TOYO TIREのセルビア工場 最大級のソーラーパネル設置

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セルビア工場のソーラーパネル
セルビア工場のソーラーパネル

 TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は昨年稼働したセルビア工場の敷地内に大規模なソーラーパネル発電システムを設置した。セルビア国内では最大級の太陽光発電システムになるという。

 設備容量は8.4メガワット、年間発電量は1万150メガワット/hで、パネルの設置面積は東京ドームの約2倍の8万9000平方メートルとなる。1万3000枚のパネルを設置する予定で、年間7100トンのCO2排出量削減につながると試算されている。既に工場の一部電力をまかなっており、工場が停止している時間はセルビアの電力会社へ売電する仕組みになっている。

 また、同工場では全工程にエネルギー管理システムを導入している。井村洋次取締役(トーヨータイヤセルビア社長)は「生産中に消費されるエネルギーの見える化と、最適化を図ることで省エネルギーにつなげていく」と話している。

 同社では、サステナビリティ経営方針を掲げ、グローバルでクリーンエネルギーの利用を拡大するなど、あらゆる企業活動での脱炭素を推進している。


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