Talk About Driving モータージャーナリスト瀬在さんと、チャーミングカーに乗りながら(2)
ザ・ニュー オール・エレクトリック「ミニ クーパー SE」 「伝説のゴーカートフィーリング、再現」 昭和世代の、とくに男子にはクルマを選ぶ際に重要な要素がいくつかあった。70年代後半に巻き起こった空前のスーパーカーブームを見聞きしたが、そのころに免許をとったばかりの初心者マーカーは身のほどというものを知っている。現実路線に素直だった。本欄にも登場した国産マッスルカ…
ザ・ニュー オール・エレクトリック「ミニ クーパー SE」 「伝説のゴーカートフィーリング、再現」 昭和世代の、とくに男子にはクルマを選ぶ際に重要な要素がいくつかあった。70年代後半に巻き起こった空前のスーパーカーブームを見聞きしたが、そのころに免許をとったばかりの初心者マーカーは身のほどというものを知っている。現実路線に素直だった。本欄にも登場した国産マッスルカ…
日本ミシュランタイヤは、プレミアムコンフォートタイヤの新商品「MICHELIN PRIMACY 5(ミシュラン プライマシー ファイブ)」=写真(1)=を3月から順次発売した。16インチから20インチまで40サイズを発売中。同社は1日、栃木市のGKNドライブラインジャパンプルービンググラウンド(=GKN PG)で、メディア向けの新商品試乗会を開催。本紙は日本自動車ジャーナリスト協会会員のモーター…
足回りにFRスポーツセダンの矜持が 本欄でつづけていた、国産クーペ&セダンシリーズのトリを飾るモデルとして選んだのがレクサス IS300。1月に特別仕様車〝F Sport Mode Black Ⅳ〟が発売されてからまもない。レクサススポーツの系譜を伝えるセダンはこのISに加え、ES、LSの3車種。クーペもRC、RC F、LCの3車種。花盛りのSUVと比べると寂しい。HVの設定はあ…
スポーツ性能をフルに発揮するために 4月、トヨタ自動車はFRスポーツカー、スープラの生産を26年春限りで終了することを明らかにした。19年発表の現行A90型は国内では3代目、グローバルでは5代目にあたる。この3月に、総排気量3リットルの直列6気筒直噴ターボ付きB58型エンジン搭載に仕様を変更したGRスープラRZを登場させたばかりでの発表だ。 スープラは以前から生産終了の噂が飛び…
スペシャルティカーの要求性能に応え 日産のスポーツクーペ、GT−R(24年モデル)プレミアム・エディションT−specに続いて取りあげるのはホンダアコード。ホンダはレジェンドをはじめ、シビックやインサイト、グレイス、クラリティと、セダンの人気車種を販売していたが、それもひとむかし前。現在はSUVへと大きく舵を切っている。だが24年3月、同社は新型アコードを発表した。 …
オフテイストの外観も街乗り性能向上 TOYO TIREは軽ハイトワゴン専用タイヤ「PROXES LuKⅡ(プロクセス エルユーケー・ツー)」と、SUV用ハイウェイテレーンタイヤ「OPEN COUNTRY H/T Ⅱ(オープン カントリー エイチティー ツー)」を3月から順次発売した。前回に引き続き4月17日、栃木市のGKNドライブインジャパンプルービンググラウンドで開催された新商…
軽ハイトワゴンにもプレミアムな走りを TOYO TIREは軽ハイトワゴン専用プレミアムタイヤ「PROXES LuKⅡ(プロクセス エルユーケー・ツー)」と、SUV用ハイウェイテレーンタイヤ「OPEN COUNTRY H/T Ⅱ(オープン カントリー エイチティー ツー)」を3月から順次発売した。前者4サイズ、後者20サイズで展開する。同社は4月17日、栃木市のGKNドライブインジ…
すべてのシーンを安心安全に走るために クルマ市場は現在、SUVが隆盛をきわめる。少し前はミニバン、ハイト系ワゴンだった。昨今、クーペやスペシャルティカー、クルマの王道であるセダンはすっかり陰に追いやられてしまった感がある。そのようななかで、しかし日産GT-Rに憧れを抱くクルマ好きは多い。 クルマのルックスは結局のところ、個人の好きずき。主観だ。本紙のSNSにクルマ好きのひとりが…
走りを楽しめる、静かなプレミアムタイヤ ダンロップ「SPORT MAXX LUX(スポーツマックス ラックス)」は2月に上市されたプレミアムコンフォートタイヤ。従来の「VEURO(ビューロ)」から「SPORT MAXX」へとブランドを転換。シリーズで定評のある操縦安定性に加え、静粛性を追求した新商品だ。都内で行われた試走会では、より進化した静粛性を体感した。 「S…
走る気持ち良さをタイヤがフルに発揮 前回に続いてドイツブランドのスポーツカーについて。メルセデス・ベンツE200 ステーションワゴン アバンギャルドISG搭載モデル(以下、MB・E200SWと略)の次は、BMW M3 Competition(コンペティション) M xDrive(ドライブ。以下、表記をM3・CMと略)。前回と同様、都心から高速道路を使い街へと駆け抜けた。 &nbs…
メルセデス・ベンツE200 ステーションワゴン アバンギャルド ロングWBのステーションワゴンゆえの特性が意外なところで 前回まで2回続けて国産BEVのインプレッションを掲載したが、ホンダeと日産LEAFとの間にドイツのブランド2車種に試乗していた。メルセデス・ベンツE200 ステーションワゴン AVANTGARDE(アバンギャルド)ISG搭載モデル(以下、MB・E200SW)とBMW M3 …
EVタイヤに求められる2大特性、静粛性と省電費 前回のホンダeに続いて、今回も国産BEV(バッテリー式電気自動車)をピックアップした。日産LEAF(リーフ)。日本メーカーの本格量産BEVの草分け的存在だ。2010年に初代モデルの販売が開始された。17年にフルモデルチェンジされ現在の2代目が登場した。 BEVは今や、米国のテスラと中国の比亜迪(BYD)の2強とそれ以…
横浜ゴムは3月にプレミアムSUV向けタイヤ「ADVAN V61」(以下、V61)を発売する。同社のSUV用サマータイヤのなかで、中・大型SUV市場でのシェア獲得を狙う。発表した12月25日には神奈川県・大磯で報道陣向けに試乗会を実施。転がり実験では「BluEarth-XT AE61」(以下、BE-XT)と比べて2割ほど距離を伸ばすなど、性能向上を示した。 新車装着タイヤを市販用に…
イメージを覆す走りの良さは前後異サイズにあり CASEが進む現在、コネクテッドカーと電気自動車が注目を集める。本紙のこのシリーズではこれまで、FCEV(Fuel Cell Electric Vehicle=燃料電池車)のMIRAI(ミライ)やクラウンセダン、BEV(バッテリー式電気自動車)のBMW i5 M60 xDriveを試乗してきている。その流れを受け、国産BEVを選んでみ…