ラミー・エルサビー日本グッドイヤー社長 〈強み〉活かし市場にミートしたビジネスを
24年7月1日付で日本グッドイヤーの代表取締役社長に就任したRamy Elsabee(ラミー・エルサビー)氏=写真=。現職に就任し3四半期間が過ぎた。このほど、国内のタイヤ・ゴム業界専門紙のインタビューに初めて登場。25年事業への展望と抱負を語った。 日本グッドイヤーの経営トップ人事は、15年12月8日に前任の金原雄次郎氏が着任して以来、約8年7カ月ぶり。 エルサビー社長は、米…
24年7月1日付で日本グッドイヤーの代表取締役社長に就任したRamy Elsabee(ラミー・エルサビー)氏=写真=。現職に就任し3四半期間が過ぎた。このほど、国内のタイヤ・ゴム業界専門紙のインタビューに初めて登場。25年事業への展望と抱負を語った。 日本グッドイヤーの経営トップ人事は、15年12月8日に前任の金原雄次郎氏が着任して以来、約8年7カ月ぶり。 エルサビー社長は、米…
住友ゴム工業は、白河工場に水素製造装置「やまなしモデルP2Gシステム」(以下、P2Gシステム)を導入した。24時間稼働で水素を製造し、タイヤ製造の加硫工程の熱源に活用する。年間約1000トンのCO2排出量削減となる見込み。同社が掲げる2050年カーボンニュートラル達成へ向け、大きく一歩前進した。 脱炭素が企業の社会的責任として求められるなか、水素は次世代エネルギーとして注目されて…
ブリヂストンは3日、「第22回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」の表彰式を行った。 ブリヂストングループでは、環境に対する取り組みの一環として03年からコンクールを開催し、本年で22回目を迎えた。 今回の募集テーマは「みつけよう しぜんのたから」。全国の小学生・未就学児4万3836点の応募があり、そのなかからブリヂストン大賞をはじめ100点の入賞作品を選出した。大賞作品は「タコと海の仲間…
日本ゴム産業労働組合連合は3日、「2025年春季生活改善のとりくみ」について、回答・妥結状況の概要をまとめた。 1日時点で、賃金の妥結・妥結方向は加盟51組合のうち36組合、妥結の割合は75%。金額が明確な34組合の集計(加重平均)をみると、妥結額・妥結率ともに前年の最終結果を上回っている。 ゴム連合・計で要求額1万6088円/要求率5.13%に対し、妥結額1万6122円/妥結率5.14%。…
オートバックスセブンは6日から15日までの「春の全国交通安全運動」期間に合わせ、全国のオートバックスグループ店舗で無料安全点検キャンペーンを行った。 タイヤについては空気圧・残溝・偏摩耗とヒビ割れや傷の有無をチェック。ほかにエンジンオイル、バッテリー、ワイパー、ライトまわりの状態を点検した。 キャンペーン期間中、アプリから無料安全点検を予約・実施したユーザーに、オートバックス限定Vポイント5…
4月8日の「タイヤの日」に合わせ、横浜ゴムはタイヤ安全啓発活動を実施した。実施期間は4月4日から13日まで。この活動はタイヤの定期点検やエコドライブに対する意識を高めることを目的に、09年から実施している。 ことしは全国各地に展開するタイヤガーデンのうち全93店舗で、タイヤ無料安全点検を行った。点検のため来店したユーザーのうち各店舗先着40名に、同社のイメージキャラクターである吉岡里帆さんが描…
4月8日「タイヤの日」を起点とした安全啓発活動の強化に取り組むブリヂストン。5日には千葉市内の大型商業施設で「ファミリー交通安全パーク」を開催した=写真1=。 この催しは同社とブリヂストンタイヤソリューションジャパン(BTSJ)、ブリヂストンモーターサイクルタイヤ、ブリヂストンサイクルが協力し、グループ一体となり実施。新型コロナ感染症による行動制限が解除されてから年に2度のペースでクルマ・バイ…
4月8日は「タイヤの日」。日本自動車タイヤ協会(JATMA)と全国タイヤ商工協同組合連合会などにより2000年に創設され、ことしで四半世紀もの歴史を積み重ねた。新型コロナによる感染症の拡大期間中は活動を自粛せざるを得なかったが、それが解除された現在、イベントの開催が可能となった。JATMAをはじめ、タイヤメーカーがタイヤの安全啓発に関わる各種の企画を行った。 JATMAは「タイヤ…
独ランクセスはこのほど、24年度通期業績を明らかにした。23年から始めた「FORWARD!」アクションプランによるコスト削減が効き、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は前年度比19.9%増の6億1400万ユーロ(約996億1064万円)となった。 売上高は前年度比5.2%減の63億6600万ユーロで着地した。ほぼすべての事業部門が販売量を伸ばしたが、原材料とエネルギーコストの減…
第52回東京モーターサイクルショー(主催:日本二輪車普及安全協会)が3月28日から3日間、東京ビッグサイトで開催された=写真上=。出展者数は180者、3日間の総入場者は11万8812人にのぼった。タイヤ業界からはブリヂストン、ダンロップタイヤ、井上ゴム工業、TIMSUN(ティムソン、中国)などが出展。最新製品にとどまらずエントリーモデルを出品し、二輪車ユーザーの裾野の拡大に取り組む姿勢がみられた…
ADVANシリーズ3商品「二極化進む市場ニーズに的確に対応」 横浜ゴムが春商戦で重点商品に据えるのは「ADVAN」シリーズ、なかでも「ADVAN dB V553」「ADVAN Sport」「ADVAN V61」だ。ユーザーの多様なニーズに対応する製品で勝負する。タイヤ国内リプレイス営業企画部マーケティンググループの齋藤太一グループリーダーは「安全安心を基盤に、様々なニーズに応えら…
4月1日を機に、食料品や光熱費など生活必需品が相次いで値上げされた。国内市販用タイヤについても国内・外のタイヤメーカー複数社がすでにメーカー出荷価格の改定を表明しているが、横浜ゴムは3月24日、TOYO TIREも31日、それぞれ値上げを発表した。 横浜ゴムは国内市販用タイヤ全品種(夏/冬/オールシーズン)、チューブ・フラップを値上げする。値上げ幅は5~8%(品種により改定率は異なる)。値上げ…
本紙は国内タイヤメーカー4社に対し、新卒者の採用状況に関するアンケート調査を実施。各社の回答をベースに〈一覧表〉としてまとめた。 厚労省によると、25年3月卒業予定の大学生の内定率は92.6%(3月14日時点)となり、調査開始以降で過去最高の数字となった。就活市場は「売り手市場」の様相を強めるが、4社の採用活動はどうだったか。 大卒以上の事務系と技術系を合わせた採用者数をみると、住友ゴム、横…
タイヤメーカー国内4社と合成ゴム関連2社は1日、それぞれの拠点で入社式を行った。希望を胸に抱き臨んだ新社会人たちに、経営トップからエールが送られた。 ■ブリヂストン(港区のブリヂストングローバル研修センターで) 石橋秀一Global CEO「ブリヂストンの使命、『最高の品質で社会に貢献』。すべての活動の起点であるこの使命を理解し自分ごととしてほしい。ブリヂストンのDNAである『…