ。高橋朝枝記…
自動車用品小売業協会(APARA)は10月25日、24年度上期活動報告会を都内で開催した。「洗車の日」に合わせた交通安全への啓発やタイヤ安全点検などの活動を報告した=写真上=。「工業高等学校生の就職傾向と今後の展望」と題した記念講演会では、人材不足が常態化した現在、「プラチナの卵」とも称される工業高校生の採用戦略についてヒントが示された。 少子化が進むなかで、若い人材をいかに採用…
マツキ(東京都)はこのほど、「ホイール用ロングインパクトソケット3本組17-19-21ミリ」を発売した。深いリムのアルミホイールにも対応できるロングタイプ仕様。 サイズが一目で分かるように工夫し色分けした。17ミリがブルー、19ミリがイエロー、21ミリがレッド。六角部の口径底部には化粧ナットに傷がつきにくい樹脂ストッパーを採用した。