タイヤ整備機器新製品 小野谷機工 大型タイヤ用フルオートチェンジャー 「オートプロフット APF-09シリーズ」
全自動機をさらに安全で使いやすく 液晶タッチパネルで工程を可視化 小野谷機工が大型タイヤ用オートチェンジャーを発売し、ことしで30年を迎えた。記念すべき節目に新世代機を開発し、本格発売した。「AUTO PROFOOT(オートプロフット) APF-09シリーズ」がそれ。大型タイヤの脱着作業をフルオートで可能にする、特許取得の各種装置を搭載。新たな安全機能を採用し作業の安全性をさら…
全自動機をさらに安全で使いやすく 液晶タッチパネルで工程を可視化 小野谷機工が大型タイヤ用オートチェンジャーを発売し、ことしで30年を迎えた。記念すべき節目に新世代機を開発し、本格発売した。「AUTO PROFOOT(オートプロフット) APF-09シリーズ」がそれ。大型タイヤの脱着作業をフルオートで可能にする、特許取得の各種装置を搭載。新たな安全機能を採用し作業の安全性をさら…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、「24年空気充てん作業時および空気補充時の事故調査」について結果を明らかにした。24年中に発生したタイヤ空気充てん作業時の事故件数は22件。〈表3〉で示すとおり、直近3年で過去最多となった。人的被害が発生した事故は8件(36%)で、これも直近3年で過去最多。死亡者はいなかったものの、重軽傷者は10名にのぼる。パンク修理作業に関する事故は8件(36%)、パンク…
売上高・営業利益で過去最高を達成 TOYO TIRE 重点商品の販売が好調推移 TOYO TIREの24年度連結の売上高・営業利益は、円安効果などの外部要因があり過去最高となった。 タイヤ事業は販売本数が減少したものの重点商品の販売を促進し、売上高・営業利益ともに前年度を上回った。 北米市場はアジア品を中心とした安価タイヤの流入があったが、新商品など重点商品の堅調な需要によ…
事業利益で25年目標を前倒し達成 横浜ゴム YX2026初年度順調に 横浜ゴムの24年通期の連結売上収益は、初めて1兆円を突破した。事業利益率12.3%をはじめ、いずれの利益項目も過去最高となった。当期が初年度にあたる中期経営計画(YX2026)の25年目標である事業利益1320億円を前倒しで達成した。 事業別セグメントでは、23年に買収したY-TWSのフル寄与もありタイヤ合…
国内タイヤ4社はこのほど、24年12月期連結業績を発表した。ブリヂストンは米欧での市販用TBタイヤ需要の大幅減少があったがプレミアムタイヤの販売拡大で前期比増収。横浜ゴム、TOYO TIREは為替の円安推移などを背景に増収増益を達成した。(住友ゴムは前号で既報) 増収も当期利益は減益で着地 ブリヂストン 次期も事業再編費用織り込む ブリヂストンは17日、24年度決算を発表した…
TOYO TIRE清水社長&CEO 中国縮小も年40億円のプラスへ 北米・欧州・日本で一層の注力を TOYO TIREは14日に24年度通期決算を公表した。売上高、営業利益・経常利益・当期利益で過去最高を更新した。タイヤ事業では販売本数が減少したものの、高付加価値商品などの重点商品の拡販や円安による押し上げで、売上・利益ともに過去最高を更新した。自動車部品含めて各セグ…
横浜ゴム山石昌孝会長兼CEO 高付加価値と汎用の二兎を追う 生産財揃い「うなぎ昇り」へ寄与 横浜ゴムは19日、24年度連結決算を発表した。原材料価格の高騰や日系カーメーカーの減産の逆風を受けながらも売上収益は1兆円超に達し、事業利益・営業利益は計画を上回る着地となり過去最高となった。消費財では高付加価値商品戦略と販売本数増に努めたこと、生産財のOHT事業ではアフターマーケット…
国内タイヤメーカー4社の24年12月期連結業績が出そろった。決算発表にあたり、ブリヂストン、横浜ゴム、TOYO TIREの経営トップはオンラインで会見に臨んだ。24年度通期業績を振り返るとともに、次期の業績見通しを語った。(住友ゴム工業は前号で既報) ブリヂストン石橋秀一グローバルCEO 25年は「緊急危機対策年」 「守り」と「攻め」の両輪で ブリヂストンは1…
グループの強みを活かす店づくり 最新整備機器そろえカーライフ支援 北陸新幹線の敦賀への延伸からまもなく1年が経とうとしている。福井県によると、金沢・敦賀間の開業後、県を訪れたひとたちは546万人超にのぼった。前年比2割アップだという。北陸新幹線は東京をはじめとする関東、それに関西、中京、信越を結ぶハブとしての機能を担う。この延伸で交流人口が大きく増加し、地域経済への波及効果も認…
神奈川県タイヤ商工協同組合は9日、横浜市内で賀詞交歓会を開催した=写真=。冒頭、真田大輔理事長は「商売ができるのも平和な社会があるから。平和な時代を生きているのでこの時代を楽しまなければと考える。本日は皆様に楽しんでいただけることが私にも楽しみ」とあいさつした。 来賓にタイヤ公正取引協議会の野口文雄専務理事や日本自動車タイヤ協会から大高悟事務局長、全国タイヤ商工協同組合連合会の島貫昭会長らを迎…
ブリヂストンとコマツは、鉱山事業者へあらたなソリューションサービスを提供する共創プロジェクトの実証実験を開始した。 コマツの鉱山向け大型機械の管理システム「Komtrax Plus」から得られる車両データと、ブリヂストンの鉱山車両向け次世代タイヤモニタリングシステム「Bridgestone iTrack」から得られるタイヤデータをリアルタイムで共有。データ解析によりタイヤの適切な使い方を提案す…
財務省輸出通関実績による中古タイヤ・更生タイヤ・ゴムくずの24年1月〜12月の輸出統計がまとまった。 中古タイヤ輸出は数量ベースで1144万3千本(対前年同期比1.5%減)、製品重量ベースで16万5529トン(同5.4%減)、金額ベースで167憶6733万円(同4.4%増)。平均単価は1465円/本と前年同期に対し83円増、同6.0%増となった。 日本中古タイヤ輸出業者協議会(牧野満会長)の…
日本自動車輸送技術協会(JATA)は5日、東京・新宿の全日本トラック総合会館で「第29回トラック・バスの新技術セミナー」を開催した=写真=。 開会のあいさつに立った日本自動車輸送技術協会の木場宣行会長は、「輸送業界における安全、環境、自動運転化など最新技術に関するさまざまな課題のある中、関係のみなさまと情報を共有し最大限活用しながら、サステナブルな社会をめざすことは、社会で非常に有意義なことと…
住友ゴムは24年度連結業績を発表した。連結範囲の異動は、24年度に組織再編でダンロップタイヤ北海道をはじめ国内タイヤ販売子会社10社をダンロップタイヤ(=DT)に統合した。連結子会社は新規がDT1社、除外15社で計82社。持分法適用会社は3社で変更はない。 同期は売上収益1兆2119億円(対前期増減率2.9%増)、事業利益879億円(同13.2%増)で過去最高を達成。事業利益率も7.3%で、中…
現場主義のDXでタイヤ保管に新たな価値を。AIの活用にも本腰 タイヤ保管サービス「タイヤパークWeb管理システム」を展開する中央海産株式会社。海産物卸を祖業とし、現在は倉庫業を展開。倉庫業の一環として始めたタイヤ保管サービスだが、現在は同社の主力事業に成長。現場の知見を踏まえたDX化を進めタイヤ保管にとどまらない価値を創出する。直近で取り組むのがAI活用。これによって保管から測定…