住友ゴム

タイヤ販売本数減もプレミアム比率上昇  住友ゴム、売上収益・事業利益で過去最高を達成
ニュース 647
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タイヤ販売本数減もプレミアム比率上昇  住友ゴム、売上収益・事業利益で過去最高を達成

 住友ゴムは24年度連結業績を発表した。連結範囲の異動は、24年度に組織再編でダンロップタイヤ北海道をはじめ国内タイヤ販売子会社10社をダンロップタイヤ(=DT)に統合した。連結子会社は新規がDT1社、除外15社で計82社。持分法適用会社は3社で変更はない。  同期は売上収益1兆2119億円(対前期増減率2.9%増)、事業利益879億円(同13.2%増)で過去最高を達成。事業利益率も7.3%で、中…

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住友ゴム山本社長  構造改革と成長戦略「確実にやりきる」  24年度連結業績を発表
ニュース 436
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住友ゴム山本社長  構造改革と成長戦略「確実にやりきる」  24年度連結業績を発表

 住友ゴムは13日、第133期(24年1月1日〜12月31日)連結業績を発表した。24年度は売上収益・事業利益ともに過去最高を更新。事業利益率は中期経営計画で27年目標にしていた水準を前倒しで達成した。タイヤ事業も好調に推移し増収増益となり、売上収益は過去最高となった。夏タイヤでは国内市販で高インチ・高付加価値商品の拡販、北米市販でのFALKEN「WILDPEAK」好調の持続が功を奏した。 &nb…

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住友ゴム・名寄TTC 冷却装置導入で冬タイヤ開発の〈ハードル〉乗り越える
レポート 406
406

住友ゴム・名寄TTC 冷却装置導入で冬タイヤ開発の〈ハードル〉乗り越える

 12月25日号で既報したように、住友ゴム工業は名寄タイヤテストコース内の屋内氷上試験施設「NICE」に冷却装置を導入した。その背景には、オールシーズンタイヤやスタッドレスタイヤの開発に際し温暖化をはじめとする環境の変化や国際基準への対応があげられる。冷却装置を導入することで、タイヤの開発効率化への布石を打った格好だ。竣工式典終了後には「シンクロウェザー」と「ウィンターマックス03」を履いての試走…

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欧米でのDUNLOP商標権を取得  住友ゴムが米GYから826億円で  アライアンス解消から10年の“悲願”  グローバルでプレミアム戦略を加速へ
ニュース 652
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欧米でのDUNLOP商標権を取得  住友ゴムが米GYから826億円で  アライアンス解消から10年の“悲願”  グローバルでプレミアム戦略を加速へ

 住友ゴム工業は8日、米国グッドイヤー社(GY)から、欧州・北米・オセアニア地域での四輪タイヤのDUNLOP(ダンロップ)商標権=写真=などを取得する譲渡契約を締結したことを発表した。1999年に結んだGYとのアライアンス契約が2015年に解消されたのを機会に欧米でのDUNLOP商標権を手放していた。今回の契約でこれを買い戻す。    住友ゴムは同日、米国にもつなぎオンラインで臨時説明会…

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住友ゴム 山本悟社長  「シンクロウェザー」好スタート  構造改革と経営基盤強化に注力した1年
ニュース 1,201
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住友ゴム 山本悟社長  「シンクロウェザー」好スタート  構造改革と経営基盤強化に注力した1年

 住友ゴム工業は16日、東京本社で2024年度年末社長会見を行った。山本悟社長=写真=は24年を振り返り、概況と各事業について次のように述べた。  一部自動車メーカーの生産停止による影響やインフレなどによる市況停滞があったが、円安環境もあり利益状況は大幅に改善した。顧客ニーズに対応した高機能商品の開発・増販に取り組み、構造改革、経営基盤強化を強力に推進した。  中期経営計画の進捗は、構造改革の最優…

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路面凹凸の振動を解析しシミュレーションに活用  住友ゴムが特許出願
ニュース 469
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路面凹凸の振動を解析しシミュレーションに活用  住友ゴムが特許出願

 住友ゴム工業は4日、タイヤ騒音を精度よく短期間で予測できるシミュレーション手法を新開発したと明らかにした。  路面凹凸によるタイヤへの振動入力と路面の吸音特性を考慮することで、特定のタイヤで実測値と予測値の誤差は約1%となり、予測精度が大幅に向上した。さらに従来は約1カ月を要していた計算期間を約1週間に短縮できた。  同社はタイヤパターンが凹凸路面に接地する際に発生するパターンノイズ解析に関する…

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タイヤ大手3社がLGBTQ+施策で最高評価
ニュース 233
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タイヤ大手3社がLGBTQ+施策で最高評価

 ブリヂストン、住友ゴム、横浜ゴムの3社が企業のLGBTQ+施策を表彰する「PRIDE指標2024」で最高評価のゴールドを受賞した。  「PRIDE指標」は、一般社団法人work with Prideが職場における性的マイノリティへの取り組みの評価指標として2016年に策定。企業の取り組みを「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の3段階で評価する。職場のダイバーシティが重視されるなかで3社が最高評価…

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住友ゴムが北米工場の閉鎖決定  地産を断念、輸入で市場対応へ
ニュース 1,895
1,895

住友ゴムが北米工場の閉鎖決定  地産を断念、輸入で市場対応へ

 住友ゴム工業は8日、米国タイヤ製造子会社の「Sumitomo Rubber USA(SRUSA)」における生産活動を終了し、解散することを発表した。これまで日米一体でSRUSAの生産体質、業務効率の向上に取り組んできたが、収益性の悪化により、生産性改善と収益化のための時間軸があわないと判断し解散を決定した。  同社は15年、米グッドイヤー社とのアライアンス解消にともないSRUSAを取得し100%…

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センシングコアの価値と可能性  定本祐氏(住友ゴム工業オートモーティブシステム事業部企画部主査)
インタビュー 497
497

センシングコアの価値と可能性  定本祐氏(住友ゴム工業オートモーティブシステム事業部企画部主査)

 近未来のモビリティ社会実現へ(前後2回/後編)   (前編からの続き)  ——これからのロードマップをどう描いているのか。そのマイルストーンを。    「センシングコアの機能拡張に応じて、ビジネスの領域を拡大していく考えです。当社オートモーティブシステム事業部のなかで、センシングコアの開発に携わる者がさまざまなアイデアを考えその具現化に取り組んでおりますが、現時点で具体的な内…

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センシングコアの価値と可能性  定本祐氏(住友ゴム工業オートモーティブシステム事業部企画部主査)
インタビュー 691
691

センシングコアの価値と可能性  定本祐氏(住友ゴム工業オートモーティブシステム事業部企画部主査)

 近未来のモビリティ社会実現へ(前後2回/前編)  クルマに不可欠なソフトをめざす  ——センシングコアの振り返りを。    「センシングコアは、間接式TPMS(タイヤ空気圧監視システム)であるDWS(Deflation Warning System)をベースにしたソフトウェアです。タイヤはクルマと路面との唯一の接点であり、DWSはタイヤ空気圧の低下を検知する仕組みです。  30年ほど前…

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タイヤメーカー4社  24年12月期第3四半期業績を発表  為替円安が追い風も世界戦略は変容著しく
ニュース 1,900
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タイヤメーカー4社  24年12月期第3四半期業績を発表  為替円安が追い風も世界戦略は変容著しく

 タイヤメーカー4社はこのほど、24年12月期第3四半期業績を明らかにした。4社の24年第3四半期累計の連結業績は一覧表の通り。同業績の発表に際し、住友ゴムは24年12月期通期の業績見込みを下方修正、TOYO TIREは上方修正を行った。    ブリヂストン  欧州の最悪期は脱す    ブリヂストンが11日に公表した24年12月期第3四半期累計業績は、為替の追い風もあり増収となった。だが…

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女性技術者の交流会を開催  住友ゴムが川崎重工・神戸製鋼との合同で
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女性技術者の交流会を開催  住友ゴムが川崎重工・神戸製鋼との合同で

 住友ゴム工業は9月25日、川崎重工業、神戸製鋼所と3社合同で「神戸モノづくり企業 技術系女性交流会」を実施した。  神戸に拠点を置く3社は従来からダイバーシティ活動に関する情報共有を実施していた。各社の女性エンジニアから「ネットワーキングを行う場が少ない」という声があがり実現したもので4回目の開催となった。会場で70名、オンライン約90名の女性技術者が参加し、今回のテーマ「技術系管理職のリアル~…

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ピンクリボン月間でキックオフイベント  住友ゴムが全日本カート選手権会場で早期診断を啓発
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ピンクリボン月間でキックオフイベント  住友ゴムが全日本カート選手権会場で早期診断を啓発

ブースではサステナブルタイヤ展示も  ダンロップタイヤのワンメイクレース「全日本カート選手権EV部門」第4戦が9月23日、シティサーキット東京ベイで行われた=写真上=。その会場内で住友ゴムは「EVカートレースにおけるピンクリボン運動キックオフイベント」を開催した。同社はピンクリボン運動に賛同し、啓発活動に積極的に取り組んでいる。このイベントのトークショーでは、同社が取り組むサステナブル原材料比率を…

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冬シーズンに向けて 各社の販売促進プラン  =連載2=住友ゴム工業
ニュース 577
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冬シーズンに向けて 各社の販売促進プラン  =連載2=住友ゴム工業

 「ウィンターマックス03」「シンクロウェザー」  ニーズと地域特性踏まえ注力商材を変える    住友ゴム工業は24年1月1日付で国内市販用販売体制を再編した。11社体制から株式会社ダンロップタイヤに統合し、国内タイヤ販売は一社化。新体制となり初の冬商戦は主力のスタッドレスタイヤ「WINTER MAXX03(ウィンターマックス ゼロスリー)」と、新商品のオールシーズンタイヤ「SYNCHR…

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高インチタイヤが伸長  各社の業績を担う柱に
ニュース 613
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高インチタイヤが伸長  各社の業績を担う柱に

 タイヤ4社の24年12月期上期決算が9日までに出そろった。各社ともに国内自動車メーカーの認証不正問題や、海外での廉価品流入で苦戦を強いられたもようだ。だが、業績を詳細に見て浮かび上がったのが、高インチタイヤの好調さ。下期の業績を支えるキーのひとつとなる。    新車・市販ともに増勢へ    対前年同期比で増収減益となったブリヂストン。南米や米国での不調でも増収を確保できた一因…

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