横浜ゴムが打音による空気圧点検にAI導入 専用アプリ開発し実証実験を開始
横浜ゴムはAIでタイヤ打音から空気圧を判定する技術の実証実験を開始した。これまでドライバーの経験に依存していたタイヤ空気圧の打音点検にAIを導入することで、適切な空気圧管理による燃費向上を図り物流業界の課題解決に貢献する考え。 トラック・バス用タイヤの空気圧の日常点検ではハンマーによる打音点検が主流となっているが、熟練のドライバーでも容易ではなく、手軽で正確に判定できる方法が求められている。 …
横浜ゴムはAIでタイヤ打音から空気圧を判定する技術の実証実験を開始した。これまでドライバーの経験に依存していたタイヤ空気圧の打音点検にAIを導入することで、適切な空気圧管理による燃費向上を図り物流業界の課題解決に貢献する考え。 トラック・バス用タイヤの空気圧の日常点検ではハンマーによる打音点検が主流となっているが、熟練のドライバーでも容易ではなく、手軽で正確に判定できる方法が求められている。 …
東京自動車タイヤ商工協同組合は19日、都内で新年賀詞交歓会を開催。全国タイヤ商工協同組合連合会の島貫昭会長、タイヤ公正取引協議会の野口文雄専務理事など来賓を迎え、組合関係者およそ30名が参加した。 開会に先立ち、参加者は昨年末に逝去した副理事長の小原衛氏へ黙とうをささげた。磯文雄理事長=写真下=は挨拶で「ことしは巳年、復興と再生という言葉で表せる。当組合が盛り上がるよう、ご指導ご協力をいただき…
日本自動車機械工具協会(機工協)と日本自動車機械器具工業会(自機工)による新年賀詞交歓会が15日、都内で開かれた=写真上=。 年頭の挨拶で登壇した機工協の柳田昌宏会長=写真中=は「自動車技術がめざましく進展するなかで整備機器もそれに追随し、より高度な対応が求められる時代となった。機械器具の校正や試験業務を適切・確実に遂行し、事故防止の啓発活動に積極的に取り組み、クルマ社会の安全確保と環境保全に…
アジアからの流入で北米・南米が低調推移 25年は回復見込み、アフリカ輸出に活路 24年の中古タイヤ輸出は逆風に見舞われたようだ。最大のネックとなったのは北米・南米需要の停滞だ。安価なタイヤの流入によって、需要が奪われた格好だ。さらに海上運賃の値上がりや国内での調達難も足かせとなった。25年は低調からの反動で回復を見込む。ただ市況の風向きに任せるのではなく、より強固な基盤を築こう…
イメージを覆す走りの良さは前後異サイズにあり CASEが進む現在、コネクテッドカーと電気自動車が注目を集める。本紙のこのシリーズではこれまで、FCEV(Fuel Cell Electric Vehicle=燃料電池車)のMIRAI(ミライ)やクラウンセダン、BEV(バッテリー式電気自動車)のBMW i5 M60 xDriveを試乗してきている。その流れを受け、国産BEVを選んでみ…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は23日、ホテルニューオータニで新年賀詞交換会を開催し、100名を上回るタイヤ業界関係者が出席した=写真上=。来賓として、経済産業省製造産業局長の伊吹英明氏、国土交通省物流・自動車局次長の久保田秀暢氏、環境省水・大気環境局モビリティ環境対策課長の平澤崇裕氏が参加した。 年頭の挨拶で登壇した山本悟会長(住友ゴム工業社長)=写真中=は次のように述べた…
PDF版配信の停止と協業による新サービスを開始 株式会社自動車春秋社では「自動車タイヤ新聞 PDF版」の配信サービス(有料)を行っておりますが、アフターコロナなど社会情勢の変化、および収益性の観点から、その業務サービスの一部をアウトソーシング化し、デジタルクリッピングの方法に移行致します。 その具現化を図りこのほど、弊社とアットクリッピング株式会社は「自動車タイヤ新聞」に掲載す…
日本自動車工業会(自工会)をはじめとした自動車5団体は7日、都内のホテルで新春賀詞交歓会を開催した。車メーカー関係者をはじめとして、多くの業界関係者が出席した。 自工会の片山正則会長=写真=は自動車業界について「カーボンニュートラルやCASE、MaaSへの対応など、事業環境はダイナミックに変化している」と指摘。同日に発表した「自工会ビジョン2035」ではそのような変化を反映し、「自動車産業の取…
TOYO TIREは東京オートサロン2025初日の10日にプレスカンファレンスを行った。この席で清水隆史社長は「マーケット動向を先取りした魅力的な商品提供をするとともに、持続可能なモビリティ社会、タイヤを通じた走りの楽しさの提供、豊かなクルマ文化の活性化へ使命を果たしていく」と語った。 同社はこの展示会を来場者とのコミュニケーションの場としている。ブース内では同社の代表商品である「OPEN C…
12月25日号で既報したように、住友ゴム工業は名寄タイヤテストコース内の屋内氷上試験施設「NICE」に冷却装置を導入した。その背景には、オールシーズンタイヤやスタッドレスタイヤの開発に際し温暖化をはじめとする環境の変化や国際基準への対応があげられる。冷却装置を導入することで、タイヤの開発効率化への布石を打った格好だ。竣工式典終了後には「シンクロウェザー」と「ウィンターマックス03」を履いての試走…
日本自動車工業会(自工会)は7日、「自工会ビジョン2035」を発表した。日本の自動車産業のおかれた状況や取り巻く環境変化の危機意識、業界をあげた危機回避のための取り組みに加え、自動車産業がモビリティ産業へと変革するなかでめざす未来の姿を描いたもの。 自動車産業は「100年に一度」といわれる転換期を迎えた。自工会では優先的に取り組む課題として、カーボンニュートラルやDXなどに関する「7つの課題」…
世界最大級のカスタムカーの祭典「TOKYO AUTO SALON 2025」が10日〜12日の3日間、千葉・幕張メッセで開催された。 1983年「東京エキサイティングカーショー」として初開催以降、今回で第43回目。自動車業界恒例の新年の幕開けビッグイベントに389社(前回378社)が参加した。幕張メッセを全館使用し、最先端のカスタムトレンドを発信。展示車両は857台(前回893台)。 タイヤ…
住友ゴム工業は8日、米国グッドイヤー社(GY)から、欧州・北米・オセアニア地域での四輪タイヤのDUNLOP(ダンロップ)商標権=写真=などを取得する譲渡契約を締結したことを発表した。1999年に結んだGYとのアライアンス契約が2015年に解消されたのを機会に欧米でのDUNLOP商標権を手放していた。今回の契約でこれを買い戻す。 住友ゴムは同日、米国にもつなぎオンラインで臨時説明会…
組合員が安心して生活を送るために 安全衛生は自分ごととして取り組みを ——24年春季生活改善のとりくみ(春とり)では前期を超える妥結結果が出た。振り返って。 「賃上げ」は新生ゴム連合発足以来、過去最高の引き上げ幅となり、定昇を含めた平均賃金方式での妥結額は加重平均1万4575円となった。加盟組合48組合中、44組合が賃金底上げを実現し、「一時金」についても25組合が要求に…