メーカー出荷価格を値上げ 横浜ゴムとTOYO TIREが表明
4月1日を機に、食料品や光熱費など生活必需品が相次いで値上げされた。国内市販用タイヤについても国内・外のタイヤメーカー複数社がすでにメーカー出荷価格の改定を表明しているが、横浜ゴムは3月24日、TOYO TIREも31日、それぞれ値上げを発表した。 横浜ゴムは国内市販用タイヤ全品種(夏/冬/オールシーズン)、チューブ・フラップを値上げする。値上げ幅は5~8%(品種により改定率は異なる)。値上げ…
4月1日を機に、食料品や光熱費など生活必需品が相次いで値上げされた。国内市販用タイヤについても国内・外のタイヤメーカー複数社がすでにメーカー出荷価格の改定を表明しているが、横浜ゴムは3月24日、TOYO TIREも31日、それぞれ値上げを発表した。 横浜ゴムは国内市販用タイヤ全品種(夏/冬/オールシーズン)、チューブ・フラップを値上げする。値上げ幅は5~8%(品種により改定率は異なる)。値上げ…
タイヤメーカー国内4社と合成ゴム関連2社は1日、それぞれの拠点で入社式を行った。希望を胸に抱き臨んだ新社会人たちに、経営トップからエールが送られた。 ■ブリヂストン(港区のブリヂストングローバル研修センターで) 石橋秀一Global CEO「ブリヂストンの使命、『最高の品質で社会に貢献』。すべての活動の起点であるこの使命を理解し自分ごととしてほしい。ブリヂストンのDNAである『…
売上高・営業利益で過去最高を達成 TOYO TIRE 重点商品の販売が好調推移 TOYO TIREの24年度連結の売上高・営業利益は、円安効果などの外部要因があり過去最高となった。 タイヤ事業は販売本数が減少したものの重点商品の販売を促進し、売上高・営業利益ともに前年度を上回った。 北米市場はアジア品を中心とした安価タイヤの流入があったが、新商品など重点商品の堅調な需要によ…
TOYO TIRE清水社長&CEO 中国縮小も年40億円のプラスへ 北米・欧州・日本で一層の注力を TOYO TIREは14日に24年度通期決算を公表した。売上高、営業利益・経常利益・当期利益で過去最高を更新した。タイヤ事業では販売本数が減少したものの、高付加価値商品などの重点商品の拡販や円安による押し上げで、売上・利益ともに過去最高を更新した。自動車部品含めて各セグ…
TOYO TIREは東京オートサロン2025初日の10日にプレスカンファレンスを行った。この席で清水隆史社長は「マーケット動向を先取りした魅力的な商品提供をするとともに、持続可能なモビリティ社会、タイヤを通じた走りの楽しさの提供、豊かなクルマ文化の活性化へ使命を果たしていく」と語った。 同社はこの展示会を来場者とのコミュニケーションの場としている。ブース内では同社の代表商品である「OPEN C…
TOYO TIRE、住友ゴム工業、横浜ゴムの国内タイヤメーカー3社は経営トップによる年末記者会見を開いた(開催順。前2社は対面式、横浜ゴムはウェビナーでのオンライン式)。為替の円安が続き、輸出量の多い企業にとって経営環境にフォローの風が吹いた。一方で諸物価の上昇はやまず、国内の景気は成長の実感がともなわない。タイヤ市場は新車用・市販用ともにコロナ禍以降、回復への足取りがにぶいままだ。3社の経営ト…
TOYO TIREは3日、トラック・バス用タイヤの状態管理アプリ「Tire SAPRI(タイヤ サプリ)」を開発し、物流事業者4社を対象にテストマーケティングを開始した。同日、都内で報道陣向けにレクチャーを開いた=写真・上=。配達需要の増加など物流業界へのニーズが増す一方、「24年問題」による残業規制で人手不足が顕在化する。今回のアプリ開発によって、効率的な管理と的確なメンテナンスを実現し、物流…
TOYO TIREはこのほど、セルビアにToyo Tire Sales and Marketing Europe d.o.o.Indija(以下、TSE)を設立した。25年1月から同社を通じて欧州市場での販売事業を開始する。 現在の欧州統括会社であるToyo Tire Holdings of Europe GmbH(ドイツ、TTHE)の販売統括機能は25年中にTSEへ移管し、事業体制を再編する…
TOYO TIREは9月23日、「秋の交通安全運動」にあわせ、兵庫県の阪神自動車学校内でタイヤ安全啓発活動を実施した。 この活動は適正な状態でタイヤを使用することの大切さを呼びかける目的で、同社とトーヨータイヤジャパンが取り組む啓発活動だ。19年からは同社独自のドライブシミュレーターを活用し、体験型の啓発活動として継続的に取り組んでいる。 タイヤの溝が適正にある場合と摩耗している場合の制動距…
基幹商品を4年ぶりにモデルチェンジ 「オブザーブ ギズ3」 TOYO TIREは今年、新商品「オブザーブ ギズ スリー」を発売。ほかにも幅広い商品ラインアップをいかして、消費者にとって最適な商品を提案していく。トーヨータイヤジャパン企画推進部長兼販促企画部長の上岡弘幸さんに今冬の取り組みについて語ってもらった。 振り返り・市場分析と動向 23年は…
TOYO TIREは9月11日〜12日、群馬県交通運輸会館でトラック・バスタイヤ作業コンテストを開催した。報道陣に公開した12日の実技テストでは、大型トラクターヘッドの左リアタイヤのナットが緩んでいると仮定して、ホイール・ナットの点検、増し締め作業の再入庫日を決めるまでの一連の作業を審査。増加傾向にある脱輪事故の防止が、実技テストのポイントのひとつとなった。 14人…