ピレリ、開発から20年「ランフラット技術は今後も重要に」

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ピレリのランフラット技術
ピレリのランフラット技術

 伊ピレリはランフラットタイヤの開発から今年で20年を迎えたことを機に、これまで1000種類以上のモデルを開発したことを発表した。現在は電気自動車(EV)も含めてBMWやメルセデス、アウディなど50車種以上に同社のランフラット・テクノロジーを採用したタイヤが装着されているという。

 ピレリはラリーレースから得られた知見をもとに、2001年に公道用タイヤとしてランフラット・テクノロジーを開発。それ以降、新素材や製造工程の研究開発を進め、快適性の向上、転がり抵抗低減など性能を高めてきた。

 同社では「多くのEVはバッテリーを格納するスペースの関係上、スペアタイヤを備えておらず、ランフラットタイヤを選択する自動車メーカーもいる。緊急事態でも安全走行をサポートできるため、将来の自動運転システムにおいても重要な役割を果たすだろう」としている。


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