タイヤ新商品試乗レポート 住友ゴム「SPORT MAXX LUX」
走りを楽しめる、静かなプレミアムタイヤ ダンロップ「SPORT MAXX LUX(スポーツマックス ラックス)」は2月に上市されたプレミアムコンフォートタイヤ。従来の「VEURO(ビューロ)」から「SPORT MAXX」へとブランドを転換。シリーズで定評のある操縦安定性に加え、静粛性を追求した新商品だ。都内で行われた試走会では、より進化した静粛性を体感した。 「S…
走りを楽しめる、静かなプレミアムタイヤ ダンロップ「SPORT MAXX LUX(スポーツマックス ラックス)」は2月に上市されたプレミアムコンフォートタイヤ。従来の「VEURO(ビューロ)」から「SPORT MAXX」へとブランドを転換。シリーズで定評のある操縦安定性に加え、静粛性を追求した新商品だ。都内で行われた試走会では、より進化した静粛性を体感した。 「S…
走る気持ち良さをタイヤがフルに発揮 前回に続いてドイツブランドのスポーツカーについて。メルセデス・ベンツE200 ステーションワゴン アバンギャルドISG搭載モデル(以下、MB・E200SWと略)の次は、BMW M3 Competition(コンペティション) M xDrive(ドライブ。以下、表記をM3・CMと略)。前回と同様、都心から高速道路を使い街へと駆け抜けた。 &nbs…
メルセデス・ベンツE200 ステーションワゴン アバンギャルド ロングWBのステーションワゴンゆえの特性が意外なところで 前回まで2回続けて国産BEVのインプレッションを掲載したが、ホンダeと日産LEAFとの間にドイツのブランド2車種に試乗していた。メルセデス・ベンツE200 ステーションワゴン AVANTGARDE(アバンギャルド)ISG搭載モデル(以下、MB・E200SW)とBMW M3 …
EVタイヤに求められる2大特性、静粛性と省電費 前回のホンダeに続いて、今回も国産BEV(バッテリー式電気自動車)をピックアップした。日産LEAF(リーフ)。日本メーカーの本格量産BEVの草分け的存在だ。2010年に初代モデルの販売が開始された。17年にフルモデルチェンジされ現在の2代目が登場した。 BEVは今や、米国のテスラと中国の比亜迪(BYD)の2強とそれ以…
横浜ゴムは3月にプレミアムSUV向けタイヤ「ADVAN V61」(以下、V61)を発売する。同社のSUV用サマータイヤのなかで、中・大型SUV市場でのシェア獲得を狙う。発表した12月25日には神奈川県・大磯で報道陣向けに試乗会を実施。転がり実験では「BluEarth-XT AE61」(以下、BE-XT)と比べて2割ほど距離を伸ばすなど、性能向上を示した。 新車装着タイヤを市販用に…
イメージを覆す走りの良さは前後異サイズにあり CASEが進む現在、コネクテッドカーと電気自動車が注目を集める。本紙のこのシリーズではこれまで、FCEV(Fuel Cell Electric Vehicle=燃料電池車)のMIRAI(ミライ)やクラウンセダン、BEV(バッテリー式電気自動車)のBMW i5 M60 xDriveを試乗してきている。その流れを受け、国産BEVを選んでみ…
伝統の力強い走破性を継承。操縦性さらに向上 このシリーズの前々回、ホンダ・WR−Vの流れを受け、多目的車のジャンルから今回選んだのがスズキ・ジムニーだ。昭和世代のクルマ好きにとって、登場というフレーズの前に〈ついに〉や、〈いよいよ〉という副詞を使いたくなる車名に違いない。本紙がこれまで乗ってきたスカイラインGT NISMOやBMW M850i xDrive クーペなどは速さを追い求めるGTカー…
最激戦区に登場。“らしさ”を訴求 今回はPEUGEOT(プジョー)308。車名・モデル名のナンバリングを変えないのでわかりにくいのだが、プジョー308のフルモデルチェンジは先代モデルがデビューした2013年以来。日本市場ではステランティスジャパンが22年から発売する。1.2リットルのガソリンエンジン車と1.5リットルのクリーンディーゼルエンジン車、2種類の内燃機関車に加え、1.6…
インドからの逆輸入。ワンランク上に手が届く このシリーズではこれまで、フラッグシップモデルをはじめとするハイパフォーマンスカーに多く試乗してきた。しかし、市場はそのようなクルマばかりではない。ハイパフォーマンスカーと呼ばれるジャンルのほうが数量的には圧倒的にマイノリティだ。そこで今回は多数派に目を向けた。白羽の矢が立ったのがホンダWR-V。日本では24年3月から新発売されたコンパ…
クラウンセダンFCEV クルマがCASEへと大きく舵を切るなか、FCEV(Fuel Cell Electric Vehicle=燃料電池車)の車両が市場に出まわる数はまだ少ない。車両に搭載した燃料電池で水素と酸素を化学反応さ せて発電し、その電気でモーターを動かして走るFCEV。走行時に二酸化炭素を排出せず、化学結合した水のみが排出されることから、究極のエコカーとも呼ばれる。そのFCEVがクラウ…
横浜ゴムのスタッドレスタイヤ「iceGUARD 7(アイスガード セブン)」は21年9月に発売し、4年目のシーズンを迎える。「よりちゃんと曲がる、よりちゃんと止まる」がキャッチコピー。これを実現するために、「氷に効く」「永く効く」「雪に効く」の三つを特徴とする。今年2月、北海道タイヤテストセンター(以下TTCH、旭川市)で開催の「24年スタッドレスタイヤ試乗会」では、これら特徴に加え、普及が進む…
より静かで、しなやかに伸びる走り 7月、ブリヂストンの乗用車用プレミアムタイヤ「REGNO GR-XⅢ(レグノ ジーアール・クロススリー)」=以下、XⅢと略=の体感試乗会が行われた。静粛性や運転操作の心地よさを追求したXⅢで都内の一般道をドライビングし、〈新しいREGNO FEELING〉を体感した。サステナビリティ貢献を素材開発段階から組み込んだというXⅢ。モータージャーナリストの瀬在仁…
ドライ・ウエット・ノイズ、高次元で両立 「水スイッチ」で性能変化を繰り返す 住友ゴム工業は、次世代オールシーズンタイヤ「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」を10月から順次発売する。ゴムの性質を切り換える新技術、ACTIVE TREAD(アクティブトレッド)搭載の第1弾商品。前号で、オールシーズンタイヤで世界初の「アイスグリップシンボル」刻印を獲得(同社調べによ…
アクティブトレッド技術が真価を発揮 高いレベルの氷上グリップ性能を示す 住友ゴム工業は路面状態に合わせて自ら適した性能に変化するタイヤ「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」を10月1日から発売する。天候による路面の変化に合わせてゴムの性質を切り換える新技術「ACTIVE TREAD(アクティブトレッド)」を搭載した次世代オールシーズンタイヤだ。2月21日、住友ゴム旭川テストコ…