アクティブトレッド採用第1弾  次世代オールシーズンタイヤ来秋発売へ

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住友ゴムが技術説明会開催

右から、村岡清繁取締役常務執行役員、水野洋一執行役員材料開発本部長、上坂材料企画部長
右から、村岡清繁取締役常務執行役員、水野洋一執行役員材料開発本部長、上坂材料企画部長

 住友ゴム工業は16日、千代田区の鉄鋼ビルディング・カンファレンスルームで「アクティブトレッド技術説明会」を開催した。材料開発本部・上坂憲市材料企画部長が10月のJAPAN MOBILITY SHOW 2023で初公開されたアクティブトレッドの開発背景、着想、性能について詳しく説明した。

 水に応答して滑りにくくなる(ゴムが水で軟らかくなる)技術がTYPE WET。DRY同等のWETブレーキ性能を有する。株式会社ENEOSマテリアル、株式会社クラレ、信越化学工業株式会社との協働開発。

 温度に応答して滑りにくくなる(ゴムが低温で軟らかくなる)技術がTYPE ICE。低温ほど軟らかくなる新素材。北海道大学の野々山貴行准教授との共同研究。

 アクティブトレッドは発想の転換から生まれたこの二つのスイッチ技術から成り立つ。

 24年秋にアクティブトレッドコンセプトレベル1・次世代オールシーズンタイヤを発売予定。27年にはアクティブトレッドコンセプトレベル2・次世代EVタイヤを発表する予定。


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