JATMAの統計、5月の生産・出荷も前年実績を上回る
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、5月のゴム量実績をまとめた。 生産量は7万1172トンで前年同月比2.3%増。国内出荷量は3万4584トンで同2.4%増、輸出出荷は3万9903トンで同1.3%増と、生産・出荷ともに微増となった。 一方で工場在庫は3万374トン、同9.1%減で前年実績を割り込んだ。
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、5月のゴム量実績をまとめた。 生産量は7万1172トンで前年同月比2.3%増。国内出荷量は3万4584トンで同2.4%増、輸出出荷は3万9903トンで同1.3%増と、生産・出荷ともに微増となった。 一方で工場在庫は3万374トン、同9.1%減で前年実績を割り込んだ。
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、4月4日から6月12日かけて行ったタイヤ点検結果を明らかにした。 「4月8日タイヤの日」にちなむ活動の一環として、道央道・輪厚PA、東北道・蓮田SA、京都縦貫道・京丹波PA、名神高速・吹田SA、九州道・古賀SA/桜島SA、山陽道・宮島SAの全国7カ所で実施した。 点検車両は乗用車系が86台(普通66台、軽20台)、貨物系が8台(小型5、軽3)の合計94台…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)が公表した、2015年から24年まで10年間の自動車タイヤ・チューブ生産販売実績データ。本紙では前回に引き続き、10年間の推移をグラフと表で可視化した。今回は市販用タイヤ夏冬用別販売本数実績にフォーカスした。 前号で市販用タイヤ販売本数実績の10年間の推移を〈グラフ〉と〈表〉で示した。これはトラック・バス用と小形トラック用・乗用車用の3品種を合算…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)はこのほど、自動車タイヤ・チューブ生産実績などの統計データについて、2015年から24年まで10年間の推移をまとめた。本紙ではそのデータをもとにグラフと表で可視化。2回に分け掲載する。 自動車タイヤの生産実績(本数ベース)推移を表したのが「棒グラフ」。この10年では、2015年をピークに新型コロナ感染期前の19年まで徐々にシュリンク傾向をみせ、コ…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、国内における2024年(1月—12月)の廃タイヤ(使用済みタイヤ)の発生量と有効利用量をまとめた。タイヤ取替時、廃車時の発生量は合計8900万本で、前年比100万本減。有効利用量は69万2千トン。「有効利用量」/「有効利用量+非有効利用最終処分量」×100で算出した有効利用率は99.6%で、前年実績に比べて0.4ポイント増加した。 〈表1〉の…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、4月の新車用タイヤと市販用タイヤの販売実績を明らかにした。 新車用タイヤ販売本数は、乗用車用と小形トラック用、トラック・バス用の3品種を合わせた四輪車合計で292万9千本(前年比3%増)となった。 3品種のなかで乗用車用は243万3千本(同3.4%増)、小形トラック用40万1千本(同5.2%増)は増加したが、トラック・バス用は9万5千本(同12.8%減)…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、25年第1四半期(1−3月)のタイヤ生産・出荷・工場在庫実績をまとめた。 第1四半期累計の生産量はゴム量で23万349トン、前年同月比1.5%増と前年実績をやや上回った。出荷は国内出荷10万8949トン、同2.2%増、輸出出荷11万9975トン、同1.0%増と、これも前年実績に対し微増を示した。 工場在庫は3月単月で3万2945トンで、同9.5%減となっ…
4月8日は「タイヤの日」。日本自動車タイヤ協会(JATMA)と全国タイヤ商工協同組合連合会などにより2000年に創設され、ことしで四半世紀もの歴史を積み重ねた。新型コロナによる感染症の拡大期間中は活動を自粛せざるを得なかったが、それが解除された現在、イベントの開催が可能となった。JATMAをはじめ、タイヤメーカーがタイヤの安全啓発に関わる各種の企画を行った。 JATMAは「タイヤ…
製品やサービスの品質を保ち、向上させていくことで顧客満足を高める。そのための方針やルール、仕組みなどを総称して品質マネジメントと呼ばれる。タイヤ販売・整備の現場でそれは「作業品質」とも言い換えられる。ひとの命を守る重要な保安部品であるタイヤは不良品を流通させてはならない。販売・整備に際しては、その作業に不具合やエラーがあってはならない。脱輪事故や空気充てん作業時の事故が発生している現状を踏まえる…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、自動車タイヤ統計資料として、2005年から2024年まで20年間の生産・出荷・輸出入実績などをまとめた。 生産・出荷(国内・輸出)実績はトラック・バス用(TB)、小形トラック用(LT)、乗用車用(PC)の各四輪車に加え、建設車両用(OR)、産業車両用(ID)、その他(農業機械用、二輪自動車用、運搬車用の合計)の各品種別と合計のタイヤ本数とゴム量について、2…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、「24年空気充てん作業時および空気補充時の事故調査」について結果を明らかにした。24年中に発生したタイヤ空気充てん作業時の事故件数は22件。〈表3〉で示すとおり、直近3年で過去最多となった。人的被害が発生した事故は8件(36%)で、これも直近3年で過去最多。死亡者はいなかったものの、重軽傷者は10名にのぼる。パンク修理作業に関する事故は8件(36%)、パンク…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は24年1月から12月に全国で実測、または目視による路上タイヤ点検を実施し、このほど結果をまとめた。 点検回数は高速道路で15回、一般道路で24回の合計39回。点検車両台数は、高速道路221台、一般道路885台の合計1106台。実測によるタイヤ点検の結果、整備不良のワースト1位は「空気圧不足」。その整備不良率は44.5%と、ほぼ半数に達した。 点検車両346…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は23日、ホテルニューオータニで新年賀詞交換会を開催し、100名を上回るタイヤ業界関係者が出席した=写真上=。来賓として、経済産業省製造産業局長の伊吹英明氏、国土交通省物流・自動車局次長の久保田秀暢氏、環境省水・大気環境局モビリティ環境対策課長の平澤崇裕氏が参加した。 年頭の挨拶で登壇した山本悟会長(住友ゴム工業社長)=写真中=は次のように述べた…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は11日、25年自動車タイヤ国内需要見通しを発表した。四輪以外の特殊車両用と二輪車用を含む国内総需要本数は1億368万本、24年見込み1億276万8千本(23年比4%減)に対し1%増と予測した。新型コロナ感染拡大期前の19年実績1億1659万9千本との対比では11%減で、踊り場が続く格好だ。 25年需要見通しの前提として、実質経済成長率を1.6%…
11月中旬、師走の寒さが広い範囲で列島を覆った。本格的な冬の到来を前に、日本自動車タイヤ協会(JATMA)は24年度の冬タイヤ装着啓発活動をスタートした。ノーマルタイヤで凍結道路を走行すればスリップや立ち往生を招き、交通渋滞、事故を引き起こす原因になる。安全のためには冬用タイヤの装着が必須だ。2012年より啓発活動に取り組んでいるJATMAでは近年、動画配信を活用するなど新たな面からドライバーに…