
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、4月の新車用タイヤと市販用タイヤの販売実績を明らかにした。
新車用タイヤ販売本数は、乗用車用と小形トラック用、トラック・バス用の3品種を合わせた四輪車合計で292万9千本(前年比3%増)となった。
3品種のなかで乗用車用は243万3千本(同3.4%増)、小形トラック用40万1千本(同5.2%増)は増加したが、トラック・バス用は9万5千本(同12.8%減)と減少した。
ほかの品種では、建設用車両は7千本(同30%減)と大幅減で、産業両車両の1万6千本は前年実績横ばい、二輪自動車用は8万本(同2.6%増)で微増、農業機械用は3万3千本(同17.9%増)と増加するなど、ばらつきが見られた。
市販用タイヤ販売本数は、乗用車用418万4千本(同0.4%増)、小形トラック用112万2千本(同5.9%増)、トラック・バス用38万8千本(同13.5%増)と3品種すべてで前年実績を上回った。四輪車合計で569万4千本(前年比2.3%増)。
前記3品種に、建設用車両などを合わせた市販用タイヤの販売本数合計は586万4千本(同1.9%増)となった。