
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、4月4日から6月12日かけて行ったタイヤ点検結果を明らかにした。
「4月8日タイヤの日」にちなむ活動の一環として、道央道・輪厚PA、東北道・蓮田SA、京都縦貫道・京丹波PA、名神高速・吹田SA、九州道・古賀SA/桜島SA、山陽道・宮島SAの全国7カ所で実施した。
点検車両は乗用車系が86台(普通66台、軽20台)、貨物系が8台(小型5、軽3)の合計94台。整備不良車は乗用車系23台、貨物系3台で計26台、不良率は28%だった。
項目別の内訳は、「空気圧不足」が最も多く乗用車系19件(22%)、貨物系3件(38%)だった。ほか外傷2件、ひび割れ3件が見られた。
JATMAでは「空気圧不足は自動車燃費に悪影響を及ぼすばかりではなく、安全走行にも影響する」とし、ドライバーに対して、空気圧管理をはじめ日常点検の励行を呼びかけた。