「第38回オートサービスショー2025」 出展企業の見どころ(2)〜アンケート調査から
進化するタイヤに対応。作業の効率化と軽労化めざす(前後編の2回/後編) 6月19日からの会期三日間、東京ビッグサイトで開幕する「第38回オートサービスショー2025」(主催・日本自動車機械工具協会)。本紙ではタイヤ整備関係にフォーカスし、独自にアンケート調査を実施した。その回答に基づき、出展企業ブースの見どころを紹介する(五十音順)。 アンケートの設問は次のとおり。(1)ショー…
進化するタイヤに対応。作業の効率化と軽労化めざす(前後編の2回/後編) 6月19日からの会期三日間、東京ビッグサイトで開幕する「第38回オートサービスショー2025」(主催・日本自動車機械工具協会)。本紙ではタイヤ整備関係にフォーカスし、独自にアンケート調査を実施した。その回答に基づき、出展企業ブースの見どころを紹介する(五十音順)。 アンケートの設問は次のとおり。(1)ショー…
進化するタイヤに対応。作業の効率化と軽労化めざす(前後編の2回/前編) 6月19日からの会期三日間、東京ビッグサイトで開幕する「第38回オートサービスショー2025」(主催・日本自動車機械工具協会)。本紙ではタイヤ整備関係にフォーカスし、独自にアンケート調査を実施した。その回答に基づき、出展企業ブースの見どころを紹介する(五十音順)。 アンケートの設問は次のとおり。(1)ショー…
(前編からのつづき) 各社の出展計画は次のとおり。 【アルティア】(東1ホール107) 〈Go for NEXT−Gen 〜次世代に向けて〜〉をコンセプトにブースを企画。「近未来の整備工場の実現と共創」をテーマに展示する。 足回り機器ではタイヤチェンジャー「スマートウイニング RSW−GX」、ホイールバランサー「スマートロード RSR−LA」、大型車用チェンジャー「メガウィニングⅣ」、トル…
クルマの高度化対応、作業の効率化を提案 「第38回オートサービスショー2025」は6月19日、東京ビッグサイト(東1・2・3ホール、屋外)で開幕する。会期は21日までの三日間。 自動車整備機器関係の専門見本市として国内最大級の「オートサービスショー」。1948(昭和23)年に「自動車整備用機械工具実演展示会」として第1回を開催。その後、73(昭和48)年に現在の名称に変更し隔年…
タイヤゲージは精度が〝命〟 先進技術の作動は正確な空気圧あってこそ 『4月8日 タイヤの日』の前日、『4月7日 タイヤゲージの日』を制定したのが旭産業。タイヤの空気圧を適正に管理するために、そのおおもととなるタイヤゲージの精度が正しく保たれているのか、そこに目を向けてほしいという老舗専門メーカーの願いから発案されたもの。認定・登録されてからことしで18年となる。整備の現場で作業…
タイヤゲージは精度が〝命〟 先進技術の作動は正確な空気圧あってこそ 『4月8日 タイヤの日』の前日、『4月7日 タイヤゲージの日』を制定したのが旭産業。タイヤの空気圧を適正に管理するために、そのおおもととなるタイヤゲージの精度が正しく保たれているのか、そこに目を向けてほしいという老舗専門メーカーの願いから発案されたもの。認定・登録されてからことしで18年となる。整備の現場で作業…
グローバルでリーディングブランドへ 北米のオフロードタイヤ市場で高い評価を得ているTOYO TIREの「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」。その成功の背景には、北米市場で培った独自のビジネスモデルと、モータースポーツでの実績がある。今後、さらなるブランド価値向上をめざし、国内外での展開を加速する。事業統括部門商品企画本部長・宇田潤一執行役員にOPEN COUNTRY…
グローバルでリーディングブランドへ 北米のオフロードタイヤ市場で高い評価を得ているTOYO TIREの「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」。その成功の背景には、北米市場で培った独自のビジネスモデルと、モータースポーツでの実績がある。今後、さらなるブランド価値向上をめざし、国内外での展開を加速する。事業統括部門商品企画本部長・宇田潤一執行役員にOPEN COUNTRY…
(前後編の2回/後編) (前編からのつづき) 戦略商品を柱に市場プレゼンスの向上を ——25年の国内市販用タイヤ市場での販売戦略は。 25年はこの春に遅い降雪があり、それに引っ張られる格好で冬タイヤの販売が続きましたが、同時に夏タイヤ販売への切り替え準備も整えることができました。日本グッドイヤーでは、この春に向けて二つの注目商品を用意しています。 一つは「E…
(前後編の2回/前編) ——日本グッドイヤーの代表取締役社長に就任するまでの略歴は。 グッドイヤーでのキャリアは15年になります。最初の勤務地は米国のアクロンにあるグローバル本社で、アメリカ、ヨーロッパ、中東・アフリカ、そして中国を含むアジア太平洋地域でさまざまな管理職を務めました。 その後4年間は、ヨーロッパの大手エレベーター・エスカレーター会社でグローバル・セ…
アジアからの流入で北米・南米が低調推移 25年は回復見込み、アフリカ輸出に活路 24年の中古タイヤ輸出は逆風に見舞われたようだ。最大のネックとなったのは北米・南米需要の停滞だ。安価なタイヤの流入によって、需要が奪われた格好だ。さらに海上運賃の値上がりや国内での調達難も足かせとなった。25年は低調からの反動で回復を見込む。ただ市況の風向きに任せるのではなく、より強固な基盤を築こう…
組合員が安心して生活を送るために 安全衛生は自分ごととして取り組みを ——24年春季生活改善のとりくみ(春とり)では前期を超える妥結結果が出た。振り返って。 「賃上げ」は新生ゴム連合発足以来、過去最高の引き上げ幅となり、定昇を含めた平均賃金方式での妥結額は加重平均1万4575円となった。加盟組合48組合中、44組合が賃金底上げを実現し、「一時金」についても25組合が要求に…
(4)株式会社イヤサカ 今井祥隆社長 「困りごとの解決を軸に事業を推進」 第84期の目標達成に向けて イヤサカの今井祥隆社長=写真=は24年12月、定例の記者会見を行った。そのなかで24年(第83期・23年9月21日−24年9月20日)の振り返りと25年(第84期)の事業展望について、次のように語った。 ——24年の振り返りを。 「24年は日航…
(3)株式会社エイワ 社長 前中勝彦氏 “One team for EIWA quality” 作業の難易度あがり正確性が求められる ——2024年を振りかえって 前中 弊社はタイヤ用フラップや防振パッドを製造している『製造部』と、タイヤチェンジャーやホイールバランサーなどサービス機器の『機材部』の2部門で構成されています。 製造部は、2…
(2)東洋精器工業株式会社 代表取締役社長 馬杉ゆかり氏/代表取締役 阿瀬亜希氏 新製品を積極上市し企業価値向上へ挑戦 労働力の定着へ、軽労化機器導入進む ——24年の振り返りと、近年の市場環境について。 馬杉 タイヤチェンジャーの販売台数が伸長した一方、今季に限ってはアラインメントテスターの落ち込みがみられました。バランサーは前…