トラック保有台数増加も新車販売は減。自工会の市場動向調査
日本自動車工業会はこのほど、「2022年度普通トラック/小型・軽トラック市場動向調査」の結果をまとめた。 調査結果によると、普通トラックの自家用ではコロナ禍からの回復の兆しがみえるとする。しかし運輸業の半数は売上・業務量ともに新型コロナ前より減少し厳しい状況が続くと回答した。 普通トラックの新車販売台数は19年からは減少傾向となり、特に22年は5万7千台と過去10年間で最低台数となった。4ト…
日本自動車工業会はこのほど、「2022年度普通トラック/小型・軽トラック市場動向調査」の結果をまとめた。 調査結果によると、普通トラックの自家用ではコロナ禍からの回復の兆しがみえるとする。しかし運輸業の半数は売上・業務量ともに新型コロナ前より減少し厳しい状況が続くと回答した。 普通トラックの新車販売台数は19年からは減少傾向となり、特に22年は5万7千台と過去10年間で最低台数となった。4ト…
安全自動車はこのほど、タイヤ整備時に使用するスタンディングホイールドーリー2機種を新発売した。 新製品はタイヤの脱着作業の際に立った姿勢のままで行うことが可能な、ホイールドーリーと呼ばれる整備機器。昇降ローラー式「AWD−450GHA」=写真上=は昇降機能が付いた分離回転ローラーを搭載した。この昇降機能ローラーに段差を設けることで、ダブルタイヤのシングル外しの作業を容易にしている。 一方、受…
日本アルミニウム協会による2023年2月のアルミホイール生産・販売統計が明らかになった。 国内生産と国内メーカーによる海外現地子会社・協力工場からの輸入を合わせた生産量合計は乗用車用135万1千個、その他用1万3千個で、トータル136万4千個、対前年同月比9.2%増だった。 販売量は国内が乗用車用141万個、その他1万3千個のトータル142万4千個、対前年同月比は13.4%増、輸出は乗用車用…
埼玉県タイヤ商工協同組合は6月4日、「タイヤ空気充てん業務の作業者に対する安全教育」を開く。 時間は午前8時30分受付開始。開講は午前8時45分、講習終了は午後5時30分。場所は、関東工業自動車大学校(鴻巣市糠田2618―8)。 申込締切りは5月19日(金)まで。先着50名。講習料は1万5000円(講習料・登録料・テキスト代・昼食代・実技講習料)。なお、整備士の資格を有する方は1万2000円…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は11日、2023年第1四半期(1月〜3月)の市販用タイヤと新車用タイヤの販売実績を明らかにした。それによると、同期の市販用タイヤ販売本数は四輪車合計で1,647万本で前年同期に対し7.5%の減少となった。期中、3月は前年同期を上回ったが、これは4月から実施の市販用タイヤ価格改定を見越しての駆け込み需要が影響したとみられる。4月以降、その反動がどのように現れるの…
独ランクセスが発表した2022年の通期業績は、売上高が前期比32.6%増の80億8800万ユーロ(1兆1537億円)、特別項目を除いたEBITDAが14.1%増の9億3000万ユーロだった。買収したコンシューマープロテクション部門の複数の事業が増収増益に寄与したほか、原材料やエネルギーの大幅なコスト増には販売価格の引き上げで対応した。 マティアス・ツァハトCEOは「ランクセスの製品は市場で優位…
ブリヂストンは4日、都内で「第20回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」表彰式を行った。 同社では2003年から毎年、「ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」を開催しており、今年、節目の第20回を迎えた。今回のテーマは「しぜんがいっぱい しあわせな くらし」。子どもたちから自然を題材にした作品を募集し、全国各地から5万3963点の応募があった。 東正浩代表執行役Joint Global C…
ENEOSマテリアルと横河電機は3月30日、三鷹市の横河電機本社で、化学プラントへの自律制御AIを活用できるサービスを開始すると発表した。 このサービスを提供する背景として、「実プラントでは物理的・化学的な事象が複雑に影響する中での制御の難しさから、熟練運転員が介入しなければならない制御箇所が数多くある。しかも品質や収益に直結するような、難しい制御であることが少なくない」とする。 既存の制御…
ゴム連合(日本ゴム産業労働組合連合)は5日、「2023春季生活改善のとりくみ」について、回答・妥結状況の概要をまとめた。 それによると、賃金についてタイヤ6社の妥結額(加重平均)は8,206円、妥結率2.70%だった。昨年の最終妥結額(加重平均)5,570円、妥結率1.83%を大きく上回った。なお平均要求額は7,604円、要求率2.50%。 また一時金は、タイヤの妥結額(加重平均)166万6…
タイヤメーカー国内4社は3日、それぞれの拠点で入社式を行った。新入社員の門出を祝う式典もこのコロナ期間はオンライン形式が続いていたが、今年は対面で行われ一堂に会した。各メーカーの経営トップは、社会人としての第一歩を踏み出した新入社員にエールを送った。 またオートバックスセブンの入社式が3日、都内で行われた。 この席で、堀井勇吾社長は「車を取り巻く環境は非常に変化が大きく、業界全…
GfK Japan(ジャパン)は3月17日、日本と中国、インドネシア、タイ、インドの自動車タイヤ市場に関するオンラインセミナーを公開し、各国の市場動向を報告した。 2022年の国内タイヤ市場は、メーカーの出荷価格引き上げに伴う実売価格の上昇により、金額ベースで伸長した。また、17インチ以上の大径の夏タイヤはほぼすべての地域とインターネット販売で増加した。 GfKジャパンでは「インチが大きくな…
日本自動車工業会(自工会)は3月24日、日本二輪車普及安全協会の協力のもと、二輪車死亡事故防止啓発映像「梅本まどかと宮城光のセーフティ ライディング!」を同会特設ページで公開したと発表した。 この動画は、「二輪車産業政策ロードマップ2030」における二輪車事故死者半減を目指した取り組みの一環。二輪車事故で多く発生する事故のメカニズムとその事故を回避するための対応方法、ヘルメット顎ひも適正着用や…
横浜ゴムは現地時間の3月24日、スウェーデン・TWS(トレルボルグ・ホイール・システムズ・ホールディング)の全株式の取得について欧州委員会による競争法に基づく審査が完了し、無条件で承認されたと発表した。 現在は英国の競争法当局による審査が行われており、同局の決定は近日中に発表される予定だという。 同社は昨年3月にTWSの買収を発表していた。株式の譲渡実行日は2023年上期を予定している。
埼玉県タイヤ商工協同組合は3月20日、大宮市内で第54回通常総会を開催した。任期満了にともなう役員改選を行い、相原一広氏が理事長を再任した。 また新年度事業計画案、収支予算案などの議題について審議し、いずれも可決承認した。 通常総会後の懇親会の席で、相原理事長は「コロナ禍以来、3年ぶりに集まることができた。その間、組合活動は制限されたが、タイヤ空気充てん作業特別講習会は開催してきた。これは我…
住友ゴムの白河工場は公益財団法人都市緑化機構主催の「第11回みどりの社会貢献賞」を受賞した。同賞は、緑地の良好な管理運営などにより地域社会への貢献や環境改善に顕著な功績のあった企業緑地とその活動を表彰するもの。