進化するタイヤに対応。作業の効率化と軽労化めざす(前後編の2回/後編)

6月19日からの会期三日間、東京ビッグサイトで開幕する「第38回オートサービスショー2025」(主催・日本自動車機械工具協会)。本紙ではタイヤ整備関係にフォーカスし、独自にアンケート調査を実施した。その回答に基づき、出展企業ブースの見どころを紹介する(五十音順)。
アンケートの設問は次のとおり。(1)ショーの展示テーマ。近年、製品の市場展開で注力している点。 (2)出展予定の製品。 (3)製品のアピールポイント。 (4)ショーへの意気込み。
(前編からのつづき)
【京都機械工具】(東3ホール306)
(1)整備体験を通じて「安全・快適・能率・効率」の実現をご提案。また整備作業における「作業トレーサビリティ・作業管理」をご提案します。
(2)▽電動ミニラチェット「JTRE330」=8月発売予定= ▽フィルターオイルキャッチャー「AVP-6364」=7月発売予定= ▽LEDライト類「AL812L」他、「AL816HA」他=年内順次発売予定= ▽シートクリーパ「AYSC-40」=6月1日発売予定= ▽プラハードトレイ「EKP-TR3BK」=6月1日発売予定=
(3)社会問題となっているタイヤ脱輪をゼロにすることをめざした、AI活用の新サービスデモを体験コーナーに目玉としてご用意します。また作業管理のデジタル化推進をお考えの皆さまに向け、製品サービスのデモと展示を行います。
(4)デモが可能な機器類を多数出展します。日ごろ見られない、触れられない製品をこの機会にぜひご覧ください。きっと新しい発見があります。
【空研】(東1ホール119)
(1)「空研ツールが次世代モビリティ整備の革新を支える」がテーマ。大型、中型車のホイールナット締め付け及びトルク管理を推進し、脱輪事故を未然に防ぐツールとして大型車ディーラ、タイヤ販売店へ展開します。
(2)▽エレクトリックトルクセッター「ETS-600X-K/XL-K」=近日発売予定=、「ETS-600X/XL」「ETS-800X/XL」 ▽エレクトリックトルクセッター(トルク管理システム)「ETS-800X-K/XL-K」 ▽TMS仕様パワートルクセッター(トルク管理システム)「PTS-800ESL-K」
(3)充電式エレクトリックトルクセッター「ETS-800X/XL」や締付けデータを無線送信し記録出力するトルク管理システム「K-TMS」等の展示実演を行います。当ブースに足を運んでいただきご体感ください。
(4)オートサービスショーの展示方法を一新させ、見せる(魅せる)展示にこだわりました。トルクセッターを中心に実演用大型ホイールナットを制作・準備し、トルク管理の重要性を十二分に実感していただけると思います。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
【東洋精器工業】(東1ホール135、「バンザイ」ブース内)
(1)バンザイ様が掲げる「変化を楽しみ、そして未来へ。変わらないものPeace of Mind(安心)」の展示コンセプトに即し、作業が楽しく、そして楽に行える機械や安心安全に繋がる機械、さらに今までなかった革新的バランサーの展示を行う予定です。
(2)▽トラック・バス用タイヤチェンジャー「PIT G-50V」 ▽トラック・バス用自動充填機付きセーフティケージ「TD-TB1・i」 ▽乗用車用タイヤチェンジャー「PIT M897」 ▽乗用車用ホイールバランサー=近日発売=
(3)コンセプト通りの安心安全な機械やこれからの新しい機械、そして作業が楽しくなる機械の展示を行います。当社では、汎用モデルでありながら上級モデルを彷彿とさせる多彩な機能と初機能を搭載した乗用車用バランサーを展示しますので、ぜひご覧ください。
(4)当社は来年が創業80周年。それに向けて、この後も新しい商品を市場に出していきます。ご期待ください。