国内4社、25年12月期第1四半期業績発表 大口径化がミックス改善に寄与 春需遅れと値上げ、米国関税がリスクに
国内タイヤメーカー4社は2025年12月期第1四半期の連結業績を明らかにした。国内市販用で春需の遅れと値上げ前の駆け込み需要、大口径化トレンドが収益に影響し、売上高で明暗を分けた格好だ。米国の関税政策が朝令暮改の状況で世界経済の見通しが不透明。各社は動向を注視するものの、関税リスクが顕在化した場合でも「コストを吸収することは可能」と自信を示す。ブリヂストン、横浜ゴム、TOYO TIREは2月発表…