JATMA25年上期累計の販売統計 新車用・市販用ともに前年実績を上回る
JATMA(日本自動車タイヤ協会)はこのほど、25年上期(1月〜6月)自動車タイヤ・チューブの販売本数をまとめた。 上期累計の新車用タイヤ販売本数は合計で1921万6千本、対前年比6.6%増加。5月以外は前年実績を上回り、堅調な回復を示した。 上期累計の市販用タイヤ販売本数も2947万3千本、同4.6%増。2月と6月以外は前年実績を上回り推移した。 本紙ではトラック・バス用、小形トラック用…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)はこのほど、25年上期(1月〜6月)自動車タイヤ・チューブの販売本数をまとめた。 上期累計の新車用タイヤ販売本数は合計で1921万6千本、対前年比6.6%増加。5月以外は前年実績を上回り、堅調な回復を示した。 上期累計の市販用タイヤ販売本数も2947万3千本、同4.6%増。2月と6月以外は前年実績を上回り推移した。 本紙ではトラック・バス用、小形トラック用…
大型車の車輪脱落事故が増加している。2024年度には国土交通省から緊急対策の通達がなされ、事故防止対策は喫緊の課題だ。適切なタイヤ脱着作業が重要だが、いかに周知徹底をはかるか。事故防止の最前線はタイヤ交換作業現場やドライバーだけではない。行政側も必死に取り組む。及川健太郎専門官は「事故を限りなくゼロに」と、啓発活動への熱意を語る。 増加一途の事故件数に危機感 ―大型車の車輪…
冬用は上期大幅増も下期は一転か JATMA(日本自動車タイヤ協会)は25年の国内タイヤ需要の年央見直しを明らかにした。国内総需要本数は1億268万本(対前年横ばい)と、当初見通しから100万本減の下方修正を行った。 需要見直しの前提として、実質経済成長率を当初見通しの1.6%から1.0%へと下方修正した。なお24年実績は0・2%だった。 自動車生産台数は当初見通…
横浜ゴムは17日、都内で記者会見を開き、スタッドレスタイヤの新商品「iceGUARD8(アイスガード エイト) iG80」を発表した。9月1日に上市する。発売サイズは225/45R21 95Qから185/70R14 88Qの71サイズ。同社は消費財タイヤの戦略として、高付加価値商品の最大化を掲げる。一角をなすウィンタータイヤ、その代表格である「iceGUARD」の新商品は、基盤技術を一新すること…
25年上期の事業環境を振り返って ——25年上期の振り返りを。 須藤 円安やインフレ環境が続くなかで、当社事業の「改革」は進んできました。 「PRIMACY 5(プライマシー ファイブ)」を3月に上市し、消費者により高性能・高品質な製品を訴求していくことも進展しています。とくに高インチタイヤの販売ミックスが改善していることは大きな成果です。 ミシュランはこれまでも、そしてこ…
=表紙のことば= 青い空、碧い海。藍(あお)いMINI 米ブルームバーグによる25年のEV(電気自動車。PHEV=プラグインハイブリッド車を含む)販売予想は全世界で2200万台。前年比25%増の見込み。また、25年に販売されるクルマのうち4台に1台がBEV(バッテリー式電気自動車)やPHEVが占めると予測している。 EVは米テスラと中国BYDが世界市場で激しい競争を繰り広げて…
本号は23日付との合併号とします。次週は新聞の発行を休み、30日付は「夏季特集号」として発行します。また、自動車春秋社WEBとSNSの更新は29日まで休みます。
東京自動車タイヤ商工協同組合は人材確保へ向けたさまざまな取り組みを行っている。 24年10月から東京都と東京しごと財団が連携して行う「業界別人材確保強化事業」の支援団体に参画。組合員企業10社を対象としたコンサルティングやセミナーをとおして人材確保の強化をめざす。 事業の一環として9日、「生き残る企業の幅広採用戦略」をテーマにセミナーが開催された。講師の小澤明人氏(リッチピクチャーズ・プロデ…
(前編からのつづき) なぜバッテリー診断機か ブラックボックスにメス 日本企業と海外をつなぐ商社という特性上、海外の最新製品にもアンテナを張る。そのなかで、なぜバッテリー診断機に着目したのか。 モビリティ第二事業部の光部亮人・東京1部長は「日本のEV普及率は2~3%。これを高めていくために、解決しなければならない課題がいくつもある」と指摘。「バッテリーの劣化度合いがブラック…
三洋貿易が1月に上市した高速バッテリー診断機「EverBlüe Drive(エバーブルードライブ) EXT010」=写真=。EV車両はこれまでバッテリー劣化度を分析するのが容易ではなく、そのために中古車市場ではICE(内燃機関)車と比較すると年式や走行距離にかかわらず安値で取引されることが多かった。同社は中国スタートアップ企業が開発したバッテリー診断機を日本市場向けにカスタマイズ。導入ターゲット…
日本最大級の製造業の展示会、「ものづくりワールド東京」。その第37回ショーが9日から11日、幕張メッセで開かれた=写真上=。 このショーは10の専門展で構成され、約1800社が出展。その一つ、「計測・検査・センサ展」に、タイヤ整備用ツールメーカーの京都機械工具が参加し、展示小間を出展した=写真下=。 締付トルクのデジタル測定・管理が可能な「トルクル」をはじめ、整備用ツールをスマートデバイス化…
日本ミシュランタイヤは、プレミアムコンフォートタイヤの新商品「MICHELIN PRIMACY 5(ミシュラン プライマシー ファイブ)」=写真(1)=を3月から順次発売した。16インチから20インチまで40サイズを発売中。同社は1日、栃木市のGKNドライブラインジャパンプルービンググラウンド(=GKN PG)で、メディア向けの新商品試乗会を開催。本紙は日本自動車ジャーナリスト協会会員のモーター…
【速報】全国タイヤ商工協同組合連合会(全タ協連)の「第35回青年部協議会」が9月12日、神戸市の有馬温泉・兵衛向陽閣で開かれた。ホスト役は兵庫県タイヤ商工協同組合青年部(島津秀伸部長)。兵庫県青年部の主催は13年7月湊川神社・楠公会館の「第26回」以来12年ぶり。 「青年部協議会」は、単位組合で組織化された青年部の部員員同士の連携と親睦を深めることが会発足の目的。第2回開催時に「…